- uchida_kawasaki
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2009年カルトーフェン論文 「ハンフォード核保留地の混合廃棄物タンクファームの作業現場のダストの微量分析」 http://t.co/AVKSprP1Jx 著者から頂いたので読んでみました。以下、アブストラクト和訳と画像を少し。
2014-05-05 17:34:14アブストラクト この研究では、放射性粒子、別名「ホットパーティクル」が、ワシントン州ハンフォードのハンフォード核保留地のタンクファームで採取された職業的ダストサンプルから分離された。
2014-05-05 17:35:22本研究では、過去に未報告であり、主に有害あるいは放射性元素で構成される、職業現場のダストの粒子のサイズと形状のデータが提供されている。環境におけるホットパーティクルの輸送は、サイズ、形状および構成に影響される。
2014-05-05 17:35:34これらの粒子の物理学的特徴についての情報は、粒子にどのような発生源の可能性があるかという洞察を与える。別々の日に採取された2つのダストサンプルから分離されたホットパーティクルが、走査型電子顕微鏡/エネルギー分散型X線分析 (SEM/EDS)を用いて分析された。
2014-05-05 17:35:59このダスト分析では、さらに、非放射性の微粒子(10ミクロン以下のサイズ)が検出され、これは主に、カドミウム、鉛、ビスマスとタングステンで構成されていた。 http://t.co/qPJWzJtJ2O
2014-05-05 17:37:13ハンフォード核保留地の核廃棄物タンクファームから採取されたダストサンプルの微量分析では、核処理と関連したウラン、トリウム、プルトニウム、カドミウム、鉛、タングステン、鉄とビスマスのような、金属の放射性と非放射性同位体を含む、人工由来の粒子が検出された。
2014-05-05 17:37:41これらの人工由来物質は、大体が1から50ミクロンのサイズ内だったが、多くの粒子は10ミクロン以下のサイズの細粒分だった。(アブストラクト終わり) 画像は、カドミウムと鉄、そして鉛とビスマスのチップの電子顕微鏡画像 http://t.co/FFfY8bdEY6
2014-05-05 17:39:04本文から。 特に興味深いのは、図1に表されているニッケルの微細管である。サイズは幅9ミクロン、長さ94ミクロンで、長さが10ミクロン以下である、典型的なアスベストの繊維より大きい。(しかし、繊維製品内のアスベストはもっと大きい) http://t.co/X7JxNxtAV3
2014-05-05 17:40:17環境有害物質・特定疾病対策庁(ATSDR)によると、5ミクロン以上の繊維の長さは、肺での瘢痕組織形成と関連しており、「幅が3ミクロン以上の繊維は、肺下部まで到達するチャンスがないので、あまり心配しなくてよい」ということである。
2014-05-05 17:40:38これはメールでの私信より。 カルトーフェン氏「ハンフォードの作業員の体に付着していたホットパーティクルや、更衣室で見つかったホットパーティクルを調べたことがある。ホットパーティクルは、作業員の自宅でも見つかっている。」
2014-05-05 17:41:16(ハンフォードでは、最近問題になっている、放射性廃棄物タンクから漏れている化学物質のガスだけでなく、ホットパーティクルもあちこちにある。フクイチはどうなんだろう・・?)
2014-05-05 17:43:01これは、論文内の、プルトニウムが含まれた粒子のスペクトラム。”low-energy saturation from nonfluorescent secondary electrons”だそう。(用語わからんので訳せない) http://t.co/8qveMAYjD0
2014-05-05 17:45:13