同期ヒョクチェさん

q @9c6o9_l0d1_ryo

社会人シリーズの１人目は同僚ヒョクチェさんです(唐突) ヒョクチェさんとは同期でしてね。入社当時から仲良しです。 男としてなんか全く意識してません。ちなみに私、彼氏いますしね。 http://t.co/1LBZMbxrWI

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

私、彼氏とうまくいってません。彼氏ね、わりと浮気癖のある人で。決定的な証拠を掴んだことはありませんけど、まぁ、女の匂いが← でもやっぱり好きだから別れたくなかったりしちゃったりして。 http://t.co/IyFEZD4w0z

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

今日もヒョクに愚痴を聞いてもらいます。ちなみに彼氏はヒョクも知ってる会社の先輩です。 「絶対浮気してると思うんだよね」 いつも私の話を笑って聞き流してくれるヒョクが、今日はろくに返事もしてくれません。 http://t.co/Z6PPIrXCX8

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

「ねえ、聞いてる？」 「……聞いてるよ」 「全然聞いてないじゃん」 誰にも気兼ねしなくてもいい２人きりのフロア。機嫌の悪いヒョクに、つい声が大きくなる私。 「……じゃあ別れろよ」 ヒョクが小さな声で呟きます。 http://t.co/vF86Ag1YZe

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

「なに……急に……」 今まで散々愚痴を聞いてもらっててもこんなこと言われたことなかった私、困惑。 「してるよ、浮気」 多分そうだろうと思ってたのに、なぜかヒョクに言われると真実を突きつけられたみたいな気分なのはなんでですかね← http://t.co/pwI4N5mxMZ

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

「俺そろそろ帰る」 「……うん。お疲れさま」 ２人の間の微妙な空気息苦しっ！！ヒョクはよ帰ってくれ！！ほんと頼むからはよ帰ってくれ！！← って思ってるのになかなかデスクの上の片づけが終わらないヒョク。 http://t.co/KEpyjlpzzs

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

「………ああ！もう！」 突然大きな声を出したヒョクに驚いて肩が跳ねるわたし。なんやねん！びっくりするでしょうが！← 「遅いから駅まで送ってく。早くしろ」 え…いや…気まずいからいらないけどと思いながらとりあえず片付け。 http://t.co/6mxvm0x1P1

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

駅までの道のりも会話がなくてほんと息苦しいったらありゃしねえ← 「……ありがと。じゃあね」 歩き出そうとした私の手をヒョクが突然掴むんですね。 「……どうしたの？」 http://t.co/750anbKrBI

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

「……なんでもない。お疲れ」 ヒョク、そのまま帰っちゃいます。 え？なに？マジでなに？気になるんですけど← わたし、ヒョクの背中をみつめてしばらく動けませんでした。 http://t.co/m6L52WjuCy

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

「おはよ…」 「…おはよ」 次の日ロビーで顔を合わせるんですけど、なんとなくぎこちない挨拶になりますよねそうですよねそりゃそうですよね← 「あのさ…」 ヒョクが何かを言いかけます。 http://t.co/DHfoYD4nx2

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

「おはよ」 ここで彼氏登場。タイミング悪いわ← 「おはよ…」 彼氏に挨拶をしている間にヒョクは先にエレベーターに。 「今日時間ありそう？」 彼氏からデートの誘いをうけてるんだけど、ヒョクが気になってしょうがないっつーんだよ← http://t.co/1jkxBrK9HM

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

(今日時間ある？) 自席につくと、さっき彼氏と約束したばかりなのにヒョクからメールが入る。 え、どうしよう。どうしたらいいのかな← 散々迷った末、私彼氏の誘いを断ることに決めました。 http://t.co/0qhfiUGIbn

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

「「おつかれ」」 乾杯してグラスに口をつけた瞬間 「…俺、見たんだよね」 何を？なんて聞かなくてもわかっちゃいましたよ。彼氏の浮気現場でしょうね。ずっと疑ってたけど、どこかで信じたい気持ちもあったんで、それなりにショックですよ。 http://t.co/nJdgesSEox

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

「……泣くな」 ヒョクの手が乱暴に私の頭を撫でますよ。 「泣いてないし…」 そう言いながらもポロポロ涙が出てきちゃってほんと止まれや涙！← 「泣いてるし」 私の頭を撫でる手が優しくなるからますます涙出るっつーの← http://t.co/iMzmGVh2ez

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

「……俺がいるじゃん」 聞き取れないくらい小さい声でそう呟いたヒョクに驚いて、おもいっきりヒョクの方を振り向いたんですよね。 「……聞こえた？」 黙って頷くと真っ赤な顔して 「冗談だし」 つってビール飲み干しちゃうのね← http://t.co/YHaBMWXJas

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

「ヒョク…」 「冗談！マジで忘れて！」 あまりに必死すぎて、なんか色々気がついちゃいますよね← でも冗談だって言われたら流すしかない。とりあえずこの日はこのまま普通に飲んで終了。 http://t.co/4WicebmJay

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

そんなこんなでも(？)私まだ彼氏と別れる決心つきません。 グズグズしてるうちに、ついに決定的な出来事が起きちゃいます。 アポなしで彼氏の家にふらっと行ったらあーた。あんた誰ってな話だわ。修羅場だわ。彼氏ピンチ← http://t.co/pjVt6RVna5

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

……のはずなんだけど、なんか意外と冷静な私← 焦る彼氏をそのままに、お別れ宣言して帰ってきちゃいます。 次の日出社すると、彼氏に待ち伏せされてました。平謝りする彼氏。 そこでヒョクチェさんの登場ですね、そうですね← http://t.co/nO54lhsuy7

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

状況把握の早いヒョクチェさん。一瞬で空気読んでくれました。 「…行くぞ」 彼氏を一睨みして、私の手を引いてエレベーターへ。 「ヒョク…」 何も言わずに手をぎゅっと握ってくれます。いけめん…！ヒョクチェさんいけめんや…！← http://t.co/IjUZk5LT39

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

向かったのは自分のフロアではなく、屋上な。 「ありがと…」 お礼を言おうと思ったところでもう涙がとまらねえぇぇぇぇえ← ヒョクチェさん、黙って抱きしめてくれました。いい奴…！ヒョクチェさん、いい奴…！← http://t.co/Gqt5HpUkti

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

そんなこんなで彼氏とはすっきり別れましたよそうですよ← そして、あら？今まで男としてなんか全く意識してなかったはずなのに、言わずもがなヒョクのことを急に意識し始めますよねそうですよね(？) http://t.co/NFDaOQtNax

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

「飲み行こうぜ？」 週末のお誘いも別に珍しくなんかないのに、なんかやけに意識しちゃうっていうね！← 「なんか今日大人しくね？」 ヒョクにつっこまれて 「別に」 とか言っちゃうんだけど動揺。私明らかに動揺← http://t.co/RQ9APHGUV0

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

駅までの帰り道、いい感じに酔っぱらいのヒョクが突然手を絡ませます。 「イヤだったら離していいよ」 なにそれ← 別にイヤじゃないけどイヤじゃないんだけど解かないとイヤじゃないってバレちゃうやぁぁぁぁぁん← http://t.co/7xUr5EymAt

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

「じゃあな」 私の頭を撫でるヒョクの手を振り払おうとします。 「やめ…」 そこまで言いかけたところでところでところでぇぇぇぇぇえ！ヒョクに引き寄せられちゃったよおい！← http://t.co/jg5LKHVSVW

拡大

q @9c6o9_l0d1_ryo

「ごめん。酔ってるな、俺」 「…酔っぱらい」 「うん。ごめん…」 そう言いながらもヒョクの腕の力は強くなるんですよね。 「苦しいんだけど」 「…うん。ごめん」 「終電間に合わなくなっちゃうよ」 「…うん。わかってる」 http://t.co/YRYYsYXaZp

拡大