英都物産①〈営業所の大倉さん〉

【1】〜【45】
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∞まゆか∞【終了】 @8mayuka8

【26】 「お前なぁっ!」 真剣な顔をしてた大倉さんが、ガクッとしたように笑った。 『だって、大倉さん彼女おるのに。』 「お前もやろ?」 ⁉︎ 「気付てへんと思ってた?」 返す言葉もない。 「お互いさまってことで、ええか?」 『え?』 「お互い、シたいことしようってこと。」

2014-03-11 14:32:00
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【27】 今ひとつ理解できない私を尻目に、さっさと靴を脱いで部屋へ入って行く。 「とりあえず、ココ、入ってもーたし。もったいないから楽しもか。」 戸惑う私をベッドから呼ぶ。 「早くおいでっ」 素直に応じてしまう私…。 大倉さんの言う通り、シたかっただけなのかな…?

2014-03-11 14:32:15
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【28】 ベッドの側まで行くと、そこに寝そべる大倉さんが居た。 「脱いで。」 ⁈ 「見てるから。」 まっすぐに見つめられて、熱くなる。 後ろを向いて脱ぎ始める私に 「あかん。こっち向いて。」 もう、下着が汚れてしまってるじゃないかと思うと恥ずかしさでますます蜜が溢れ出す。

2014-03-11 14:33:12
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【29】 下着だけになって立ち尽くしてたら 「それも。」 『電気…』 「あかーん。見えへんやろ?」 すべて脱ぎ終えると 「よく出来ました。おいで?」 って自分の隣をポンポンする。 急いで布団の中に滑り込む私。 クスクス笑いながら布団をめくる大倉さん。 「ほんま、おもろいなぁ」

2014-03-11 14:33:28
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【30】 もうっ! 布団を引っ張ってくるまる。 顔から火が出るかと思うほど熱い。 部屋の灯りが消された。 「これでいい?」 布団を剥ぎ取って大倉さんが覆いかぶさる。 見下ろされるだけで、とろけそう。 ゆっくりと顔が近づく… キスされると思って目を閉じると、その唇は私の胸に…

2014-03-11 14:33:48
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【31】 不意をつかれて、ビクッと身体が跳ねる。 「んふふ。」 私を上目遣いに見ながら、いやらく胸の膨らみを這い回る舌の動きに、自分でも驚くほど反応してしまう。 「エロい身体やなぁ♡」 そう言いながら、その指はゆっくりと胸から下へと進んでいく。

2014-03-11 14:34:02
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【32】 いい加減焦らされすぎておかしくなりそうな私は、腰を浮かせてしまう。 その様子を眺めてますます焦らす大倉さん。 「触って欲しいん?」 頷く私。 「足、広げて?」 言われるままに、大きく脚を開く。 割れ目を下から撫で上げられて、腰がくねる。 敏感な突起を優しく擦られる…

2014-03-11 14:34:36
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【33】 『…ん…//…はぁぁ…もう…』 「どうした?」 『中が…ムズムズ…する……』 「どうして欲しい?」 『…入れて…ください」 入り口で止まる指。 「自分で、入れてみ?」 堪らずに腰を動かして自分からその指を咥え込む。 「中、めっちゃ熱いで?ぐちょぐちょやな(妖笑)」

2014-03-11 14:35:01
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【34】 指を2本に増やし、わざと音を立てて掻き回される。 ん…/// ぁあ……/// 指をグイッと曲げて、一番いいところを擦られると、すぐに達してしまいそうになる。 「イッていいよ?今日は思い切り、声出していいで?」 ますます激しくされて、堪らず声をあげてしまう///

2014-03-11 14:35:21
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【35】 「良かった?」 何度も頷く私を見ると、満足そうに体制を立て直す。 「じゃ、今度は俺も♡」 私の脚を開いて腰を沈めてくる。 「こんだけ濡れてたらすぐに入るな♡」 一番奥まで挿れたまま動きを止めて、深いキスを落とす。

2014-03-11 14:35:40
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【36】 舌の動きに合わせて私の中がビクビクすると、大倉さんの顔が歪んだ。 「んっ…もう、 ムリや。」 って腰を打ち付け始める。 奥に当たって、私の中はまた… 最後に向けてますます激しくなる動きに、声を漏らしてしまう。 「…ぁっ そこ…ダメ…」 もう止めてくれない

2014-03-11 14:36:24
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【37】 『…もう…お願い…一緒に…ッ』 私の中で果てる時の、ビクビクッてなるのが好きだ♡ …やっぱり私、シたかったんやな。 妙に冷静に自己分析をしてしまう。 私って、やっぱエロいなぁ……。 彼氏、おるのに。 ごめん。 こんなの初めてで…///

2014-03-11 14:36:48
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【38】 「今日はちゃんと中でイッたやろ?」 終わってベッドに寝転んだまま、言う。 !! 「昨日、めっちゃ残念そうな顔されたからなぁ(笑)」 『そんな顔してた?!』 「うん。あの顔が焼き付いててさぁ。このまま帰されへんなって思っててん。」 『私、最低ですね…』 「最高やん(笑)」

2014-03-11 14:37:12
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【39】 「まゆかってさぁ 」 あ。下の名前で呼ばれた// 「普段はSやのに、こういう時はドMやねんな。」 『え、私…Sですかっ?』 「マルとかよく言うてるで。○○さんのツッコミは冷たいwって。」 『本社の丸山さん?あの人のギャグは、よくわかりません。』 「あっはっは」

2014-03-11 14:37:32
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【40】 「あいつのギャグに意味なんか求めたらあかんって」 『そっか。大倉さん、前は本社勤務やったんですよね?』 「うん。マルとか安田とか、今でもよく連絡とってるで?」 『飛ばされたんですか?』 「そーゆーとこッ!!」 『あ…。ごめんなさい。』

2014-03-11 14:38:13
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【41】 「(笑)別にええけどな。飛ばされたんちゃうで。飛び込み営業得意なヤツが要るから、行ってくれって言われて。」 『迷いませんでした?』 「迷わんかったなぁ。自分のこと認めてくれてるって、純粋に嬉しかった。」 『すごいなぁ』 「尊敬した??」 『いや、単純でええなぁって』

2014-03-11 14:38:57
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【42】 「マルの気持ち、わかるわぁw」 『あれ?私、冷たいですか??』 「ま、あいつは冷たくされて喜んでるけどな。あいつこそドMやから。」 『そーなんですか。』 「まゆかもほんまはドMやもんな♡」 『どっちもほんまの私です。』 「ふふ。でもMのカオ、他のヤツには見せんなよ?」

2014-03-11 14:39:14
∞まゆか∞【終了】 @8mayuka8

【43】 私の頭をクシャクシャって撫でる。 『そう言う大倉さんこそ、普段はどっちかっていうとイジられキャラやのに、めっちゃSになるじゃないですか//』 「それも、みんなにはナイショな。イジられてるぐらいがやりやすいねん。」 みんなにはナイショの大倉さんを知ってるんや、私…。

2014-03-11 14:39:46
∞まゆか∞【終了】 @8mayuka8

【44】 「まゆかってさぁ。彼氏にちゃんと言えてへんやろ? 自分がシて欲しいこと」 なんで…わかるんやろ。 「これからは俺にはちゃんと言えよ?」 これから? 「恥ずかしいとか嫌われたらとか、いらんこと考えんでいいやろ?こーゆー関係やったら。」 こーゆー関係って…身体だけってこと?

2014-03-11 14:40:06
∞まゆか∞【終了】 @8mayuka8

【45】 返す言葉が見つからない私の頬に軽くキスをして、大倉さんは服を着た。 「そろそろ、駅まで送るわ。」 身支度を済ませ、駅へと向かう。 「またな」 優しい笑顔に送り出されて帰る電車の中で、彼氏とちゃんと別れようと決めた。

2014-03-11 14:40:42