id:noirseさんによる『たまこラブストーリー』ファーストインプレッション

noirse @noirse

チョイちゃんがたまこの身体に妃のしるし（だっけ？）を見出したとウソついたのも、視覚的失調だよねとか、色々ある

noirse @noirse

0時には連投終えて脱却したかった。ミッションコンプリート。寝ます。

noirse @noirse

絶賛ばかりしてるとアレなので（あまりそういう連投ではなかったかもだけど）、ひとつだけ難点と感じた部分を挙げておきたい。たまこラの脚本は完璧、素晴らしいという感想をよく見かけるけど、自分はそうは思わなかった。中盤はわりとダレた。80分ほどの作品だろうけど、それでも長かったと感じた。

noirse @noirse

それには理由があって、娯楽向け恋愛映画（に限らない）は、ふたりのあいだに何らかの障壁があるからこそ成り立つのだ。尺が持つのだと言ってもいい。ライバルとか身分の差とかね。でもたまこラには何もない。あるとすればふたりがトゥーシャイという点しかない。それで80分持たせるのは至難の業だよ

noirse @noirse

各キャラを余さず書き込んでる点も絶賛されてるけど、むしろそうしないと尺が持たなかったと言える。でもこれ設定面でのマイナス点（それも劇場版に際しての必要悪？的な）なんで、正確には脚本の失敗とは言い難いですね。難点ではあったと思うけど。それを補うための努力が傑作を生んだというとこか。

ゲイリー芦屋 @GaryAshiya

公式発表出ましたな、遂に「たまこまーけっと」「たまこラブストーリー」の星とピエロ店内でかかったレコード曲をフルコンプしたアルバム→http://t.co/Ka11oyXy3Z 全11曲中5曲がなんだ、そう、あれっすよ（笑）。よろしくお願いします！

noirse @noirse

たまこまで聴覚といえばこれだった！ずっと待ってたんだよ。買います。楽しみ＜RT

てらまっと𝕏 @teramat

たまこラブストーリーはテレビシリーズのあんこ回と同じく、血筋や家業に呪われた少女が、恋愛にまつわる言葉遊びを通じて呪いから少しだけ解放され、人生が軽くなる話として楽しんだかもしれない

てらまっと𝕏 @teramat

甘酸っぱい青春ものとして作られてるけど、母親の死を埋め合わせるための強迫観念的な「餅」への執着が、言葉遊び的に「もち蔵」に置き換えられていくという、いい意味で頭のおかしいストーリーだった

てらまっと𝕏 @teramat

あとは、冒頭から何度も繰り返される「お尻餅」の話が、もち蔵に告白されて川に「しりもち」をつく、という中盤の展開を予告（？）していた。ブログには書かなかったけど、このあたりはテレビシリーズでも〈焼き餅→やきもち〉というのがあったはず。http://t.co/uPzq6MxHlG

てらまっと𝕏 @teramat

noirseさんがたまこラブストーリーの視覚的な要素と聴覚的な要素についてツイートしていたけれど、〈お尻餅の話題→しりもちをつく〉というのは聴覚から視覚に移行するタイプの言葉遊びで、このあたりは映画けいおんの〈鳥と赤ん坊のカット→曲名に登場する天使〉の逆パターンともいえるかも

てらまっと𝕏 @teramat

脚本や絵コンテ？段階では、おそらく「お尻餅」というセリフも「しりもちをつく」というアニメーションも両方とも文字で記されていて、それが映像化される際に聴覚（セリフ）と視覚（アニメーション）にそれぞれ変換されるのだろうか

てらまっと𝕏 @teramat

あとおもしろかったのが、顔を模した餅が幼いたまこに話しかけるシーン。これは明らかにアニメーションの寓意になっていて、人の手でさまざまに形を変える餅（アニメ）の背後で誰か（声優）が声をあてている、という。で、その声優が誰だったのか、ということが彼女にとっては決定的な意味をもっている

てらまっと𝕏 @teramat

あのときの餅は実はもち蔵でした、という身も蓋もない過去のおかげで恋愛が成就する。もちろん、励ましてくれたとか優しいとかいろいろ評価してるんだろうけど、決め手は〈餅→もち蔵〉どころか〈餅＝もち蔵〉になったことで、これは恋愛ものとしてはちょっと常軌を逸していると思った

てらまっと𝕏 @teramat

餅のこと以外考えられない「変態餅娘」のたまこが、年頃になって恋愛を知り餅狂いを卒業しました、という話ではなくて、変態餅娘を変態餅娘のまま恋愛させたのはすごいような気がする