「今こそ読みたいマクルーハン」小林啓倫著の読書メモ
「『メディアはメッセージである』という言葉は、『新しいメディアは新しい社会環境をつくり出す』というふうに言い換えることができそうです」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-05 17:12:33「僕らにとっては既に普通の存在になった、何気ないテクノロジーでも、国や文化圏が変わることで隠されたポテンシャルが引き出される場合があるわけです」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-05 17:22:49「あるテクノロジーによって感覚が拡張され、結果として感覚比率が乱されると、新しい比率によって新しい、ものの見方、が生まれ、人間の行動が変化する」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-10 08:45:56「(原始的な)人々は部族という小グループ単位で社会に参加し、また話し言葉は書き言葉より感情にあふれているので、人々は今日よりも感情的で、単発的な行動を取るとされています」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-10 09:00:40「(文字の登場による)視覚的空間…その方向性は論理的な思考を促し、今日よりも明日、明日よりも明後日の方が一歩進んでいるという具合に、段階的な進歩を促していくものであるとマクルーハンは考えました」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-10 09:20:28「古い価値観を更新する準備を怠れば怠るほど、新しい技術環境によって、より大きな苦痛がもたらされるでしょう-マクルーハン」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-10 10:12:11「実験的にいっさいの外部からの感覚を取り除いてしまうと、被験者はものすごい感覚の埋め合わせ、補充を始める。それは幻覚に他ならないーマクルーハン」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-10 10:33:29「クールなメディア、すなわちユーザーが参加することで完成されるメディアは、時にユーザーを文字通りの自動制御装置へと変えてしまうのかもしれません」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-10 10:40:16「トゥギャッターはクールなツィッターに欠けている様々な情報を補完し、ホットにしてくれるツールというわけですね」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-10 10:46:28「人間がメディアを通じて環境を目にすることになる以上、人間からは環境とメディア区別をつけることができません」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-11 10:18:34「フィルターをインターネットにしかけ、あなたが好んでいるらしいものを観察し、それをもとに推測する…予測エンジン…囲まれると、我々はひとりずつ、自分だけの情報宇宙に包まれることになる-イーライ・パリサー」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-11 10:33:51「アイデアというプローブ=探査機を飛ばし、それがまだ意識されていない環境の存在を探求するところまでがマクルーハンの役割。感知された新しい環境をどう体系化し、きれいな形に理論化するのかという点は二の次」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-11 10:58:05「テクノロジー…すべての課題に対応できるわけではない…両極端のニーズが存在し、それを同時に満たすことは物理的に不可能という場合も…どちらに注目するのか、テクノロジーが振り子のように揺れう動く…回復」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-11 12:09:02「あるテクノロジーが、弊害を生み出したり、予想外の副産物を発生させたりするのが、反転」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-11 12:10:44「デジタルメディアも…情報は文章のように追ってやってくるのではなく、音声のように一斉に、あらゆる方向から降りそそぐことに…その結果、原始的な感情と部族的な集合体が支配するら」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-11 12:27:40「現在では行為と反応がほとんど同時に起こる。いわば、われわれは現実に神経的で統合的な生き方をしている。にもかかわらず、われわれは前電気時代の古い細分化された空間と時間のパターンであい変わらず考えている-マクルーハン」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-11 12:35:23「人々の距離が短くなると、逆に彼らは粗野な態度を取るようになり、お互いに対して我慢がならなくなるのだ-マクルーハン」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-11 12:38:47「確かにソーシャルメディアは政府を見張る道具になるかもしれませんが、逆に体制側にいいように利用される危険も秘めている」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-11 13:02:57「大量の情報を前にした人間は、その真偽や妥当性をいちいち検証するのではなく、神話というイメージを作ることで情報処理の手抜きをするようになる」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-11 13:26:42「現代が神話の時代…人々を動かす立場にある人は、科学的な思考力だけでなく神話や宗教の構造を学ぶ必要があるのではないでしょうか…どうすれば人々が受け入れてくれるかを考えるわけです。神話に本当の意味で対抗できるのは、別の神話しかないのですから」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-11 13:30:23「例えば組織構造とはコミニケーションの構造に他ならず、経営層や管理者にとっては一種のメディアのようなものです。そしてその頂点に立つ人物は、組織内で最大の力を持っているように見えて、実際には末端から吸い上げられる情報に依存しています」今こそ読みたいマクルーハン、小林啓倫著
2014-05-11 13:47:48