日本で演劇のロングラン公演を見たいです。

norisaka @rodolfo99_99

I'm at 梅田芸術劇場メインホール (大阪市北区, 大阪府) http://t.co/3aV8ftMnsB

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劇団☆新感線の蒼の乱を観た。新感線演劇の嚆矢となる良作。主演俳優女優には申し分ない。んで、考えた。何故日本では、森光子先生の放浪記のようなロングラン公演（欧米のようなロングラン公演とはかなり異なる。向こうは、延々と連続で20年とかやるのをロングランという。森先生はそうでない。）

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既に何人もの先覚者たちが考察しておられる。その事情は、かなり日本の小説がなんで週刊誌の連載ものばかりなのか、という命題と似ている。東京の劇場環境を変えるために― ロングランによる演劇の産業化は可能か。／可児市文化創造センター http://t.co/QT1OXD0BV6

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要するに、欧米の演劇は、はじめからロングラン公演を目指している。日本の演劇はそうでない。はじめから二カ月くらいの公演を、劇団も、劇場も目指している。日本でのロングラン公演といえば、ライオンキングである。これは、もともと欧米からの輸入ものなので日本独特とは言えない。

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でも、わて知っているんだけれど、わてラ・マンチャの男のファンで、公演あるごとに通っているんだけれど、大阪東京あとあちこち公演で、どこも二カ月くらいなんだよね。これはロングランとは言えない。アマデウス、オペラ座の怪人。日本ではみなそうだ。細切れ公演。

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力のある脚本があるのなら、どこかが手を揚げるべきではないか？それも力のある脚本に極上の曲をつけて。新感線は良いけれど、曲が平凡だ。つか、はっきり言って、あまり力が入ってないと思う。ちゃんとした作曲家に依頼を出すべき。

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日本で初めてロングラン好演をする劇団としては、わて的には、劇団☆新感線を推したい。いのうえ先生と古田新太がどう言うかは知らないが。それも、今回の、蒼の乱は良いのじゃないか？五右衛門ロックとか、髑髏城シリーズも良いが、主演女優が物足りない。やはり天海先生あるいは和央ようかあたりか。

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歌える主演女優という点で、宝塚は人材豊富だ。いくらでもいる。真矢みきとか。問題は歌える主演俳優だよね。どうしてもジャニーズ系になるが、彼らの発声は、はっきり言って舞台向きでない。編集が必要なんだよね。あとは劇団四季か。花がないですねえ。

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ひとつの解決策としては、音楽学校のオペラ専修生をスカウトすることかな～。あとはミュージカルを目指してディズニーランドでバイトしてる人たちからスカウトするとか。スターは育てるもんですからね。ラミン・カリムルーだって、もともとは、クルーズ船のキャストだったんだからね。

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演劇といえば、チャンバラのような立ち回り、ダンスと音楽。歌。サスペンスとちょっとした人生への言及。まあちょっと不可解な人生に対するモノローグがあっても良い。短いのに限るけど。人生に対する切り込みが無ければ、ロングランは難しい。

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たとえば、ロンドンとか、NYでは、演劇というものは、観光のかなりの部分を背負っている。観劇のために、普段は開けない時間帯にレストランが開業しており、それなりに流行っている。観劇者のための送迎ビジネスも動いている。

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ある意味歌舞伎は、観光客に対する一翼を担っている。しかし、それは完璧ではない。歌舞伎には忍者が出てこないし、チャンバラも少なすぎる。これを補うのに、新感線は資格充分である。これから、外国人観光客に対しても大いに門戸を開いてもらいたい。

norisaka @rodolfo99_99

だって、あんだけ面白いんだから、単なる新感線ファンに対するだけではなく、広く世界に門戸を開いてもらいたい。それには、まずロングラン公演を達成することだと思う。二カ月公演では、普通の観光客は観られない。劇団☆新感線には、今後の日本の発展を大いに担ってもらいたいと思っている。