《避難を選べなかった子どもたちの「事情」》

原発事故発生後、避難を選べなかった子どもたちがいます。 その理由に関して、まとめて書いてみました。
3
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「父親と息子の対立と和解」というのは、確かに日本近代文学の典型的なテーマだが、 「陳腐」と言われるほど一筋縄でいくわけでもないし、 原発事故発生後、改めて新しい課題が加わった問題でもある。

2014-05-13 21:27:41
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

で、この際書いておきたいことがある。 原発事故発生後、避難しなかった子どもたちの中には、親や祖父母が避難するように呼びかけても、「仲間や友人と一緒じゃないと避難などしたくない」と考えて、避難を拒否した例も相当数存在する。 多くの場合、それは部活動に所属する中高校生だった。

2014-05-13 21:30:18
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

また、原発事故発生後、内心不安を抱えていても、避難や防護を諦めた子どもも、相当数存在したことも明記しておきたい。 多くの場合、「家族が避難はできない、不要だと言っている」という理由だった。

2014-05-13 21:32:17
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

上記2つのケースの双方に共通するのは、 避難した場合、 国や避難元の県や市町村が支援してくれるとは到底思えないし、 他の避難しない大人や子どもに申し訳ない という大人側の判断があったことも、合わせて明記したい。 国や地方公共団体からの支援は、今もほぼゼロに近い。

2014-05-13 21:34:53