2014年5月16日

太田克史さんによる「プロの現場が必要とする『大好き』のレベル」

タイトルは仮置きで。 深夜なので
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太田克史 @FAUST_editor_J

今年の春のマチ★アソビで、BSフジさんの番組「ジャパコンTV」で放送予定の、コンテンツ業界を目指す人向けのトークイベントの収録に出演したのですが、そのときサイバーコネクトツーの松山社長がお話ししていたことがずっと頭の片隅から離れないのでちょっとつぶやいてみることにします。

2014-05-16 02:26:40
太田克史 @FAUST_editor_J

サイバーコネクトツーの松山社長は「業界に入るときに「なんでもやります!」と「大好きです!」って言う人はごまんといるけれど、本当に「なんでもやる」人と本当に「大好き」なものがある人は滅多にいない」とイベントで仰っていて、僕はそのことについてずっと考え続けているのです。

2014-05-16 02:29:17
太田克史 @FAUST_editor_J

というのは、松山さんのこのご発言には僕もまったく同意で、反論しようにもできないし、する気もないからです。(^^;

2014-05-16 02:34:41
太田克史 @FAUST_editor_J

いわゆるものづくりに関わるコンテンツ業界を目指す人は数多いけれど、本当に「なんでもやる」ガッツと、「大好き」なものがある人ならば、必ずや活躍への路が拓けるはずだと僕も思います。

2014-05-16 02:35:54
太田克史 @FAUST_editor_J

ただ、コンテンツ業界を目指す人の「なんでもやる」や「大好き」と、コンテンツ業界ですでに活躍している人の「なんでもやる」や「大好き」では、言葉の示しているレベルが違うんだなあ、と松山社長のお話しを伺っていて気がつきました。そこにはものすごいギャップがあるんですね。

2014-05-16 02:37:47
太田克史 @FAUST_editor_J

たとえば「漫画が大好きです」という人がいたとして、その「大好き」のレベルはどの程度なんだろう。『進撃の巨人』や『ONE PIECE』が大好きです、というレベルなのか。それとも少年誌青年誌を週刊月刊問わずすべて読んでいるレベルなのか。プロが要求する「大好き」はやはり後者なんですね。

2014-05-16 02:43:39
太田克史 @FAUST_editor_J

当然、前者のレベルでは残念ながらプロの現場を目指すにおいてはお話にならない確率が高いわけです。でも、漫画を「大好き」という気持ちにの貴賤に関しては両者に上下はもちろんないので、そこに齟齬が出てしまうわけなんですね。

2014-05-16 02:46:39

小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi

@FAUST_editor_J 厳しいですよねえ「なんでもやる」。僕はTRPGなら何でもやれるつもりでしたが、DTPとイラストが出来ないので「なんでも」にはたどり着けていません。ダ・ヴィンチへの道は遠いです

2014-05-16 02:47:42
太田克史 @FAUST_editor_J

「DTPとイラストができない」ことに自分が気づくにはまずやってみないとわからないですよ、ということです。RT @u_kodachi 厳しいですよねえ「なんでもやる」。僕はTRPGなら何でもやれるつもりでしたが、DTPとイラストが出来ないので「なんでも」にはたどり着けていません。

2014-05-16 02:49:36
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi

@FAUST_editor_J いや、やらないって選択肢はないじゃないですか! 志望するからにはとりあえずプロと同じもの作ろうとして挫折するのはデフォルトだと思うんですよ。そういうものではないでしょうか(熱弁)

2014-05-16 02:52:18
太田克史 @FAUST_editor_J

それが……案外あったりするんですよ!(^^; RT @u_kodachi いや、やらないって選択肢はないじゃないですか! 志望するからにはとりあえずプロと同じもの作ろうとして挫折するのはデフォルトだと思うんですよ。そういうものではないでしょうか(熱弁)

2014-05-16 02:53:22
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi

@FAUST_editor_J そういうものであると盲信して生きていたいです。そしてヒマがあったらせめてInDesign使えるようになりたいです

2014-05-16 02:55:27
太田克史 @FAUST_editor_J

In Design』については、僕は一時期日本の『In Design』使いの中で確実に十指に入っていたことがあるんですよ。(本当)RT @u_kodachi そういうものであると盲信して生きていたいです。そしてヒマがあったらせめてInDesign使えるようになりたいです

2014-05-16 02:57:36
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi

@FAUST_editor_J すごい! そのうち飲んだ時にでもどこから勉強したらいいのか教えてくださいまし

2014-05-16 03:00:44
太田克史 @FAUST_editor_J

なぜならその当時、日本で『In Design』を使っている人は20人いなかったから……(・・) RT @FAUST_editor_J: In Design』については、僕は一時期日本の『In Design』使いの中で確実に十指に入っていたことがあるんですよ。(本当)

2014-05-16 03:01:05
太田克史 @FAUST_editor_J

『In Design』の黎明期、僕が『In Design』を使ったときに出てきた意見や感想はアドビの方にインタビューされて、その後のバージョンアップに生かされたり生かされなかったりしたんですよ。日本のDTPの発展に影響を与えたり与えなかったりした俺Sugeeeeeeeeee!!

2014-05-16 03:04:14

太田克史 @FAUST_editor_J

やったうえで「できない」。のはしょうがないし誰にだってあることだけれど、やらない人にかぎってすぐに「できない」を口にするのは今まで何度も見てきました。

2014-05-16 02:51:09
太田克史 @FAUST_editor_J

松山社長も同じような景色をみてきたのかなー。とあれからずっと考えています。

2014-05-16 02:52:08
太田克史 @FAUST_editor_J

大学時代の僕の先輩は、深夜のコンビニに毎日通い詰めて、五年間「すべて」の漫画雑誌を残さず立ち読みしていたという猛者でした。(立ち読みだったのは勘弁してあげてください。苦学生だったのです)彼はその後出版社に入って月刊漫画誌の編集長になりました。漫画をほんとに大好きな人でした。

2014-05-16 03:05:15
太田克史 @FAUST_editor_J

いわゆるコンテンツ業界を目指すにおいて、自分には「大好き」なことがあることを証明する突き抜けたエピソードを学生時代につくっておくのはよいことかもしれないですね。何かひとつでもいいんです。

2014-05-16 03:08:26
太田克史 @FAUST_editor_J

ともあれ、サイバーコネクトツーの松山社長は業界の未来や後輩に対して愛情にあふれた熱い人だなあと感銘を受けました。表に出るトークイベントなどは僕は大の苦手なのですが、今回のマチ★アソビのトークイベントは出演して本当によかったです。

2014-05-16 03:13:03
太田克史 @FAUST_editor_J

待っていたメールが届かなかったのついTwitterに励んでしまった……だが、それがいい!(・・)

2014-05-16 03:16:25

コメント

小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi 2014年5月16日
ちなみに補足しておきますと、僕もコンシューマやエロゲやアニメではほとんど何も出来ないですからね!(笑) 文章書けるだけであります! 為念!
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言葉使い @tennteke 2014年5月16日
なんかひっかかる。現実には無理だろうけど、「なんでもやります!」という人に「じゃぁ三年間仕事はお茶くみだけ、仕事は一切教えない。技を盗んでもらう。途中で辞めたら違約金払ってもらうよ」と言える気概があるのか。
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コペッティ@ワンダーハースボードゲーマー @copetty 2014年5月16日
最近【ものづくり】という言葉のあまりにもやっとした広範囲感に戸惑いました。 …それはそれとして、なんでもしますっていうのは雑用とか、したいこと以外の所属会社の運営などの他業務だと思ってたんですが、そんな丁稚奉公みたいなのを他人に要求するなら他人を使うって発想が間違ってると思います。
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Earl @collbrande 2014年5月16日
> tenntakeさん、copettyさん コメントありがとうございます。 ただ、これは本来の業務外の雑用だろうと率先してやれという趣旨の話ではないと私は捉えています。 自分の担当する作業における課題に対して自主的に動けるかどうか、ではないでしょうか。
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Earl @collbrande 2014年5月16日
世の中にはWindowsの操作も覚束ないままIT企業にパートナーとして来る人もおり、流石に実務に携われないので自習をお願いしたのですが「自宅に帰ってまでPCに触りたくありません」と断られました。彼の「何でもやります」は『そのレベル』だったと言うことです。流石にお帰り願いました。
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Earl @collbrande 2014年5月16日
もちろん、これは私の捉えた内容ですので、太田さん、ひいてはサイバーコネクトツーの松山社長の認識と違うかもしれません。 tenntakeさんやcopettyさんの意見が間違っていると指摘するものでもありません。 こういう意見もある、という程度に読んでもらえれば嬉しいです。
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Tsuyoshi CHO @tsuyoshi_cho 2014年5月17日
プロに登る前に脱落すべき業界もあろうけど、なるタイミングで「(未経験だけど)なんでもやる」、「(ディープとはいえないが)(かなり読んでてどれも)全部好き」はまだアリだとは思う。というかその業界がディープしかいなかったら、それはそれで回らない気もするし。もちろんトークセッションで言う内容がそうでないといけない、とは思わないので、まあいいんだが。
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tarosuke @tarosukenet 2014年5月17日
プロの「なんでもやる」てのは「目的を達成するためにできることは何でもやる」であってそこから外れた「何でもと言ったな( ̄ー ̄)ニヤリ」ではない。これがわかんねー奴はどれだけ稼いでいようとあらゆる分野でアマチュアだ。
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