安倍政権が狙う集団的自衛権行使はアメリカのために日本が世界中で軍事力を行使するためのもの

NHK「news Watch9」を見ていると、安倍政権のやりたいことがよくわかります。昨夜の「news Watch9」の集団的自衛権の報道の一部を紹介
17
国公一般 @kokkoippan

渡辺治氏:解釈改憲の限界を突破するには、明文改憲を行うしかないということで、登場したのが第1次安倍政権です。ですから、第1次安倍政権の明文改憲政策は、まさにアメリカの強い圧力と苛立ちを受け止めて、小泉までの政権でできなかった解釈改憲の限界を突破するというものでした。

2014-05-16 15:55:40
国公一般 @kokkoippan

渡辺治氏:第1次安倍政権の明文改憲はものの見事に失敗します。安保闘争のような数十万の人間が国会を取り囲む状況にはならなかったけれど、九条の会が全国で7,500もつくられる。そしてその九条の会が全国津々浦々で様々な形で集会や9の日行動を行うようになりました。

2014-05-16 15:56:39
国公一般 @kokkoippan

渡辺治氏:明文改憲の最後のハードルである国民投票を行っても、改憲反対の方が賛成よりも多いという状況がつくられてしまうので、明文改憲に打って出られない。こうした国民的な運動がつくりだした状況の中で、第1次安倍政権における明文改憲政策はものの見事に破綻しました。

2014-05-16 15:57:21
国公一般 @kokkoippan

渡辺治氏:今回の第2次安倍政権は、そのリベンジとして登場したのです。目標は同じで、集団的自衛権の行使を容認して、軍事行動できなかった自衛隊を、今度こそアメリカ軍と共同の軍事行動を行える軍隊に変える。「戦争をできる軍隊」に自衛隊を変えることが、安倍改憲の大きな目標です。

2014-05-16 15:57:50
国公一般 @kokkoippan

渡辺治氏:自衛隊が侵略の銃をとらない、海外で軍事行動をとらないことによって世界の平和を実現するのではなくて、逆に自衛隊が海外で軍事行動をすることによって、国際的な平和を実現するというのが安倍政権の「積極的平和主義」。集団的自衛権によって米軍と共同で軍事行動をとることを宣言した言葉

2014-05-16 16:00:06
国公一般 @kokkoippan

渡辺治氏:未曾有の財政破綻と、国民の厭戦意識、反戦意識が強くなったアメリカ。この2つの結果、オバマ政権は今までの戦争政策を転換せざるを得ない事態に直面しているのです。 http://t.co/hFt9dM8m1m

2014-05-16 16:03:08
国公一般 @kokkoippan

渡辺治氏:第1の転換は、直接介入主義の放棄です。アメリカのこれまでの戦争政策を、基本的に私は「直接介入主義」と呼んでいます。大企業本位の世界秩序を維持するために、米軍が直接出て行って、場合によっては武力行使をしてでも維持を図るという方式です。これを転換せざるを得なくなりました。

2014-05-16 16:03:51
国公一般 @kokkoippan

渡辺治氏:多国間協調・肩代わり・リバランス戦略・アジア太平洋重視戦略等から、対日政策は大きく変わることになります。 http://t.co/hFt9dM8m1m

2014-05-16 16:41:34
国公一般 @kokkoippan

渡辺治氏:「肩代わり戦略」で日本を米軍の手下にする。日本にカネを出させてアジア太平洋地域における防衛分担をさせカネだけでなく集団的自衛権を早く認めさせ日米共同軍事行動でヒトの面からもできるだけ日本に分担させるという形の要請が出てきた http://t.co/hFt9dM8m1m

2014-05-16 16:44:37
国公一般 @kokkoippan

渡辺治氏:集団的自衛権を早く認めろというアメリカの90年以来の要求は、少し形を変えて、「共に血を流せ」ではなく「アメリカの代わりに手下として軍事行動せよ」という要求として集団的自衛権を要求している http://t.co/hFt9dM8m1m

2014-05-16 16:45:22
国公一般 @kokkoippan

渡辺治氏:60年間で政府自身が認めてきた解釈を、ちゃぶ台返しでひっくり返すことによって、自衛隊を戦争できる軍隊にするというのが、安倍政権の今回の解釈改憲の大きなねらいだということです。 http://t.co/hFt9dM8m1m

2014-05-16 16:47:17