榊一郎氏による創作のヒント「換骨奪胎」(パクリじゃないよ!)

#sousaku タグを付けられていたツイートをまとめさせていただきました。
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榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

まあ、これで剣士やそれに類する近接戦闘技能者の必要性が出てくる訳で。この設定によって「剣と魔法のファンタジー」が成立する事になる、と。 #sousaku

2014-05-17 23:10:38
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

同時に、担当さんが求める「正当派ファンタジー」の基本として、やはり主人公には剣を持たせて欲しい、と言われておりました。ただ、これをこのままやると、棄てぷりのシャノンになりかねないので、敢えて「シャノンの記号」を外す、その反対を設定する、という行為に出る。 #sousaku

2014-05-17 23:12:11
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

具体的には「刀」にはしない、戦い方を剣士たるシャノンのイメージから変えるという意味で、「剣は持っているけれど、それだけに頼らない」「あるいは剣は持っているけれど二本」というアイコン的な部分を考えていき、「だったら忍者で」という発想に至る訳です。 #sousaku

2014-05-17 23:14:21
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

また、棄てぷりは、御存知の方も多いですが、「龍王杯」という短編競作企画が初出なので、主人公とヒロインに「出会い」を設けていません。最初からシャノン、パシフィカ、ラクウェルはパーティ状態で出てきます。なのでこれも変えよう、というか具体的には、王道中の王道、 #sousaku

2014-05-17 23:17:10
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

ボーイミーツガールをやろうと。棄てぷりでは尺の問題で出来なかった訳ですから。となると、主人公とヒロインが出会う王道展開を、先の設定から逆算して作る。ヒロインが主人公と出会う際、「魔法使いが、前衛の近接戦技能者が居るからこそ、実力発揮出来る」話を組む。 #sousaku

2014-05-17 23:19:17
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

当然ながら、ヒロインの弱点である「身動きしにくい」事をより明確化する為に、二人が戦う相手は、機動力がある相手の方がいい。ついでに、その「敵」が独自の世界観を表示するものであれば、なお効率的。という事で、棄獣が最初の敵として決定。 #sousaku

2014-05-17 23:21:19
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

ちなみにあの、空間を駆けるユニコーンは、「虚無戦史MIROKU」の中に出てきた九龍忍群の忍馬が元のイメージです。枝の上に馬が乗っている、というビジュアルがすんげえインパクトあったもので。 #sousaku

2014-05-17 23:22:36
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

まあ、そんな風に考えながら、第一巻を作っていった訳です。当然、棄てぷりでは「おっとり天然系」の「姉」だったラクウェルポジションのキャラが、今回は「無表情ヤンデレ風味」の「妹」たるアカリになってるのも、基本のキャラ配置は押さえつつ、逆を狙った結果です。 #sousaku

2014-05-17 23:24:47
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

作劇上、あるいはコンセプト上、逆に出来ない処は勿論あったりしますが(シャノンもトールも黒装束とか)、逆転させた方が面白い部分(要素・部品)も多いので、敢えて、片っ端から逆転させていく。その上で、整合性がとれるように、設定を詰めていく。 #sousaku

2014-05-17 23:26:45
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

結果として、「作品の方向性は同じだが」「見た目は全然違う」「違う点に整合性をとっていけば、結果的にドラマや、話の流れも変わってくる」ものが出来上がる訳です。 #sousaku

2014-05-17 23:29:17
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

これを、私の場合は棄てぷりという自分の作品でやった訳ですが。投稿者さん達は、他人の作品でやってみるのはどうか、という事です。まあ、具体例を他にもリアルタイムで挙げた方がいいのかもしれんけど、さてなあ。他人様の作品は迂闊にいじれんし。著者のOKもらってりゃ別だが。 #sousaku

2014-05-17 23:30:43