ラブライブ! で XENOGLOSSIA したら
- Shishi_shiori
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iDOLは宇宙から飛来した高硬純度エネルギー鉱体(通称アウリンの欠片)を核に地球外侵略体戦用に生み出されたアイドルフレームを施した大きさ約39mの機動兵器の名称。
2014-05-20 10:20:47アウリンの欠片は世界中に飛来し各国家が秘密裏に保持していて、それを元に作られたiDOLは条約に触れない戦争決着の最終兵器として製造されていたよ。
2014-05-20 10:22:46地球上に降り注がれる隕石片(ドロップ)の排除を表向きの名目として各国は協力関係を結んだんだね。 しかしフランスチームによるドロップ除去作業中、ドロップの中に仮死状態で眠っていた宇宙侵略体を目覚めさせてしまったね。
2014-05-20 10:29:09それによってフランスiDOLチームは壊滅。乗組員も死亡してしまうんだね。 地球に降り立った宇宙侵略体をなんとか葬り事なきを得たが、事態を重く見た各国政府は事実を隠蔽。アイドルフレームの強化とiDOLのさらなる研究を始めたんだね。
2014-05-20 10:34:23──アウリンの欠片には個々の『人格』がある。 研究の末、冗談のような答えを叩き出した科学者たちはパイロット候補者へ技術以上にアウリンの欠片との相性を求めるようになった。
2014-05-20 10:39:16そこで注目されたのが「アイドル」。 大衆の心をつかんで離さない魅力を持つアイドルならばアウリンの欠片との相性も合いやすいのではないか、と。 実験は成功。 アイドルを乗せたiDOLは今まで以上の性能を見せた。
2014-05-20 10:43:48更に、アウリンの欠片はより若い個体を好むことが判明。 政府は、戦闘の負荷に耐えることのできる肉体を持つ最低のライン、ちょうどハイスクール生を対象にしたアイドル活動を推奨。スクールアイドルという活動を押し進めた。
2014-05-20 10:46:50各国は、対宇宙侵略体迎撃機動兵器パイロット育成計画を『ラブライブ計画』『ラブライブプロジェクト』と呼称した。 それは、母なる大地『地球』をまもり『生きる』を愛することを目的とする極秘計画であったんだね。
2014-05-20 10:53:44それから数ヶ月、9つのアウリンの欠片を保持していた日本政府はまず目につけたスクールアイドルはA-RISE。UTX学園代表のスクールアイドルだった。
2014-05-20 10:56:39しかしA-RISEのメンバーは三人。残り6つのiDOLを一体誰が…? そんな時、突如浮上してきたスクールアイドルグループ『μ's』。 荒削りながら魅力的な歌声とダンスを持ったμ'sに目をつけた政府はこの9人から残りに6つの穴を埋めようと考えた。
2014-05-20 11:00:15選抜された6人は、『穂乃果、ことり、絵里、希、凛、真姫』。 9人の候補者が出揃った日本政府は着々と対宇宙侵略体戦の準備を進めていった。 (計画は極秘ゆえ選抜された人間にしか聞かされず、にこは選抜されなかったことに憤慨落胆。花陽、海未は応援)
2014-05-20 11:06:09しかし、対宇宙侵略体云々の存在以前に自国の地位上昇を目論んだ中東国が団結しがiDOLによる攻撃をアメリカに仕掛けた。 人類が窮地の間際最悪な内戦だった。
2014-05-20 11:10:40中東国の反乱を封じ込め、没収したiDOLを手にし戦力増強に成功したアメリカだったが、戦闘の際、貴重なiDOLのパイロットを失くしてしまう。 自国のスクールアイドル活動があまり盛んでなかったアメリカは、他国からスクールアイドルの選り抜きを目論んでいたんだね。
2014-05-20 11:14:27同時期、日本のスクールアイドル『μ's』は内部分裂の危機にあった。 にこのアイドル活動にたいする意識の喪失、そして告げられたことりの留学(アニメ)、穂乃果の絶望(アニメ)。 そんな時、地球に再び飛来した宇宙侵略体。それは日本へと落ちた。
2014-05-20 11:23:24突然の初出撃。 グループの歩調もバラバラなμ'sをかばうが如く、A-RISEの三人は前線を維持し戦うが、完全な連携も取れず、宇宙侵略体の数もあって苦戦を強いられる。
2014-05-20 11:32:55満身創痍の末、あらかたの宇宙侵略体を片付けた9体のiDOL。帰投命令を受け安堵のため息をついた直後、耳障りにけたたましく鳴る警告音。 宇宙侵略体の第二波がせまっていた。
2014-05-20 11:33:14やはりμ'sをかばい戦うA-RISE。しかし数の差に抵抗虚しく落とされてしまう。 iDOLに乗る者としての先輩、そしてあこがれのスクールアイドルがやられたという事実に驚愕恐怖絶望。もはや戦意など欠片も残っていなかった。
2014-05-20 11:37:01このまま死んでしまうのか。日本はこのままやられてしまうのか。 誰もがそう思った時、誰もいないはずの避難区域から高らかな歌声があがる。 『産毛の小鳥たちもいつか空に羽ばたく 大きな強い翼でとぶ』 それは、μ'sの仲間。にこ、海未、花陽。 彼らもまた、戦っていたんだね。
2014-05-20 11:45:18『諦めちゃダメなんだ その日が絶対来る 君も感じてるよね始まりの鼓動』 9人でμ'sだった。9人でμ'sなんだ。 みんなでやればできないことはない。
2014-05-20 11:50:51『明日よ変われ希望にかわれ』 戦意を取り戻す9人。6体のiDOLは遥か上回る数の宇宙侵略体を相手に善戦する。 『悲しみに閉ざされて 泣くだけの君じゃない』 3人の歌がiDOLを強くしている。気持ちではない、実感。
2014-05-20 11:52:38第二波を退け、続く第三波が現れる。 まだ、やれるよね? 『きっと君の夢のチカラ 今を動かすチカラ 信じてるよ だからSTART!』 再び立ち向かう6体。 その時、第三波を蹴散らす新たな影。 それはアメリカのスクールアイドル。16体のiDOLだったんだね。
2014-05-20 11:58:58敵増援がないことを確認した政府は9体のiDOLに再度帰投命令を送る。直後、米国政府からの通信を受け衝撃を受けるんだね。 一方その頃、現地では。 穂乃果「え、えっと……。今、なんて?」 アメ女「──コトリ・ミナミ。いえ、南ことりを貰うわ、μ's」
2014-05-20 12:07:52助けなければ死んでいた。抵抗は無駄だという。負傷したiDOLにパイロット、人目でわかる戦力差。それらを理解しているからこそ何も口に出せないμ'sの面々。 穂乃果「ことりちゃん!」 ことり「大丈夫だよホノケチェン……。地球を守るのはどこにいても一緒」
2014-05-20 12:12:37ほぼ自力で動くことのできないことり機を抱え背を向けるアメリカのiDOL。 ことりの正論すぎる言葉に、誰も、文句の一つも挙げられなかったんだね。 政府が受けた通信内容は、南ことりをアメリカに引き抜くという事。留学の件もありなんの問題もないだろうということだった。
2014-05-20 12:17:21