【IVS 2014 Spring】Session9 アジアの子どもたちを救い続けて20年の医師が語る、これからの国際人道支援

Nobi Hayashi 林信行 @nobi

顔の腫瘍が大きくなり顔が変形し、吉岡さんも救えず亡くなった子。その最期の日々の様子を著書「救う力」から朗読。病気は子供だけの問題でなく残された家族の問題でもある-吉岡秀人氏 #ivs amazon.co.jp/gp/product/433… pic.twitter.com/PuGfvpk940

拡大

🍺 ikehaya@TVアニメ放送開始！ @IHayato

#IVS 吉岡さん：幸せを短くてもいいから、家族にも子どもたちにも感じてほしいと思ってやっています。同じように癌の子どもを診てきました。日本でも、子どもたちが闘っています。亡くなった子どもを繰り返し見送ってきました。何かできないかを考えつづけています。

Nobi Hayashi 林信行 @nobi

吉岡: 末期ガンと戦ってる間の思い出すのも辛い期間に少しでも楽しい思い出つくることで生きたいい証になるんじゃないか。日本でも同じじゃないかと、すまいるスマイルという事業を始めた。japanheart.org/projects/smile… #ivs pic.twitter.com/Fcl0cxoRuu

拡大

🍺 ikehaya@TVアニメ放送開始！ @IHayato

#IVS 吉岡さん：子どもが死ねば、家族が何年も苦しまないといけません。寂しい想いをしなくてはなりません。それが見えてきたんですね。あるとき、空港でたまたま、以前診た、癌でお子さんをなくしたお父さんにお会いしたんです。

🍺 ikehaya@TVアニメ放送開始！ @IHayato

#IVS 吉岡さん：その直前、パッと通帳を見たら、死んだ息子さんの名前で8230円の振込があったんですね。この値段は中途半端で珍しいな、と。空港で聞いたら、「死んだ子どもが貯めていたお金なんです」と仰っていました。寄付は怖いな、できるだけ現地で使わないとな、と気を引き締めました。

🍺 ikehaya@TVアニメ放送開始！ @IHayato

#IVS 吉岡さん：10年前、僕は変わり者でした。黙殺の対象でした。ところが最近学会から呼ばれはじめました。これは日本外科学会の写真です。やっていることは変わりませんが、時代が変わってきたと思います。

🍺 ikehaya@TVアニメ放送開始！ @IHayato

#IVS 吉岡さん：20年という期間は本当に長いです。そして早い時間です。今僕が感じるのは、とにかく、この瞬間を納得できるように生きているか、です。今という瞬間に一期一会しているということです。今を妥協しない、その積み重ねだと思います。

🍺 ikehaya@TVアニメ放送開始！ @IHayato

#IVS 吉岡さん：遠い国の人の命を救うことは、日本に人の命を大切にする文化を育むことなんです。戦争の末期に、日本人を見捨てて殺していったわけじゃないですか。最後に命を守るのは、文化の力だと思います。関係ない命ではなく、僕ら自身のための人道支援だと思っています。

🍺 ikehaya@TVアニメ放送開始！ @IHayato

#IVS 吉岡さん：それが長年続けていて、到達しているポイントです。次にお話するときは、もっと違う地点にたどり着いているかもしれません。ここまででたどり着いたのは、今の活動は自分の子孫のための活動である、ということです。