日本図書館研究会特別研究例会「これからの日本図書館協会」(森茜氏(日本図書館協会理事長))(2014.6.1) #NAL2014_特別研究例会

南 亮一氏( @cityheim )のツイートを中心にまとめました。 日時:2014年6月1日(日)10時30分~12時00分 会場:京都大学文学部新館第1講義室(吉田キャンパス本部構内) テーマ :これからの日本図書館協会 発表者:森 茜氏(日本図書館協会理事長) 続きを読む
2
リブヨ @libyo

【まもなく】日本図書館研究会特別研究例会「これからの日本図書館協会」森茜氏(日本図書館協会理事長)6月1日(日)10:30~12:00、京都大学文学部新館第1講義室。 libyo.jugem.jp/?eid=1388

2014-05-30 23:07:57
南 亮一 @cityheim

日本図書館研究会特別研究例会開会。森茜理事長による「これからの日本図書館協会」。nal-lib.jp/events/reikai/… #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 10:37:35
南 亮一 @cityheim

森理事長による、京都とのなれそめ。左京区に幼少期お住まいになっていたとのこと。塩見先生から理事長職を受け継ぐ。日図協のこれまでとこれからを考えてみたい。#NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 10:39:03
南 亮一 @cityheim

最初に125年の「功罪」。JLAの125年を「色分け」。1980-2000の特色と2000-の特色に触れる。この情報共有により、公益社団法人化により顕在化した「問題」があぶり出される。 #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 10:41:49
南 亮一 @cityheim

慢性的赤字体質、運営感覚の欠如、欠如していたコンプライアンスの問題がなぜ起きたかがわかる。その後、21世紀の社会構造に沿ったあり方について。 #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 10:43:00
南 亮一 @cityheim

125年の功罪。JLA-HPにある「歴史」jla.or.jp/jla/tabid/226/…を、組織運営・図書館思想・図書館事業の3つに色分け。 #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 10:44:53
南 亮一 @cityheim

1892年にライブラリアンの専門家による集団として、世界で3番目に誕生。M39年に最初の全国図書館大会。1904年に図書館雑誌創刊。M41に「日図協」に改称。1914に図書選定事業開始、1929にIFLA加盟、1930に社団法人化。 #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 10:47:51
南 亮一 @cityheim

1945に財団法人化して国の管轄に、1947に社団法人に復帰。1950に「図書館法」制定。これには戦前からの運動が結実。また、日本十進分類法制定。 #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 10:50:29
南 亮一 @cityheim

1954年には図書館の自由宣言採択。これもJLAの大きな叡智かと思う。1963に「中小レポート」発表。また、『現代の図書館』刊行。これも機関誌(研究機関誌)という位置付け。図書館雑誌にも研究成果的な発表が許されているように、『雑誌』との差は微妙。 #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 10:53:03
南 亮一 @cityheim

1970には『市民の図書館』発行。文科省から「望ましい基準」が出されるまでの指針として、「中小レポート」とともに活用された。 #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 10:54:28
南 亮一 @cityheim

1971には「図書館記念日」(4月30日)制定。それから1ヵ月間を振興月間と位置付け。1973に図書館会館竣工。 1979には「自由宣言」改訂。1980には「倫理綱領」。児童図書館養成講座開講。建築研修会開講の趣旨は「建物は思想の現れ」。 #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 10:57:54
南 亮一 @cityheim

1981にはJ/M頒布開始。1982年には図書館年鑑発行開始。1985年にはIFLA東京大会。このように発展していった。 #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 10:59:18
南 亮一 @cityheim

1989年「公立図書館の任務と目標」。これも文部省が基準を示さないのに業を煮やして。また、著作権処理済みビデオ頒布開始も。そして1992年には100周年記念事業。100年の総括をおこなった。#NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 11:01:14
南 亮一 @cityheim

1997には「テキストシリーズ」刊行開始。研究者集団としての日図協の成果として敬意を表している。1998年には中央区新川に新会館を開館。2000にはメルマガ創刊。 #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 11:02:41
南 亮一 @cityheim

2004にはディスカバー図書館。何と言っても画期的だったのは2010の認定司書事業。2011に「Help-Toshokan」。現場に赴いて支援する方向。今に至る。 #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 11:04:55
南 亮一 @cityheim

2012の暮れにようやく文科省が「望ましい基準」改定。広く一般公募するとともにJLAには別個の打合せ会、意見交換会を開催。改定にあたっては文科省と直接面談し、反映。2014には公益社団法人化。また、「望ましい基準」活用の手引き刊行。 #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 11:07:09
南 亮一 @cityheim

125年の歴史の中で特色のあった時期をみてみたい。1978からの栗原体制の特徴は、新しい収益事業を開始したこと。2000以降は塩見体制。理事長就任前から。塩見体制のときに思想に関わる事業が多い。栗原体制は収益事業。#NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 11:11:23
南 亮一 @cityheim

1954の自由宣言が思想関係の最初。1963の中小レポート、1970の「市民の図書館」、1979の自由宣言改定と1980の倫理綱領。塩見先生は理事長ではないが、図書館振興の基本構想が作られるところ。敬意を持っている。 #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 11:13:11
南 亮一 @cityheim

顕在化した問題について。公益以降のとき2009にヒラ理事・公益法人化事業の中心的役割。国連大学での法人化の実績あったので、どういう法人像が要求されるのかの整理を始めた。新しい法人化は構成員の利益ではなく不特定人の利益を求めている。 #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 11:15:42
南 亮一 @cityheim

そこで各委員会等の活動を調査。特定人のみの公開になっていたものを不特定人にも認めるところを直せばOK。 #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 11:16:32
南 亮一 @cityheim

次は財務体制。これはやっかいだった。期間が限られていた中、文科省が財務運営の再チェックを始めた。その結果、表面に出ていない累積赤字の問題が出てきて、これを改善しない限りは公益社団法人化できないこととなった。収入より大きい赤字構造。 #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 11:18:00
南 亮一 @cityheim

表面化しなかったのは、図書館を基盤としていたから。国や地方自治体もかつては借金返済の先送りをしていた(国や自治体だから必ず払ってもらえるとの期待から)のと同じ構図。 #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 11:19:21
南 亮一 @cityheim

2012夏に発覚、9月の常任理事会ですべてを明るみにし、対応することに。法人運営に携わらない人には解決策はわからないもの。10月に再建計画を立てた。一番辛かったのは職員の給与。栗原体制始まるときに州英気事業開始。就業規則は1971年のまま。#NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 11:22:08
南 亮一 @cityheim

このためJLAの給与が高水準のままだった。機関収入の7割を機関支出に充てるのが明確になっていたが、JLAは1971年に国家公務員と同じにして見直していなかったため、人件費の比率が極めて大きくなっていた。収益事業を止めても赤字が膨らむ。 #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 11:23:55
南 亮一 @cityheim

そこで労務三規則を改正することを盛り込んだ。とはいえ改正は並大抵ではない。改正されたのは2013年9月。それまでは、規則ができないが理事会決定で給与減額等を実施。それでようやく内閣府へ申請するための基盤が。 #NAL2014_特別研究例会

2014-06-01 11:25:32