@_ikezu_ 日が沈んだらすぐに雨が降り出した。周囲に水の気配が立ち込めて、辺りは一気に暗くなっていく。お姉様の書斎はいつも夜が住んでいるようなお部屋だから、きっともう真っ暗だろう。 コンコン。 「お姉様...」
2014-06-03 13:12:50@_ikezu_ ...やっぱり。ランプのゆるい灯りにまかせて本を読んでいる。ソファの後ろに周り本に目をやると、英語。そして、本に没頭しているこのひとはまだ私に気付かない。 「お姉様」 呼びかけて、肩に触れる。そうしないとこのひとは、この薄暗い部屋で何時間でも本を読むだろうから。
2014-06-03 13:14:18@_ikezu_ 「...どうしたの?」 やっと、目があった。なんでもないのです。ただ、こちらを向いて欲しかっただけ。 「お部屋が真っ暗です。灯りを...」 私に灯りを。お姉様。
2014-06-03 13:14:51黒薔薇「あ、あの、ロサ・トリティア?少し、くっつきすぎなんじゃないかな、ロサ・コンフェイトもほら、困ってるじゃないか」青薔薇「んー?ふふ、そんなこと言って、レイちゃんもリオちゃんとくっつきたいだけなんじゃない?」姫薔薇「ん?二人ともくっつきたいの?リオもだよ、にゃーい♡(ぎゅっ」
2014-06-03 13:28:24@nyle_222 @_ikezu_ …もう…ふたりとも…ほんとにこういう素敵なこと黙ってするのやめてくれない…?(*´Д`)っ togetter.com/li/675500
2014-06-03 13:32:53@_ikezu_ @nyle_222 そうだよ!さとくんだっていつりこりすのゆかいななかまたちに入れられるかわかったもんじゃないよ!!(*>ω<)
2014-06-03 13:51:38@nyle_222 @_ikezu_ 女学校だから学校には入れないけど…姫薔薇のことたまに校門までお迎えにきてみたりとか…?(*´Д`)ドキドキ…
2014-06-03 13:53:53@kohagi_tw @_ikezu_ ダンスレッスン中に軽く足をひねった姫薔薇様を、自転車で送ってきたり...「...おおげさね」と、むくれる姫薔薇様...
2014-06-03 14:05:48@nyle_222 @_ikezu_ 買い物帰り、茶道教室に和服で向かう姫薔薇とばったり出会う。普段と違う格好に戸惑いつつ顔に出さないよう務める。「…よ、よぅ」「あら、さと。お買い物?」「…そ、そっちは…お茶?」「ええ、いってまいります(ニッコリ」「ぉ、ぉぅ…///」
2014-06-03 14:28:52@asami121223 満開の桜に見とれていたくせっ毛の女の子に、思わず見とれた4月。その子から、妹になりたいと言われた5月。激動の春はまだ続いている。 「お姉様ー!」
2014-06-03 15:27:21@asami121223 くせっ毛を揺らして、木立を駆け抜けてくる姿。でも私はまだ、彼女にロザリオを渡していないのだ。 「まだお姉様ではないわ」 「知っています」 いたずらっぽく笑う瞳に、とうに彼女しかいないことはわかっている。
2014-06-03 15:27:55@asami121223 でも、どうして愛しい存在に苦労をかけられようか。黒薔薇を手渡すことが、この子の重荷になるのではないか。 「まだ、ですよねっ!」 桜の下で始まった攻防戦は、始まった時から負けっぱなしで。 「まりか、もし、よかったら...」
2014-06-03 15:28:47