デリバティブ・ツイッターアー・ドリーム・ゲームブック・シリーズ＃１「オリガミ・フラワー」

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

～◆◇◆

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

◆はじめに◆わたしはニンジャスレイヤーと出会った。そして、多くのヘッズたちが思い思いにファン活動するのを見た。多くのヘッズたちがかつてそうだったように、自分もやってみたいと思った。

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

かつて「ドリーム・ノベル」を書いたことがあるという経験を活かし、ゲームブック形式のドリーム・ノベルを書いてみようと思いついた。そして完成したので、こうして公開する。ニンジャファン活動としても、ゲームブックとしてもこれが処女作だ。

くらし @rotten204

@fujo4 でも夢小説に既存キャラの名前入れるのよく考えたらスゴイシツレイだな、｢もしまっさらな状態の人がこの時点の忍殺に入ったら｣ってifなんだし…と打とうとしたら電池が切れたのだった。忍殺夢小説はゲームブック形式だったら面白いんじゃないかな。選択肢間違うとすぐ爆発四散するの

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

ツイート検索していたときに出会ったこちらのつぶやきが着想の元です

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

◆諸注意な◆このゲームブックは原作者、並びに翻訳チームとは一切関係ございません。執筆者はニュービーのニワカ・ヘッズです。細心の注意を払ってますが、作中の用語・用法等に誤りがある場合がございます。◆はじめがたいせつ◆

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

◆諸注意な◆ドリーム・ノベルという作品の特性上、原作には登場しないオリジナルキャラクター・オリジナル用語が多く登場します。◆ご容赦◆

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

ルール：翻訳チームが発表したゲームブックと同じ。なお、これはドリームノベルだが、ツイッターアーには名前変換機能はないので、プレイヤーのイマジネイショーン重点だ。

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

参考：ゲームブック第1弾 togetter.com/li/432159　第2弾 togetter.com/li/432159

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

この作品に関する質問、感想、叱咤、なんか殴りたい方は #5ts_nj をごりよういただけると二次創作のなんかにあんしんだ。

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

◆◆◆デリバティブ・ツイッターアー・ドリーム・ゲームブック・シリーズ＃１「オリガミ・フラワー」◆◆◆　1

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

(((今宵も陰鬱な重金属酸性雨が降りしきる。ここは電脳犯罪都市ネオサイタマ。貴女はフリーランスのオリガミ・フラワー職人だ。幼い頃に父を亡くし、病に倒れた母親を看護するために選んだ仕事だった。その奥ゆかしさが口コミで評判になり、最近は徐々に顧客が増えつつある。)))2

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

新しい依頼先に納品を済ませた貴女は、耐酸性雨レインコートを翻し、母が待つ安アパートへ急いでいた。ショッピングバックには、マーケットで買い込んだ薬や食品が入っている。早く母の喜ぶ顔が見たい。「スミマセン」突然、背後から声をかけられた。貴女は振り返る【4】か？　無視する【5】か？3

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

声の主は振り返った矢先にアンブッシュを仕掛けるヨタモノかもしれない。貴女が用心しながら振り向くと、ハンチング帽を目深に被ったトレンチコートの男が、こちらにテヌグイを差し出していた。「落としましたよ」受け取るなら【6】へ、受け取らないなら【8】へ。4

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

貴女は無視して足を速めた。用心に越したことはない、相手は足を止めた者を躊躇なく襲いファック＆サヨナラするヨタモノかもしれないのだ。そういった事案は、このネオサイタマではチャメシ・インシデントだった。幸い、声の主が追いかけてくる様子は無かった。【10】5

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

「ドーモ。ありがとうございます」「ドーゾ」貴女は男からテヌグイを受け取った。「いえ」「助かりました、大切なものなので」「そうだったんですか」「母からのプレゼントなんです、これ」「それはそれは」【テヌグイGET】【7】6

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

「お礼と言ってはなんですけど、これを」貴女はいつも懐に何個か忍ばせている贈答用のオリガミ・フラワーを男に差し出す。「いや、そんな」「いえ、こちらの気もすみませんから」「……ドーモ」男は貴女からそれを受け取り、トレンチコートの内ポケットにしまった。【9】7

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

そのテヌグイに見覚えが無かった貴女は、首を横に振る。「いえ、それは私のものでは……」「そうですか、これはシツレイしました」「いえ、ご丁寧にありがとうございます」【9】8

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

「「オタッシャデー」」奥ゆかしく別れのアイサツを交わし、男と別れた貴女は、再び自宅を目指す。どうやら少し遅くなってしまったようだ。分かれ道にさしかかる。どちらを行くか、いつも通る道【10】か、普段は使わない薄暗い路地裏【15】か。9

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

ロスした時間を取り戻そうと、いつもの家路を足早に進む。「ドーモ。アンタが新進気鋭のオリガミ・フラワー職人だな。ここで待たせてもらったよ」突然、高圧的な態度のリアルヤクザが貴女の行く手を阻んだ。コワイ！「アンタに依頼があるんだ」話を聞く【13】か、断る【11】か。10

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

「……私の父は、ヤクザの抗争に巻き込まれて死にました」「フン、それで？」「仕事はお受けできません」「そうかい」ヤクザは素早く懐からチャカ・ガンを取り出し、貴女の眉間めがけて発砲！「もっと賢く生きようぜ」ナムアミダブツ！【死】11

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

「依頼とは？」貴女は注意深くヤクザに尋ねた。「なに、簡単な話さ。コレを使ってオリガミ・フラワーを造り、売り捌いて欲しい」リアルヤクザは、黒いスーツの内ポケットから一枚の紙を取り出し、貴女に示した。【13】12

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

おお、ヤクザが取り出した紙を見よ！巧妙に加工されてはいるが、それがハッパであることは貴女の目にも明らかだ！何たることか、このヤクザは貴女に麻薬の密売人になれというのだ！ナムサン！「受けてくれるな、このビジネスを」YES【14】NO【11】13

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

その時、空から何者かが飛来、直立姿勢のまま着地！「ドーモ、ソウカイヤです。我々に仇なすドブネズミめ。死んでもらおう」「アイエエエ！ニンジャ？！ニンジャナンデ？！」ブッダシット！今度はソウカイヤニンジャのエントリーだ！貴女は関係者ではないが、ニンジャに理屈は通じない！【死】14

ゴガツ＠創作用 @5_tsuki

タイム・イズ・マネー！少しでも早く帰ろうと、貴女は薄暗い路地裏を進む。「アイエエ？！」突然、目の前のダストボックスが燃え上がった！「ドーモ、ホットプレートです……オンナだ、ヒッヒッヒッ」「アイエエエ！ニンジャ？！ニンジャナンデ？！」【16】15