ふたつめ。GMに優しくする。もうとにかくこのタイプのマスタリングはGMが大変です。FPSやオープンワールドRPGでいえばグラボとCPUとSSDがGMです。メンテに金をかけて下さい。GMが無理だと言ったら無理です。
2014-06-04 02:42:16GMの資料やルールブックにかかる金銭的負担も尋常ならざるものなので、プレイグループ内でそれらの負担をどう分かち合うかについてはコンセンサスを取っておくことを非常に強く推奨します。
2014-06-04 02:42:55みっつめ。「他のGMやプレイヤーはあなたの敵ではない」ここは踏まえておくとよいです。TRPGは、機略と謀略で勝ちを総取りするタイプの遊び方に向いていません。みんなで楽しむか、みんながつまらないか、ほぼどちらかです。対戦ゲームがしたいなら、ボードゲームやウォーゲームをどうぞ。
2014-06-04 02:44:26いかん、忘れてた。よっつめだ。「懲罰的思考をしない」です。「自由にやってもいいけど、罰を与えるよ」というマスタリングをするなら、最初からこういう方針でやらないほうがいいです。プレイヤーはGMの顔色を伺うだけでつまらないゲームになります。
2014-06-04 02:45:37火を付けたら付けたなりの、お姫様を誘拐したなら誘拐したなりの面白いイベントがあるべきですし、同時に正義を行なったら正義を行なったなりの報酬があるべきです。どちらに転んでもPCが持ち上げられ、スリリングな冒険になるよう気をつけたほうが、楽しく遊べます。
2014-06-04 02:46:26そこで「火を付けるような悪いプレイヤーを弁護するのか!」とお怒りのあなた、モラルは大変にわかりますが、その場合、そもそも「何をしてもいいマスタリング」などというべきではないのです(笑)。
2014-06-04 02:47:10ああ、あと忘れてました(結構あるな!)。初期の状態だけはGMはちゃんと決めるべきです。「王の道を歩いていたらキミたちは同じほこらで雨宿りをしている」くらいでもいいんですが、初期状態が決まらないとPC作れないので(笑)。
2014-06-04 02:48:53いかん、さっきの話、書き落としが。もうひとつありまして、「GMとPLの知恵比べ」は幻想なので無理です。そういうのは対戦型ボドゲやったほうがいいです。ディセントとか
2014-06-04 04:34:55これはなんでかというと、TRPGの自由度と真っ向からバッチしているからです。勝負を成立させようと思ったら自由な行動をスポイルして、きちんと競技性のあるゲームにしたほうがよろしい。またそうでないとフェアになりようがない
2014-06-04 04:35:24んで、「いやこのプレイヤーの行動に耐えられるかどうかGMを試してやるのだワハハハ」というのはまあよくかかるハシカなんですが、そんなもん、プレイヤーがセッションを破壊しようと思えばいくらでも破壊できるので、何の自慢にもなりません。
2014-06-04 04:36:03なぜなら、「GMが理解できない策略は、NPCも世界も対応できないのでマスタリングできない」からであります。GMの発想の上を行くことは出来ますが、GMを罠にはめても実はどうにもならない。
2014-06-04 04:37:14プレイヤー数人がかりでGMの揚げ足を取り、ルールの穴を付き、シナリオのしょうもない部分をついてセッションを破壊することを「勝ち」と主張するプレイスタイルが廃れた理由です。勝てて当然であり、それはタダのいじめなんですよ。GMはコンピュータの代わりではないのです。
2014-06-04 04:37:56もちろん逆もあって、「この過酷な状況を貴様らが解けるかどうか試しているのだグワハハハハ、ノーヒントで儂の脳内の正解を口走らぬ限りゲームは先へ進まぬぞ」というGMに対しては、プレイヤーは「寝る」「家に帰る」「スマホで遊ぶ」などの対策を取って終わるのであります(笑)
2014-06-04 04:39:03