村上部長

鬼部長の村上さんとの恋♡
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クラゲ @04kurage

#2 ⑥ 「あーもう」 と部長が言ったと同時に家のチャイムが鳴る 「開けろ」 と言われて扉を開けると部長が雪崩れ込んできた 驚く間もなく抱きしめられる 「俺だって会いたいって思ってるから。だからもう我慢の限界」 そう言ってキスをされた 更に涙が止まらなくなる

2014-06-04 18:37:37
クラゲ @04kurage

#2 ⑦ 何度もキスされて ギュッと部長を抱きしめた そっと身体を離され 「もう泣き止んだか?」 と涙の後を拭いてくれる 頷くと 「お前酒の味する」 と言われて慌てて口を押さえる リビングに案内するとビールの空き缶を見て笑われた 『お、お茶淹れてきますっ』

2014-06-04 18:41:55
クラゲ @04kurage

#2 ⑧ お茶を淹れて戻るとソファでくつろぐ部長がいて 少し間を開けて座る 「なんでちょっと離れてんねん」 とその距離を詰める部長 『いや、あの…その…』 かなり近い距離に心臓がうるさくなり自分でも顔が赤くなったのがわかった その頬に手が触れられて身体中が熱くなる

2014-06-04 18:45:56
クラゲ @04kurage

#2 ⑨ 「キスしてええ?」 さっきは聞かなかったのに今度は聞いてくる部長 答える前に触れられた唇 『んっ…ふっ…』 思わず声が漏れてしまう 「ずっとこうしたかってん」 やっと唇が離されたけどまだ部長の腕の中 耳元でダイレクトに聞こえる声にドキドキが止まらない私

2014-06-04 18:48:36
クラゲ @04kurage

#2 ①⓪ 『あのっ…私もです…』 素直に思いを伝えると今度は目を見て 「よかった。会社でもちゃんと部下やっとるし、かといって電話やメールも全然で甘えても来んし。付き合ってるって思ってるん俺だけかと思ったわ」 と言われて 『好きです…部長がちゃんと』 とちゃんと目を見て言った

2014-06-04 18:52:19
クラゲ @04kurage

#2 ①① 「お前今のは反則やぞ」 と言われて深くて激しいキスをされる でもとろけそうなくらいに甘くて もっとって求めてしまう 息が苦しくなり始めた時離された唇 しばらく抱きしめられたまま動かない部長 『あの…部長?』 「帰るわ」 『え?』 部長は立ち上がって上着を取った

2014-06-04 18:56:21
クラゲ @04kurage

#2 ①② 『帰るんですか?』 急に言い出した部長に驚く 「ああ。また月曜な」 と言って玄関に向かう部長 折角会えたのに… 物足りなさが襲う 私は部長の腕を掴んでいた 『あ、あの…よ、よかったら…泊まって行きませんか…』 恥ずかしくて顔が赤くなって下を向く 「お前な…」

2014-06-04 18:59:18
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#2 ①③ 部長はため息をついた 「今泊まって何もせん余裕は俺にはないぞ」 と言われてますます顔が赤くなる 「大人な対応しようとしたのに」 『それでもいいです…』 と部長の顔を見た 「お前にはかなわんわ」 と言うと私を抱き上げた 『きゃっ…ぶ、部長⁈』

2014-06-04 19:00:32
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#2 ①④ 「覚悟しろよ。誘ったんはお前やからなもう我慢せんぞ」 とベッドに運ばれて言われた 『部長…//』 「部長やない」 『し、信五…さ…ん』 ふっと微笑んでゆっくり顔を近づけてくる pic.twitter.com/Xy33fmBTkB

2014-06-04 19:05:11
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#3 from信五 ① 「おい。これ間違っとる」 と差し出された書類 「1時間で直して来い」 鬼部長は今日も健在でこれは残業決定だって時計を見て思う あの後の甘い部長はどこえやら… 「愛してるで」「ゴメン。優しい出来ん」何て言われて目を覚ますと部長の腕の中で…

2014-06-04 22:36:34
クラゲ @04kurage

#3 ② 幸せだなんて思っていたけど 結局あれからまた1ヶ月… でも毎日電話をくれたりする優しい部長を知ってるのはこの会社で私だけだと思うと少しニヤけてしまう 『ヤバッ』 制限時間の1時間の10分を使ってしまった 部長の貼ってくれた付箋を元に直しを入れて行く 『めっちゃ多い…』

2014-06-04 22:40:49
クラゲ @04kurage

#3 ③ そう思って進めて行く 『んっ?はっ…』 思わず部長を見るとバッチリ目があってふふっと笑われた 『ぶっ部長…』 こんな事されたら顔が真っ赤になる “今日残業せえよ。俺と一緒に” と付箋に書かれた文字 その付箋を大事に剥がして手帳に納める 嫌だった残業が楽しみになる

2014-06-04 22:43:33
クラゲ @04kurage

#3 ④ 就業時間を終えて一人また一人と帰って行く とっくに仕事何て終わってて パソコンの前で来週の仕事まで少ししている 「まだ終わらんのか?」 いつの間にか後ろに立っていた部長に覗き込まれて驚いた 『おっ終わってまっ…すっ』 「動揺し過ぎやろ」 そう言って頬にキスされる

2014-06-04 22:49:07
クラゲ @04kurage

#3 ⑤ 多分今私の顔は赤い 後ろから抱きしめられるようにしてパソコンの電源を切る部長 「こっち向いて?」 そう言って椅子ごと向かされる 「顔真っ赤やん」 頬に手が触れられてビクりとする 『ここ会社ですっ…』 誰かに見られたら何て思ってヒヤヒヤする 「週末やで皆帰ったわ」

2014-06-04 22:53:48
クラゲ @04kurage

#3 ⑥ そう言って私を立たせると私の椅子に座る部長 そのまま引っ張られて足と足の間に立たされ右足に横向きに座らされる 『はっ恥ずかしいです…』 「メモ見てこうなる事期待してたんとちやうん?」 下から意地悪な笑顔を向けられて否定出来ない私 「なぁ。お前からキスして?」

2014-06-04 23:00:05
クラゲ @04kurage

#3 ⑦ 『無理ですっ…』 そう言うけどジッと見つめられている 腰にはしっかり手を回されてるから逃げられない フーっと一息ついて部長を見つめて そっと顔を近づける 唇が触れた瞬間に後頭部を抑えられて 瞬時に部長のリードに変わる クチュクチュと舌が絡む音が響いて余計に恥ずかしい

2014-06-04 23:03:31
クラゲ @04kurage

#3 ⑧ 離れたい でももっとって思ってしまって 部長の肩に手を回す 下唇を引っ張りながら 名残惜しそうに離れた唇 「飯行ってからって思ったけど…このまま俺の家でもええ?」 頷く私 車に乗せられて 「泊まる用意持ってこい。出来れば2日分」 と言われて私の家に寄る

2014-06-04 23:08:21
クラゲ @04kurage

#3 ⑨ 戻ると車の外でタバコを蒸す部長 荷物を車に入れてくれた 『タバコ吸うなら上がってくださったらよかったのに』 「まぁ…な」 言葉を濁した部長を問いただすと 「我慢出来んくなるから…」 と顔を赤くして言われた 途中スーパーで買い物をして部長の家に着く

2014-06-04 23:11:58
クラゲ @04kurage

#3 ①⓪ [信五side] 会社で彼女を膝に座らして彼女からのキスをせがんだけど 実際早くしたくて唇が触れた瞬間に彼女の頭を押さえてた 余裕ぶるつもりやったのに結局もう家に連れて来てるし… キッチンで俺の大きいエプロン付けて料理する彼女がめっちゃエロく見えてしゃーないし

2014-06-04 23:20:09
クラゲ @04kurage

#3 ①① 適当に本読んでるフリして時間を潰す 途中ビール取りに行くついでに後ろから抱きついてみたけど 『ダメですっ…ご飯食べてから』 って言われてそれが可愛くて大人しく引っ込んだ 焦らされた分わかってるやろな? 何て言わんけど… あっという間におかずが並ぶ

2014-06-05 00:34:26
クラゲ @04kurage

#3 ①② 料理しとる姿が気になって何作ってるかなんてわからんかったけど ザ和食が並んでて 『今度もうちょっとちゃんとした物作りますね』 何て言うけどあの時間で肉じゃがと味噌汁とお浸し何か作れるのに驚いた しかもめっちゃ上手い 初めて知った意外な一面にめっちゃ喜んでる俺

2014-06-05 00:38:23
クラゲ @04kurage

#3 ①③ 並んで片付けをする 左の太腿と彼女の腰がずっと触れてて もっと本間はずっとくっついてたい何て思ってまう 俺こんなんやったか? べったりしてたいなんて… ましてや25歳のガキに… 落ち着こう ここは俺のホームや 俺のペースに持ってかな…

2014-06-05 00:41:38
クラゲ @04kurage

#3 ①④ 晩酌するかと聞いたけど首を横に振った彼女 お風呂を溜めている間ソファで寛ぐ やっぱり少し離れて座る彼女を寄せてその距離を詰める 「なぁ。もう一回キスしてや」 と言うと 『え?またですか⁈』 「あかんか?」 とせがむと少し戸惑いながらも顔を近づけてくる彼女

2014-06-05 00:52:32
クラゲ @04kurage

#3 ①⑤ チュッと音を立てて少し触れた唇 「もっと」 『ぶっ部長何だか変ですよっ… どうしたんですか』 と動揺する彼女 「お前の事になると余裕無いみたいやわ」 と笑うと彼女も笑った 『そんな部長私だけが知ってるんですね』 何て嬉しそう 「ってかお前また部長って」

2014-06-05 00:58:16
クラゲ @04kurage

#3 ①⑥ 『ごめんなさい。しっ信五さん…信五さんっ…』 と練習を始める彼女 がっちり腰を掴んでこちらを向かせ 「目見て言って?」 『信五さんっ』 もうあかん そのままキスしながらソファに押し倒す 『だっダメですっ…おっお風呂が』 「待てん。散々ここまで焦らされた」

2014-06-05 01:00:53