【ラブライブ!2期】10話感想まとめ。―想いを「言葉」に、みんなを「私たち」に

アニメ2期を観た私感をまとめております。後々覆される点もたくさんあると思いますが、放送当時にしか抱けない感想を大事にしたいと思います。みなさんの振り返りの糧になれば幸いです。 ・最終予選の結果は?―階段というロケーション ・穂乃果が神様に願いを捧げること―試練と決断 ・巫女の聖性、アイドルの純潔性、最後の3年生 続きを読む
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momorin @momorin_cloverZ

それでは第10話の感想をまとめていきたいと思います!あまりにも素敵すぎるモチーフに、個人的に非常に感じるところの多かった回です!日本戦を起きてお待ちになる方も、まったくそんなつもりはない方も、アディショナルタイム数時間の長丁場になりますが、どうぞよろしくお願い致します!

2014-06-14 19:59:45
momorin @momorin_cloverZ

9話という集大成を経て、最終予選が終わって、年が明けて。迎えた第10話のモチーフは「キャッチフレーズ」。それは、本選に向けた印象づけという以上に、多くの意味を与え、次の物語を示唆する大きな役割があるように感じました。#lovelive pic.twitter.com/eaGmjOUjk1

2014-06-14 20:06:15
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10話冒頭。穂乃果の年越しの様子が描かれますが、この場面は第10話の根幹に繋がる非常に大きな示唆を含んだシーンだと感じました。なので、このシーンについてはあえて言及を一番最後に回して、一度スキップしたいと思います。#lovelive pic.twitter.com/C9lsSsJjeJ

2014-06-14 20:11:13
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最終予選の結果は?―階段というロケーション

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冒頭のシーンを飛ばして、初詣。底無しに可愛さを増していく凛ちゃんや、友達と迎える初めてのお正月に気合いが入っちゃってるびゅーちほーな真姫ちゃんと真姫ちゃんママの素敵さに見惚れる暇もなく、痺れる対峙のシーンを迎えます。#lovelive pic.twitter.com/goSSUcyjTa

2014-06-14 20:15:55
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神田明神へ初詣に訪れた穂乃果たちの前に、なんとA-RISEが現れます。偶然を装ってはいますが、ツバサの「やっぱり」という台詞からは、恐らく穂乃果たちに会うことを見越して神田明神に来ていた側面も見てとれると思います。#lovelive pic.twitter.com/YIypcuyDH1

2014-06-14 20:20:39
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最終予選の結果を知りたいという気持ちを煽るように、μ’sとA-RISEとの対峙に、痺れるような沈黙が流れます。階段というロケーションを存分に生かして、この時点では、A-RISEがμ’sよりも立ち位置を上にしています。#lovelive pic.twitter.com/kujmqBUf8h

2014-06-14 20:26:22
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沈黙を破るツバサの「じゃあ行くわね」の声とともに、A-RISEは階段を下り、自らμ’sよりも下の立ち位置へと移動していきます。最終予選の結果が見えてきました。メタファーを明示する、という作品独特の演出が垣間見えます。#lovelive pic.twitter.com/7BXhhQCdRB

2014-06-14 20:29:49
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階段を下りきったツバサは振り向き、上にいるμ’sに向かって「優勝しなさいよ!」と声を掛ける。A-RISEに引導を渡すというよりも、A-RISEがμ’sを讃えるような美しいやり取りが、立ち位置を媒介に交わされました。#lovelive pic.twitter.com/H1BsEzsyRK

2014-06-14 20:32:45
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本選出場を祝う盾には、μ’sのために作られたものなのか分かりませんが、9つの星が刻印されています。しかし、A-RISEと対峙したのは3年生のいない6人だったことも、新年を迎えたμ’sのいまを象徴していると思いました。#lovelive pic.twitter.com/jou8E7ISiT

2014-06-14 20:37:02
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穂乃果が神様に願いを捧げること―試練と決断

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初詣で捧げた願い事。花陽は秘密。ことりはもちろんラブライブ!優勝。凛も「だよねー!」と返します。そんな中、一人だけやけに長い時間をかけてお祈りしているのが穂乃果でした。彼女の願い事ももちろんラブライブ!優勝…でなく?#lovelive pic.twitter.com/qPlm8ZU3Fw

2014-06-14 20:45:55
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穂乃果は「私たち9人で最後まで楽しく歌えるように」と願いを捧げていた。それが「一番大切なこと」だと語ります。ラブライブ!優勝という夢の陰には、2期1話で示されたように、避けようもなく9人のμ’sの最後が見えています。#lovelive pic.twitter.com/15FRJPDcp0

2014-06-14 20:50:13
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穂乃果が神様に願いを捧げると、神様は厳しい現実を突きつけ、神の手ではなく、穂乃果自身の決断で乗り越えていくことを課してきました。1stライブのときもそうでした。だとしたら「9人で最後まで楽しく」という今回の願いも…?#lovelive pic.twitter.com/jZ39ShCIe0

2014-06-14 20:56:00
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巫女の聖性、アイドルの純潔性、最後の3年生

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初詣に訪れていなかった3年生は、お手伝いで巫女を務めていました。スクールアイドルでいられるのは今年が最後。アイドルとしての純潔性の証しを刻むかのように、聖性の象徴たる巫女姿が輝いて感じられます。これが最初で最後です。#lovelive pic.twitter.com/vYdEX1fLXY

2014-06-14 21:07:01
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みっこにっこにー!あなたの穢れにみこにこにー!破魔矢届ける矢澤みこにこ!みこにーって覚えてなぎにこっ!#lovelive pic.twitter.com/LodtRiHzhW

2014-06-14 21:08:33
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(和風コンセプトのアイドル…でも衣装はふりっふり…うっ…頭が…) pic.twitter.com/lE0oIGnJGi

2014-06-14 21:10:54
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3年生を見送りながら、メンバーは「仲良しだねぇ」「姉妹みたいだにゃー!」などと語りますが、ついこの間までお互いの家の場所も知らなかった3年生です。卒業を前に、ずっと手を取り合えなかった者同士が素直になれたのでした。#lovelive pic.twitter.com/wnFcuRich0

2014-06-14 21:16:35
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ラブライブ!の舞台の意味―優勝ではなく「終焉」へ

momorin @momorin_cloverZ

花陽が呟きます。「でももうあと3か月もないんだよね、3年生…」。その話題を出さない約束を交わしたようですが、3年生との別れが、いまのμ’sの原動力のひとつであることは、2期に通底する隠しようのない事実だと思います。#lovelive pic.twitter.com/FynL6gRtC0

2014-06-14 21:20:14
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穂乃果は3年生を送り出す6人のμ’sを鼓舞します。「3年生のためにもラブライブ!で優勝しようって言ってここまで来たんだもん!頑張ろう!最後まで!」。3年生との別れこそが、後輩の大きな原動力であることが強調されます。#lovelive pic.twitter.com/I9wwQJVVOg

2014-06-14 21:23:27
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A-RISEに勝利し、優勝候補筆頭になったことは間違いないμ’s。すると際立つのは、優勝という目標それ自体よりも、ラブライブ!がこの9人で立つ最後の舞台である、という「終焉」「別れ」における意味性なのかもしれません。#lovelive pic.twitter.com/pbZqtqKbcT

2014-06-14 21:26:36
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μ'sの物語にピリオドを打つこと?

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3年生との最後の舞台に向けて想いを新たにする後輩6人とは対照的に、3年生も何かを考えているようです。「音ノ木坂に合格してμ’sに入れますように」と願い事を捧げたという亜里沙を前にして、絵里は複雑な表情を浮かべました。#lovelive pic.twitter.com/plkEvv2xA1

2014-06-14 21:31:22
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