- mizushima_semi
- 1083
- 0
- 0
- 0
本日、通常のゼミです。前回に引き続き久繁哲之介『地域再生の罠』の要約報告からの議論です。本日は後半5章から。
2010-11-11 14:40:51「地域再生の罠」とは? 筆者は前半で述べていた事例を踏まえ、(1)目に見えるもの・誰にでもわかることを重視してしまうこと、(2)目に見えにくいもの・気がつきにくものを軽視してしまうこと、を挙げています。
2010-11-11 14:44:09発表者私見。市場においてはマーケティングは当然のように行われている。まちづくりではどうか? 住民が望むもの等、ビジョンがはっきりしていないので難しい。
2010-11-11 14:48:19第6章。地域再生の望ましいビジョンは? 学者が机上で考えた理論ではなく、市民が「共感」できる経験則にもとづくビジョンを。
2010-11-11 14:52:01公益、人との交流、対等な交流、器よりニーズ、地域愛、心の拠り所・・・といったキーワードが挙げられています。それぞれについて要約、報告中。
2010-11-11 14:54:56発表者。筆者はチェーン店に批判的だと読み取れる。自分は、出身大学にマクドナルドが併設されていて、仲間と交流できてよかった。なぜチェーン店ではだめなのか?←マクドナルドしかそうした機能をもつ場がないのが課題では?、との指摘。(つづきは議論で!笑)
2010-11-11 15:12:28高齢者にとって、スポーツクラブや公園は「迷惑施設」? 欧州の公共空間の考え方とは違う。西東京市の噴水撤去の事例が挙げられています。
2010-11-11 15:19:25報告終了。発表班からの問題提起を受けての議論に入ります。1、まちづくりの担い手として最適であるのは誰なのか、2、目に見えないサービスとは何なのか。
2010-11-11 15:29:06まず、提起者の考え。1、について。ふるさと意識を持ち、クリエイティブな能力を持ち、ホスピタリティ精神も持つ人が最適だと考える。私たちはどうすべきか?という問題提起。
2010-11-11 15:31:02水島先生。地元島根に帰って就職する学生を知っている。地元に愛着などがあればUターンもする。それがマクドナルドであってもよい。ただマクドナルドしかないと考える人もいるはず。
2010-11-11 15:34:23院生)担い手は地域によって違う。大きい市・区と、小さい市町村では違う。行政が活きる地域もあれば、NPOが活きる地域もある。NPOの分野もある。市民のリーダーが活躍するところもある。
2010-11-11 15:37:50院生)音頭をとる人は必要。ワカモノ、ヨソモノ、バカモノとも言うが、巻き込む人が必要。つながり、土台をつくる人がいれば後はうまくころがる。
2010-11-11 15:44:25院生)まちづくりを中心的に考えなくとも、間接的にうまくゆくこともあるだろう。教員養成の学部大学がある土地に、教育系NPOの事務所を構える。学生がまちを歩くようになる・・など間接的にまちが活性化することはあるかもしれない。
2010-11-11 15:47:25学生)われわれの拠点「さかえば」では、「そこで◯◯やる!」というのではなく、あるから何かできた、と考えたい。
2010-11-11 15:50:09