プログラム科学とエスノメソドロジー
@Heterologie ところで、「公表された吉田理論に感銘を受けた研究者は、実際に様々なプログラムとその効果を解明してみせる義務がある。したがって吉田民人に倣ってエスノメソドロジーも勉強すべきだ。」と話が進んでもよさそうなのに、そうはならないんですかね。
2010-11-11 12:54:04@Heterologie 「少なくとも吉田のEM関する判断 _だ_け_は_ 間違っていた」ってのはなんかヘンだし、吉田さんがかわいそうじゃないですか?
2010-11-11 12:54:26.@contractio 例えば、教室のいじめにおいて、誰がターゲットになるかはコロコロ変わり、それは成員カテゴリー化装置の働きがコロコロ変わることである。客観的・偶然的な状況次第でコロコロ変わるものをプログラムと呼ぶならば、プログラム概念が曖昧になる。
2010-11-11 13:43:01.@contractio 事後選択(試行錯誤)も同時性・習得的・未確定的なプログラムだというのは無理。事後選択を含めてプログラムと呼んだのは間違い。プログラム概念は、自然選択/〈事後主体選択+事前主体選択〉の区別ではなく、〈自然選択+事後主体選択〉/事前主体選択の区別と整合的。
2010-11-11 13:44:50.@contractio 少なくとも私はエスノメソドロジーを勉強しなければならないと思っています。まだまだ勉強不足ですが。
2010-11-11 13:46:41.@contractio 他にも間違いがあると思います(正しい面もある)。吉田先生は固定的な視点から分類学的体系を作った。しばしばAという概念にAとは正反対の概念まで含めることで世界を覆い尽くそうとした。だが区別は視点に相対的。固定的な視点による分類学には無理がある。
2010-11-11 13:55:17@Heterologie 私は吉田民人の そんなに よい読者ではないので、あまり話を進めることはできないですが、MCD について(http://bit.ly/d31FWX)は、コメントできそうな気がします。またのちほど。
2010-11-11 15:30:26ターゲットを指定する装置がプログラム的であることと、用いられる装置(プログラム)が状況しだいで変わることは矛盾しませんね。RT @contractio: とはいえ、ほかの その筋のひとに答えていただいてもよいのである。つ http://bit.ly/d31FWX
2010-11-11 15:35:32@friendsroots また、「いじめの対象がかわる」ときに、「ある装置から別の装置への切り替え」が怒っている(or いない)かも知れないけれど、それは「個々のプログラム」──ひいては「プログラム概念」──が曖昧であることを意味しない。
2010-11-11 15:42:01装置が変わるときに対象が変わることも当然あるかもしれませんが、そのことは装置のプログラム性と両立しますね。 RT @contractio: @friendsroots 「状況によって用いられる装置がかわる」と「いじめの対象がかわる」ということは違うということだよね。
2010-11-11 15:45:19というか、対象が変わる場合であれ変わらない場合であれ、「その対象」がターゲットになることを支えているのが、そのとき用いられている装置のプログラム性なわけで。 @contractio
2010-11-11 15:46:35@Heterologie このあたりでさしあたりの返答になるかと: http://bit.ly/9pBumS http://bit.ly/9QQ0fR http://bit.ly/b1KCRO http://bit.ly/cNrqtm http://bit.ly/auuiKJ
2010-11-11 15:55:08.@contractio @friendsroots お二人の説明でよく理解できました。おっしゃる通り。EM初学者へのご教示ありがとうございます。装置がプログラムだとすると、西阪先生と吉田先生の決裂はどの点にあったのですか?私はその辺を知らないのです。
2010-11-11 16:32:07@Heterologie いや、まさにその決裂のポイントを、西阪さんは あの場で報告していたのではないかと。/誰か手元に配布資料持ってませんかね。 @friendsroots
2010-11-11 16:45:06.@friendsroots 「偶然的かつ先験的な構造」は社会心理学的な法則性とは別のものですか?もし社会心理学的な法則性と同じものならば、法則/プログラムの区別における法則に当てはまりますね。 RT @friendsroots: 「偶然的かつ先験的な構造」の問題である。
2010-11-11 16:45:27.@contractio 西阪先生が口頭で述べられたのであれば私が聞き逃したということです。私は吉田理論部会に少し遅刻し、配布資料はすべてなくなっていました。お手数ですが、教えていただけましたら幸いです。
2010-11-11 16:57:36西阪さんはあのとき「世界観の違い」みたいな言葉も使っていて、(まぁそりゃそうなんだろうけどw) ちょっとよくない解説の仕方ではないかな、とは思ったのであった。でも別の言葉でも敷衍してたよね。
2010-11-11 17:22:50@contractio 「いままで2つの「世界観」と述べてきたのは,じつは,2つの記述システムと言うべきなのかもしれない.」だそうですよ(ご本人からレジュメ頂きました)。
2010-11-11 17:27:20