- Eric_Ridel
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記者は神様である必要はない。神様の言葉を人間にわかる言葉に直して伝える神父や牧師であるのがいい。(新人のころに先輩記者から教わった言葉=専門家になる必要はないが、専門家の言葉を人々がわかるように語る通訳、翻訳者にならなくてはいけない、ということ)
2010-11-12 04:34:13現実に驚かなくなってしまうのは、記者にとって致命的である。記者はいつも驚きの感覚を失わないのがいい。プロになってしまうと驚きを失う。アマチュアでいるほうがいい。記者は「アマチュアでいることのプロ」であるのがいい。(新人のころに先輩記者から教わったこと)
2010-11-12 04:36:19「識者のコメントなんか取るな。識者に言わせたいことがあるなら、それを取材した事実を集めて事実で主張しろ。識者コメントが並んでいる記事なんか最低だ」(新人のころ、先輩記者に教わったこと)
2010-11-12 04:38:20「 ひとつの場所に5年いると「地元の人」になってしまって驚きや発見がなくなる。記者は5年同じ場所にいてはいけない。街から街へ移り住むのがいい。(先輩の地方記者の言葉)
2010-11-12 04:41:15「市長や議員や警察がどこそこを視察したなんて提灯記事を書くな。カメラを持って反対側にいる市民の横に座れ。市民が何を彼らに要望したのかを書け。主語はいつも市民だ。市長や議員や警察じゃない」(若いころデスクに言われた言葉)
2010-11-12 04:49:52こうして思い出してみると、いま自分の職業的な血肉になっている言葉というのは、記者になってから(1986年〜)3年目くらいまでに教わったことばかりだ。なつかしい。あのオッサンたちはいまどうしているんだろう。ぼくのような世間知らずのボンボンにぶっきらぼうだが大事なことを教えてくれた。
2010-11-12 04:55:14sense of wonder=この世の不思議を感じる心、というのはどんな職業にとっても大事だ。それがあればこの世界はきっとwonderful(不思議や驚き、発見に満ちた)ものになる。
2010-11-12 05:07:00権力の抑圧、支配、そしてぼくらの服従が自然状態であると認識している人間にとって自由は努力して手に入れるものだ。その認識がないと自由をおろそかに扱う。
2010-11-12 14:38:34スーパー資本主義(ロバート・ライシュ)による支配、抑圧,収奪、搾取で苦しんでいる君が政府による支配や抑圧、自由の侵害を喜んでいるのは一体どうしたことか。
2010-11-12 14:40:38もし逮捕状を取っているなら、任意の事情聴取を2日続けて逮捕できないのは相当苦しい。公判になっても苦しい。検察もさすがに今回は「とりあえず逮捕しておけばいいんじゃない?」とは判断できないのだろう。逮捕状の執行に上層部がゴーを出せないのではないか。
2010-11-12 14:59:32ぼくはいま47歳だ。ぼくが23歳のときに47歳だった人たちは、職業的に大事なことを伝えるためなら自分が嫌われても平気だった。そんなことは彼らの関心になかった。
2010-11-12 15:01:52いまの47歳は23歳にどんな職業的な接し方をしているのかね。見たり聞いたりしている範囲では「ただ嫌われているだけ」か「ただ好かれようとしているだけ」かどちらかのような気がする。大事なことを全然わかい人たちに伝えていないから。
2010-11-12 15:03:29「あいつは最悪に嫌いだが、同じプロとしては尊敬する」という連中と一緒にいて最高の結果を出すのでも、職業としては構わない。そんなもんだ。
2010-11-12 15:04:43酒を酌み交わして職業的一体感をつくるくらいなら、仕事で共感して職業的一体感を感じてはどうか。後者ができないから前者ばかりに一生懸命になるのだ。
2010-11-12 15:05:47