探信儀についての話

駆逐艦の、探信儀を使った対潜戦闘の実態について。
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司史生@減量中 @tsukasafumio

対潜兵器ヘッジホッグの運用について - Togetterまとめ togetter.com/li/684031 @togetter_jpさんから

2014-06-24 01:10:50
司史生@減量中 @tsukasafumio

九三式水中探信儀について海軍技術中佐と駆逐艦長の書いたものを見比べると、何とも形容し難い笑いが浮かぶのを押さえきれないのだった。

2014-06-24 01:46:00
司史生@減量中 @tsukasafumio

開戦までは探信儀を使った対潜戦術は研究や訓練がほとんどされておらず、目視による潜望鏡や雷跡の発見がほとんど唯一の手段だったようだ。対潜任務は港湾防備の分野ととして駆潜艇や海防艦の仕事とされ、駆逐艦の任務でなかったから仕方がないのだろうが。

2014-06-24 01:53:51
司史生@減量中 @tsukasafumio

艦隊型駆逐艦の「霞」の場合は昭和十七年、米潜の雷撃による大破の修理の際に九三式探信儀を搭載したというが、操者の経験と勘によるところが大きかったという。艦隊駆逐艦がこれまので、船団護衛に宛てられた二線級駆逐艦への配備の進捗は想像に難くない。

2014-06-24 02:01:34
司史生@減量中 @tsukasafumio

日本の駆逐艦の対潜戦闘は、船団が攻撃を受けてから魚雷の来た方向に全力で急行し、潜水艦のいそうな海面に爆雷を落として追い払う、というようなものだった。だが高速とは言え直進してくる駆逐艦は、角度によってはよい標的だったようで、返り討ちにあった駆逐艦が少なくなかった。

2014-06-24 02:23:19
司史生@減量中 @tsukasafumio

日本側も戦争末期には死に物狂いで対潜装備や戦術の改善に努めたが護衛艦艇の損失は大きく、戦訓や経験練度の蓄積より消耗が上回ったことも末期の惨状の一因ではなかろうかと思われる。

2014-06-24 02:29:37