- rosebourbon
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しとつは「絶対に人を頃さない世界」で人を頃した事。もうひとつは「救世主というワタルの存在意義」を無効化させてしまった事。当時のインタビューで監督が「とにかく時間がなかった」と言っていたし、他にも当時色々な事を耳にしたけれど。でも。
2014-06-08 12:02:28ワタル本編では流血表現はほぼ無かったけど、終わりなき時の物語では「これ、米国輸出不可だな」と思う程度には明確に流血表現があって、最近のアニメしか観てないとそれも新鮮だよねって思いました。え、今幕張メッセイベントホールの中です。今回もアリーナです。
2014-06-08 12:44:37『終わりなき時の物語』の残酷なところは、ワタルが生まれて初めて「民の為の救世主たらん」という意識で闘おうとした途端に「救世主」としての資格を喪うところだよ。意識した途端にそれは具現化されて魔界の扉を封印する鍵になっちゃうんだから。
2014-06-08 17:00:00まぁ何だ。とにかく普通にリクープできない商品は造らんと思うので、ワタルはもうあれで終わりで良いと思う。超は要らない。そしてもうこれ以上彼等を消費しないで欲しい。今までの作品をリマスター盤として出してくれるのは歓迎するけど、新作は要らないよ。愛してるからね。
2014-06-08 18:31:41「絶対無敵ライジンオー」 | 【アニメ】はバンダイチャンネル ow.ly/xLOUR リンク先はDVDとBlu-rayの映像比較。昨日のワタルでも思ったのだけど、Blu-rayの方が全体がきれいになる分、線が飛んで視える感じがするのが旧い作品の特徴よね…。
2014-06-09 13:43:53実はこの辺からちょっと当時の事を色々思い出してきて、作品に対する発言が過激になってきていたので、暫く鍵をかけていました。
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エルドラン同窓会が迫ってきて鍵を解除し、再び穏やかにワタルの感想を語り始めます。
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とりあえずワタル2が1番好き…と言いつつも、ワタル2単品だけでは面白さは語りきれないという話から。
ワタル2Blu-ray届いたよぅ(´;ω;`) これより当家の家宝である…! pic.twitter.com/jNLlYiWr00
2014-06-28 11:57:53@sunriserights こちらこそHDリマスターありがとうございます!今まで観て来た沢山のアニメの中で、ワタル2が1番好きです。先日のイベントと言い、今になってまたこうして接する事ができてとても幸せです。これからもよろしくお願いします。今日のライジンオーも行きます!
2014-06-28 14:26:17しかし、ワタル2の面白さというのはワタル(無印)あってのものだし、ワタル2の最終回直後に小説「虎王伝説」の3巻が出た辺りで、その世界の広さと深さと残酷さに中二病発動するまでがセットなので、あのタイミングと、作品単品だけでは拾いきれない感動が上手く伝えきれず今もどかしい。
2014-06-28 14:40:05ワタル2の最終回なんかそれだけでも感動的だけど、ワタル(無印)の時に龍神丸に励まされて励まされて戦っていたワタルが、2では自らの意志で闇に呑まれた龍神丸を迎えに行き、最後の最後で諦めかけた龍星丸を今度はワタルが励まして勝利する…というのがカタルシスなのでセットで観ないとなのさ。
2014-06-28 15:09:47ちょっとしょんぼりな事があったので、6月の面白かったこと振り返り。
そして今月なんと言っても影響を受けてしまったのがワタル同窓会。しかしあれは幸福感というよりはもっと別の感情だなぁ…。あの「終わりなき時の物語」が終わって劇場が明るくなった瞬間の光景は忘れることは無いと思う…。拍手と、スタッフさんの「ありがとうございました!」という叫びと。
2014-06-29 22:24:50映画館という空間の影響力をこの歳にしてやっと理解したイベントだった…。「ああ、ワタルってこういう話だったんだな。こうやってあの話は終わったのだ」と、やっと理解した。
2014-06-29 22:28:17観るタイミングって大事だったのだな。16年くらい前に観た時は全然入って来なかったけれど、きっと受け容れる体制ができてたんだと思う。
2014-06-29 22:31:27泣けたかと言えば、その場では涙も出なかったけれど。それ言うならワタル(無印)やワタル2のがよっぽども今でも泣けるのだけれど、「終わりなき時の物語」をこの歳になって観る事で、私はやっとあの作品が腹落ちした。因みに実際に泣けてきたのは二日後…。
2014-06-29 22:34:32この20年以上ずっと蟠っていた感情が綺麗に流れました。超ワタルに対しては今でも思うところがあるけれど、少なくとも私があの作品と向き合う上でずっと苦しんで来た部分は、終わりなき時の物語できちんと解消されていたし、それを受け容れる事もできた。その点は、本当に良かった。
2014-06-29 22:40:18それがあの、全ての上映が終わって映画館が明るくなった瞬間の光景と重なっているのだな。だから、本編よりもあの瞬間を思い出す。決して幸福感を感じた瞬間では無かったけれど。
2014-06-29 22:43:31自分に対して凄く影響を及ぼしてる作品は、改めて観る時も本当に要注意なのだ。大体具合悪くなるからw ワタルの時だって相当覚悟して観に行ったのにその後コレだし…。勿論、ワタルに関しては本当に本当に特別なので幾ら覚悟して警戒してもこうなるって予想はしてたけどね!
2014-06-29 23:09:01エルドラン同窓会を終えてどうしても書きたくなってしまったので突然の感想。
ワタルといいう作品で珍しいところは、何故かヒロインとヒーローがくっつかなかった点にもあり。この作品のヒロインは、何故かよりによって敵の息子とくっついてしまい、勿論敵は敵なので、最後にヒロインは目の前で彼の氏ぬ瞬間を看取るという、子供向けアニメにしては割りと残酷な終わり方をします。
2014-06-30 21:11:05子供向けアニメなので、敵の息子は実は封印されていただけでその世界の皇子様だったのです…というオチでもあったのですが、それでも生き返った皇子様はヒロインの少女のことを憶えていませんでした。勿論、「ぼく達はずっと友達だ」と誓った主人公の事も。
2014-06-30 21:13:09その最終回の異常な悲劇性で一気に人気が出たこの作品は、主人公の少年を「永遠の小学4年生」として縛り続けながら、当時のメディアミックスの先駆けとなり幾つもの続編を生み出すことになるのでした。
2014-06-30 21:25:53そうして監督は、自分が御しきれなかったキャラクターと向き合う形で、主人公の「ワタル」と、敵の息子だった「虎王」について、時には主人公を虎王に据えたりもしながら、幾つもの作品を描き出しました。
2014-06-30 21:26:10