ゲームブックはなぜ廃れたのか

まこ @macogame

ここのところ、同年代の人と1980年代のゲームブックの話題で盛り上がり、ゲームブックがなぜ廃れたのか色々考えている。ちょっと前までは、ページをめくったりフローチャートを書いたりするのが面倒だからなんじゃないかと結論づけていたけど、それよりもっと根本的な何かがあるような気がする。

まこ @macogame

ゲームブックというのは、物語の主人公になって、自由に行動を選べる、という起点に立っているけど、いわゆる「本格的」と呼ばれているゲームブックはちょっと違う。作者が用意した「正解ルート」（正解ルートは１つしかないことも少なくない）を探し出す謎解きゲーム。

まこ @macogame

「総パラグラフ数１０００」とかいうキャッチフレーズにしびれていたアノコロの僕らは、明らかに「物語の主人公」になることではなく、「物語の謎を解く解析者」になっていた。ゲームブックのこの２面性をうまく料理しきれなくなったのも、衰退の理由の１つじゃなかろうか。

ムッチー/村上矛智 @hell_z_syouji

@macogame 体験としては十字路で迷うか運とかの消費ポイントが足りなくて死ぬを繰り返すからですかね。　あと今ならもっと容易ですがデータシートコピーする知恵がなくて真っ黒になって挫折とかでしょうか

まこ @macogame

@hell_z_syouji そのあたりの「手間」「めんどくささ」「難しさ」に問題があるかと思ったんです。でも、電子書籍になってパラグラフに自動的に飛べるようになったり、フラグを自動管理できるようになったのに、なんか根本的な問題解決になっていないような気がして。

django（中村俊也／RPGシティブックIII発売中！） @django88628676

@macogame クリア（解析完了）までのボリューム、リプレイアビリティが、席巻し始めたファミコンRPGと比較しても弱かった気がします。それが真に読者に提供すべきものだったかは、わからないですが、前者を埋める流れはパラグラフ数を誇る傾向に現れました。後者はほぼ手付かずだったかも

タカダタダタカ @captain_TOYKBAL

@macogame 大雑把な言い方ですが、コンピューターＲＰＧがゲームブックに近い種類の遊びなのではないかと私は感じます。ページ繰りも記録も文章からのイメージ化も自動でやってくれる、派手さと手軽さを一歩押し進めたコンピューターＲＰＧがゲームブックにとって代わったのかな、と。

藤浪智之＠きみが決めるスト一リ一ブック発売中 @tokeneko

ゲームブック。私自身は「読者のきみが主人公になれる」という所に惹かれてるのですが、その「主人公」がどうあるかは、色んなゲームブックがあっていいかなぁと思います。 それはそうと、 中村誠さんからはゲームマーケットでも「ゲームブック書いてください」と激励をいただいたし、私も書かねば！

たまねぎ須永 @tamanegi_sunaga

ゲームブックもあれもそれも乱造にみえたから廃れたのかなあ、とか思っております。乱造の裏付けはないけれど。

マキマキ跡地 @makimaki3d

RT　＞ 単純にデジタル社会化しちゃったからあのアナログ感が最近は受け入れてもらいづらいのかもなぁ あのアナログ感が魅力なんだけれども、、、

ゾンマス @zom_mas

そもそもゲームブックって何?って人が大多数を占める世代の人間です。自分はたぶん親の買ってきた絵本とかの中に入ってて遊んだ思い出が。

味噌グラム @misogram

ゲームブックはなぜ廃れたのか - Togetterまとめ togetter.com/li/687729　日本ではゲームブックブームの後にT＆Tとかソードワールドみたいな文庫版TRPGが出たから、TRPGがGBの上位互換みたいな誤解が生まれてしまったんじゃないかな

味噌グラム @misogram

廃れたのが「コンピュータRPGやTRPGより自由度が低いから」とは思わないな。そもそも全く異なるジャンルだから優劣の比較は出来ない。「単にブームが終わったから」以上の理由はないでしょう。

壱岐津 礼 @ochagashidouzo

ゲームブックはRPGというより、デジタルではサウンドノベルやビジュアルノベルがジャンルとして一番近いでそ。シナリオ書ける人がそっちに流れちゃったんじゃないかなー、とか。 togetter.com/li/687729#c152…

壱岐津 礼 @ochagashidouzo

ソーサリーは今でも好きです