- Eric_Ridel
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若い記者よ。だから、新聞の仕事に励めば励むほど、あなたは職業人としての個性を失う可能性が高い。どうか気をつけてください。それは糖尿病のように、知らない間に悪化して、突然失明したりします。
2010-11-14 13:23:52若い記者よ。いまの新聞が記事に求めることは「物議をかもさないこと」です。あなたが書き手として独立したら、求められるのは「物議をかもすこと」です。
2010-11-14 13:30:18例えばオウム事件の取材で「あの人なら」と信用できるのは江川紹子さんくらいでしょう。朝日の編集委員がずっと法廷を追跡していましたが、名前を思い出せません。あれは「朝日新聞の報道」であってその編集委員の作品ではないからです。(その記事も消えてしまった)
2010-11-14 13:34:41修正)若い記者よ。いまの新聞が記事に求めることは「物議をかもさないこと」です。あなたが書き手として独立したら、求められるのは「物議をかもすこと」あるいは「物議をかもすことを恐れない勇気」です。
2010-11-14 13:35:27@hirougaya 新聞出身の記者が記事が書けず発想も凡庸な理由のひとつは組織と出世の内在論理では?そもそもA紙は組合強すぎ高給とりすぎ。どこが庶民の味方かと思うし、社員でないライター、派遣の編集とか本当に仕事してる人たちは永久に「使やいいいんです」と下層民扱い、あれは何か?と
2010-11-14 13:37:50@hirougaya ちなみに1995年ごろアエラとオウム報道でちょっと関わりがあった者ですが、江川氏の取材をまるごと信用されるのは率直に感心しません。教団からVXなどの攻撃目標にされた当事者で、客観的な第三者報道とはかけ離れた「事件関係者の証言」として見なければ事を見失います。
2010-11-14 13:41:16@hirougaya おっしゃるようなリテラシーが普及していれば日本の公衆もずいぶん違うと思います。一般論はさておきオウム報道に関しては世論の大半がマスメディアや声の大きい人の見解を鵜呑みにすることで例えば元信者やその家族など大変な目にあってきた、ここには書きませんが事実念頭です
2010-11-14 13:48:53@hirougaya 例えば村上春樹「アンダーグラウンド」という文学作品がありますが、これを当事者インタビュー~ドキュメントとして、内容をそのまま前提とするようなことが法曹にすらあった、そういう現実を深く憂慮しています。まして報道は殆どスルーという実情と、素人として感じています。
2010-11-14 13:51:36@hirougaya 「具体例」私かも知れず一言。私はマスコミの一般論に興味なく報道は個別(誤報)が命取りと痛感しています。朝日新聞では例えば昨11月、同級生の地下鉄サリン実行犯の死刑確定報道に協力した際地方版による見出しの違いだけでゾッとする事がありました。個別が問題と思います
2010-11-14 14:18:51僕はマスコミの一般論に興味なく報道は個別(誤報)が命取りと痛感しています。例えば昨11月、同級生の地下鉄サリン実行犯の死刑確定新聞報道に協力した際地方版による見出しの違いだけでゾッとする事がありました。神は細部に宿るといいます。一つの誤報で自殺する人がいる。個別が問題と思います
2010-11-14 14:22:22先々月「さよなら、サイレント・ネイビー」新版の準備で原稿を読み直した際、改めて5年前の資料読みをありありと思い出しました。いま書いてるどんな原稿より慎重。大宅文庫などで集めたオウム報道、イメージ先行の安易な報道記事があまりに多いのに改めて衝撃を受け、慎重にならざるを得なかった。
2010-11-14 14:26:33不景気になるとどうしても売れればいい話題になればいい数字が伸びればいい式の反応が出やすいと思うけれど、5年前開高賞をもらって「サイレントネイビー」のキャンペーンを張ってもらった時、あまりに派手なものは恐縮ながら幾つか辞退させて頂いた。最高裁で係争中の死刑案件なので心臓が凍っていた
2010-11-14 14:31:08例えばそれこそ江川紹子氏との対談はしないほうがよいと判断して失礼させていただいた。オウムなら定番というセッティング、また僕にも他意はないのだけれど教団から攻撃を受けられた被害者として確固たる信念をお持ちで、僕が今お話伺っても内容として進む部分が考えられなかったのがその理由でした
2010-11-14 14:34:38宣伝費・広告費かけてキャンペーンしようというのを辞退する僕を「苦労を知らない大学教授のわがまま」と誤解した若い関係者もいました。が僕はその6年前までフリーのミュージシャンでテレビ番組などで食っていて、僕なりに知るミルクを一度こぼすと取り返しつかない恐さから取捨選択した訳です。
2010-11-14 14:39:20