堀成美先生の「心と身体」のケアについて

「心因性」で起こる身体の不調は「気のせい」ではありません。 「原因がわからない場合にも、苦痛の緩和や機能改善や心理サポートは提供されます」。 素人考えであれこれ断言・介入して、よけいに問題解決から遠ざけないようにしたいですね。
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堀 成美 @narumita

判断を間違うと本来の治す方向からずれていくのでありますが。 本人や家族が○○のせいだと断定した場合は、外から提案する人は否定者・批判者となりかみあわなくなることも。 当事者が子どもの場合は悩ましい(´・_・`)

2014-06-26 06:24:28
堀 成美 @narumita

特定の疾患名を欲しがる人も、嫌がる人もいる。どんな検査結果も疑い病名も当事者にはインパクトがある。 病名がもつ社会的なインパクトやイメージに配慮して治療やケアが行われることも。 断定やラベリングが目的ではなく、つらい状況の改善が本来の目的だからです。

2014-06-26 06:29:14
堀 成美 @narumita

悩ましいです。治療にしっかり乗るときには、伝え受け入れて、でないとリスクもありますよね。疑念のある時は処方されても飲まないとか… "@usausa1975: @narumita 昔mixiに「うつ病なのに双極性障害と診断された、ヤブ医者だ」みたいな日記をあげてました。"

2014-06-26 06:50:14
堀 成美 @narumita

外野が加わってケア全体がぶち壊しになるパターンも… 直接関係ない人や診療・支援関係でない人、非専門家の憶測や決めつけは何の目的で行われているのかがよくわかりませんが。 (医師でも自分で診ていない、専門分野ではないときは解釈や発言に慎重になるのに)

2014-06-26 06:53:56
堀 成美 @narumita

カギは信頼関係なので、最初から壁や仮想敵をつくったりせず、言語化して確認すること、対医師だけにならず他のナナメの関係の支援者も加わって心身共にケアされることが改善への近道、が現場で学んだことでした。

2014-06-26 06:57:15
堀 成美 @narumita

仮想敵つくらないと生きてる実感を失う系。 脳内でいろいろ盛ってるうちに現実との区別がつかなくなったり。後戻りできなくなった呪いのTLはそっと閉じて健康回復を祈ります(._.)。

2014-06-28 12:07:28
堀 成美 @narumita

歩けなくなる、目がみえない、聞こえない等症状の場合は、器質的に問題がないことを調べる段階では、ひとつひとつの検査スケジュールや結果の理解など本人も保護者もたいへん。 年齢によっては保護者や学校との関係がカギであったり。 思春期保健分野の大きなテーマです。

2014-06-29 18:31:11
堀 成美 @narumita

(´-`).。oO(転換性障害と てんかん を混同するメディアがいませんように)

2014-07-04 16:58:25
堀 成美 @narumita

つらい症状の緩和や回復のために大人サイドがまとまらないとしたら疑問。

2014-07-04 16:59:43
堀 成美 @narumita

確定診断名をつけずとも心身両面からのケアや治療はできるわけですが、◯◯が原因と断言して周囲を固めることは、その先の選択肢をせばめたり失うリスクも生じます…

2014-07-04 17:02:42
堀 成美 @narumita

運動器官のリハビリは機能改善のためにも大切。放置したり長期に使わなければ、健康な人でも異常につながることが(可逆的ではありますが)。

2014-07-04 17:05:56
堀 成美 @narumita

呪いのモードでいたい人と、症状の軽快、混乱の改善を願う人で、聞いてくる質問が違います "@yosuke_CH: 見出しの付け方に注目ですね / 子宮頸がんワクチン:患者7割、痛み改善 11病院治療−−厚労省研究班 - 毎日新聞 bit.ly/1rviWWC"

2014-07-05 08:23:08
堀 成美 @narumita

それじたいか目的、自己保存、快感、商売、と背景は多様ですが。 実際、問題や犠牲者のない平和な毎日だと困る人もいるんですよね。メディアの煽りは社会全体へのharmになるので、丁寧に説明していなねば、です。 "@gadrinium: ひたすら呪い・・・って人いるなぁ。"

2014-07-05 09:14:24
リンク gooブログ HPVワクチン 7月4日 - 感染症診療の原則 本日15:00-17:20と、内幸町の航空会館で、第10回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、平成26年度第4回薬事・食品衛生審議会医薬品安全対策部会安全対策調査会(合同開催)が開かれました。 会場では傍聴券番号で指定された席に座るよう指定されました。 見渡...
堀 成美 @narumita

心と体のリンクは全ては解明されてませんが、大いに影響し合うことはこれまでにも報告され教科書にも載っています。 わからないことはわからないとして最善を尽くすのが現場での安全・最善、誠実であり、科学的根拠の乏しい時点で断言したり治療選択を誤れば、当事者には不利益が生じるリスクも。

2014-07-06 09:35:51
堀 成美 @narumita

医療では心と身体は密接に繋がっているととらえ検査で全て説明がつかなくても苦痛の緩和や機能改善や心理サポートは提供されます。 参考 nanba-nagata.com/medical/tenkan… そんな症状が出るわけない!と(基本的な教科書を読まずに)断言する人は問題軽視、支援の妨害になるリスクも。

2014-07-06 09:56:04
リンク なんば・ながたメンタルクリニック 小児の転換性障害、パニック<br />過換気症候群(そして身体表現性障害) | なんば・ながたメンタルクリニック 小児の転換性障害、パニック、過換気症候群(そして身体表現性障害) 1.定義、概念 他の多くの精神障害と同様に病因は不明です。しかし、転換性障害との名称は、「心の、特に無意識における解決されない葛藤の象徴的解決として身体症状が現れ、これにより葛藤を意識の外に追いやり不安が減少するため一次疾病利得があるとの病因論が含まれている名称なのです。家族や医療者関係者が身体疾患の存在を支持してしまって、患者が登校などを回避できると二次疾病利得とされます。しかし、小児、児童、思春期の転
堀 成美 @narumita

特定の病名を欲しがる人もいますし、避けたい人もいます。 病名そのものがもたらす利得もありますし、もたらすイメージが自尊心の低下やstigmaになったり、結果として治療アクセスを妨げることも。 当事者の苦痛緩和のために周囲ができることもあれば、しない方が良いこともあります。

2014-07-06 09:59:38
堀 成美 @narumita

活動がずれていくときは、別の思惑で近寄る人たちが関与していることもあります。支援者顔で利用する人もいます。 悪意はなく親切でも、その支援が妥当・適切かは不明です。 最後までそばで問題解決をともにするのは誰か。 問題の本質はそもそもなんなのか。 どの分野の活動でも通るプロセス。

2014-07-06 10:05:46
堀 成美 @narumita

記憶するシーンの再現で痛みなどの症状が再発するという実験での検証報告もあります。 思春期〜大学生の勉強の場では、親の喧嘩(DV)、性暴力、などの話題から顔面蒼白、嘔吐、絶叫、脱力、歩行不能などを経験しました。 (話題によっては事前にオリエンテーションが必須)

2014-07-06 10:28:09
堀 成美 @narumita

記憶するエピソードの再現で脳や脊髄などの神経が記憶したり反応している状態では、多くの神経伝達物質などの変化が引き起こされている。 (Brain Tomogr. 2005:18(1):27-35)

2014-07-06 10:32:56
堀 成美 @narumita

個別事案よりも、一般論、基礎知識として理解されてないことを心配してます。 世の中には同じようなことで困っている人がいて、そんな症状はあり得ない、検査で全部わかる、○○のはずと追い込むことはケアとは真逆になりかねず。 @usausa1975 @atsushimiyahara

2014-07-06 12:59:41