安全と安心とセキュリティの違い

■概要:安全と安心とセキュリティの違いについて、持論をメモした。 ■背景:安全とセキュリティの違いについては、IAEA(国際原子力機関)による次の言葉[1]が有名だ。「セキュリティ対策が安全を損なわないように、また安全対策がセキュリティを損なわないように」。  だがこの言葉は、おそらく多くの日本人にとって意味不明ではないかと思う(もちろん私にもよく分からない)。なぜなら、安全とセキュリティの違いを日本人が日本語で理解しているとは、あまり思えないからだ(以下で紹介する私の理解も「持論」に過ぎない)。つまりセキュリティは簡単な日本語にならなかったので、セキュリティのままなのだが、それではセキュリティとは何なのか。 続きを読む
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補足3

MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

本当は、セキュリティという言葉を安全保障と翻訳したかったんだろう。しかしsecurityは日米安保(Security Treaty between Japan and the US)に使われていた。そこで仕方なくカタカナのままにしたのではないか。加えて保障の意味が普通は意味不明。

2014-07-22 03:26:36
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

「保障」という言葉は「砦」(とりで)という意味らしい。障は普通は障る(さわる)と読むので、保障が意味不明で、何となく保証と似ていてそれで済ます(漢和辞典まで引かないことが多い)が間違い。保障する=何かの状態を保つ動作。障は妨げる、さえぎる。コザト偏は岐阜の阜で丘≒砦という意味。

2014-07-22 03:38:44