pirpで寝起きに公園で走りだすをお題にリレーSS

あみだくじの赴くままにw
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はる🪽🕶🪽 @noteha_aicru

@redbull_oishii 事故とはいえ、キスしちゃってその言葉を紡ぐことができない、どんな些細なことでもそらに嘘つくのが後ろめたい。 「ううん…あのさ、こんなこと言っても困るかもだけど…その、ぼ、ぼくも夢でぱいちゃんにその、ちゅーしちゃったからおあいこってことで、その」

2014-07-10 14:09:58
悠🐶 @redbull_oishii

@haru_1451 「え?」そらも、まだ夢だと思ってる?私にとっては好都合だけど、夢だと思って安心しているそらを見ると胸がモヤモヤする。じゃあ、これがもし現実だってわかったらそらはショック受けちゃうの?

2014-07-10 14:55:21
はる🪽🕶🪽 @noteha_aicru

@redbull_oishii あんなに幸せそうな顔でキスしたのは、そらにとってはただの夢の中の出来事で…あたしだけが、あの生々しい柔らかさを現実だと知っているなんて 「ねぇ、もういっかい…ちゃんとしない?」 夢の中だからで終わらせて欲しくない、そう気が付いたら、口にしてた。

2014-07-10 15:46:00
悠🐶 @redbull_oishii

@haru_1451 「もう一回…?」少し掠れたそらの声が部屋に響く。「え、もう一回ってさっきの夢じゃな…」「ね…そら、お願い…」言い切る前にそらに身体を寄せて目を閉じる。丸投げして自分からキスをねだるなんて、私は本当に臆病だ。

2014-07-10 15:57:12
はる🪽🕶🪽 @noteha_aicru

@redbull_oishii 閉じた瞼が不安で少し震える。どんな顔でそらがあたしを見ているのか、考えるだけでもう瞼を押し上げるのが恐ろしい。ただただ、祈るように目を瞑る。頬にふわっと手のひらの温かい温もりが添えられる。そんなことないと思いながら、ドクドクと胸が脈打ち始める。

2014-07-10 16:09:25
悠🐶 @redbull_oishii

@haru_1451 「ぱいちゃん……」近くでそらの声が聞こえたと思ったら重なった唇。頼りなさげに震えている唇に微かに漏れる声。キスをするのは3回目なのに心臓がうるさいくらいに鳴っている。 そらと、好きな人とキスをするのってこんなに緊張して…幸せなんだと思ったら、目頭が熱くなった

2014-07-10 16:22:03
はる🪽🕶🪽 @noteha_aicru

@redbull_oishii こんな夢みたいな時間本当に幸せで、そらの気持ちなんて確かめてないけど、たぶんきっとあたしはこの瞬間、誰よりも幸せだ。それが瞼を上げた次の瞬間には覚めてしまう夢だとしても… 「ぱいちゃ、ん?…え、泣いてる?あ、そのぼくそんなに下手くそだったかな?」

2014-07-10 16:26:53
悠🐶 @redbull_oishii

@haru_1451 目をあけると不安そうにオロオロしているそらが目に映って「ちがっ…そうじゃなくて…あ、あの…嬉しくて……」泣いている私が、泣きそうなそらを抱きしめて。はたから見たら不思議な光景だと思う。「好きな人とね…こうやっていられるの…幸せだなって思ったら…ね…」

2014-07-10 16:35:45
はる🪽🕶🪽 @noteha_aicru

@redbull_oishii 「ぱいちゃん…」 「だけど、幸せすぎて夢みたいで…目を開けたら全部嘘で消えちゃうんじゃないかなって思って…なんだか、嬉しいのとさみしいのがまぜこぜになっちゃった」 声だけは努めて明るく聞こえるように精一杯話す。そらがなくようなことは何もないんだよ

2014-07-10 16:39:17
悠🐶 @redbull_oishii

@haru_1451 「ぼくもさ、さっきの…夢だと思ってたんだ…ぱいちゃんとこうなるなんて、絶対にあり得ないと思ってたからね。でも…目が覚めたはずなのに夢が覚めなくてさ。すごくドキドキしたけど、すごく嬉しかったよ…」抱き締められてそらの匂いに包まれる。

2014-07-10 16:44:48
はる🪽🕶🪽 @noteha_aicru

@redbull_oishii 「そら…」 「ぼくも…わたしもぱいちゃんが好きだよ。だから、今日のこと今だけの夢にしたくないんだけどダメ、かな?」 「それって…」 「その、つまり…わ、わたしと付き合って欲しい的なですね…あの」 そらの言葉にびっくりして、また涙がひとつ零れる。

2014-07-10 16:49:46
悠🐶 @redbull_oishii

@haru_1451 「あっ、ごめん!…そ、そうだよね…いきなりこんな事言われても…ぱいちゃん…?」そらの腰に腕を回して顔をあげる。そらが頑張って告白してくれたんだ…泣いてばかりじゃ駄目。答えないと。「私も、そらの事好き…大好き…!」

2014-07-10 16:59:00
はる🪽🕶🪽 @noteha_aicru

@redbull_oishii そう言うとカーっとそらの顔が真っ赤に染まる。必死に告白してくれたのに言われる側だと照れちゃって可愛いなぁなんて思ってたら、自然とまたひとつ額にキスしてしまった。 「なぁ?!ぱ、ぱいちゃ」 「えへ」 笑っていたら、もぞもぞと周りが動いてるような…?

2014-07-10 17:04:39
悠🐶 @redbull_oishii

@haru_1451 「あのさぁ…お取り込み中悪いんだけど、みんな起きれないんだよね…」いつの間にか、後ろに南ちゃんが立っていて、その隣にはまだ眠そうなしかこ。「え、みんな…!?」「南條さん…え、えっ?」

2014-07-10 17:07:02
はる🪽🕶🪽 @noteha_aicru

@redbull_oishii 「いやいや、昨日みんなで雑魚寝というか、もみくちゃになってそのままぶっ倒れて寝たじゃんか…頭の上の方で、イチャコラされる方の身にも」 「んーよしのーんぎゅー」 「な、バカシカ!おい、寝ぼけてんじゃねぇ!」 「ほらーよしのんシカのぎゅー好きやろ?」

2014-07-10 17:14:48
悠🐶 @redbull_oishii

@haru_1451 「なっ、べ、別に好きじゃ…!」「えー?だって朝からいつもこうしてるやん?」「ばっ、い、言うな…!!!」2人のやりとりに噴き出しそうになるのを堪えて、そらを見るとそらも笑いを必死に堪えていて、顔を見合わせて2人で笑う。「と、とにかく!早く準備してな!」

2014-07-10 17:18:07
はる🪽🕶🪽 @noteha_aicru

@redbull_oishii 少し威厳のないなんちゃんも慌ててシカちゃんを洗面所に引っ張って行く。 「ちゃんと歩け」 「やだー」 照れくさかったけど、笑ったらそんな気持ちはどこかにいった。まぁくっすんのはだけ方がえみつんが寝ぼけてやったとは思えないとこには触れないでおきたい

2014-07-10 17:25:09
悠🐶 @redbull_oishii

@haru_1451 「えっと…とりあえず準備する…?」「そ、うだね…」まだ夢の中のえみつんとくっすんは放置して鏡の前で髪を梳かすそらの後ろに。「そら、後ろ跳ねてるからやってあげる」「ありがとう…」まだどこかぎこちないやり取りだけど、さっきまでの居心地の悪さは無くなっていた

2014-07-10 17:51:58
はる🪽🕶🪽 @noteha_aicru

@redbull_oishii 始まりは少しおかしかったけど、こうやって少しずつあたしたちの歩幅で進んで行けたらいいな。そらの知らないところも知ってるところももっと見て、もっともっと知りたいの。バレないようにそっと髪にキスしながら、りっぴーに今度お礼しなきゃなって苦笑いした

2014-07-10 17:57:27
はる🪽🕶🪽 @noteha_aicru

あ、やばこれ前の消えてないな

2014-07-11 00:58:15
はる🪽🕶🪽 @noteha_aicru

あ、やばこれ前の消えてないな

2014-07-11 00:58:15