リエーラの魔法

夢日記。ファンタジーネタ。 使いきり召喚魔法→ハーレム系。 主人公は普通だけど実直な元気っこ系。
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ぴよこ @anokazenikike

少女の名はリエーラ。元気いっぱい、お年頃の15歳。 彼女の名はアリエーラ。鋭利な美貌を持つ魔族の女性で、リエーラの友にして従者。 1

2014-07-11 21:53:30
ぴよこ @anokazenikike

ねぼすけのリエーラをアリエーラが起こすところから二人の朝は始まります。そしてごはんを食べ終えた後、リエーラが言うのです。「……そうだ、アリエーラ。今日って月曜よ!」 2

2014-07-11 21:54:31
ぴよこ @anokazenikike

二人は週に一度、ある目的の為異世界へ冒険へ出掛けていました。アリエーラに連なる一族のうち「イリエーラ」の叶えた願い【”い”せかいへつれてって!】による力です。それは、最も魔なる力の高まる周期にのみ使える大魔法。 3

2014-07-11 21:57:20
ぴよこ @anokazenikike

二人の目的。それはリエーラの母にして界荒らしの大魔女「ヴィニエイラ」を探すためでした。アリエーラへ娘を任せたままほったらかしの母へいい加減喝を入れてやるのよとリエーラはいつも息巻いているのです。 4

2014-07-11 21:59:18
ぴよこ @anokazenikike

【幕間】大魔女ヴィニエイラ。彼女はある時、魔王の選定で荒れていた世界で協力を求められたことがありました。色を好んだ先代の遺した子供たちは全部で45人。いずれも劣らぬ実力者で、なかなか決着は付きません。 5

2014-07-11 22:02:41
ぴよこ @anokazenikike

恩ある相手から求められていた故付き合っていたヴィニエイラも次第面倒臭くなっていき、彼女の持つ恐るべき権能「命名魔法」によって勝手に決着を付けてしまったのです。それも、予想外の方法で。 6

2014-07-11 22:07:56
ぴよこ @anokazenikike

「命名魔法」それは、万象あらゆる名前を勝手に付け替え、更に新しく属性まで一つ足してしまうことが出来るという、確認された権能の中でもかなり強力なもの。対象一つに対して一度きり、訂正や解除は出来ないものの、使い勝手の良さは随一。 7

2014-07-11 22:10:46
ぴよこ @anokazenikike

娘の名「リエーラ」から取った名前、アリエーライリエーラウリエーラエリエーラ等、魔王候補の名前全員分を付け直し、娘による願いを「自らの頭文字に関係したものだけ」一度なんでも叶えられる。と属性を足しました。 8

2014-07-11 22:12:50
ぴよこ @anokazenikike

魔王選定はお流れとなり、候補たちは娘の元へ。魔界ではまた勝手に他の連中が世襲制なんてくだらねえぜと争いを続けていることでしょう。そして、理不尽な強制に憤っていた候補たちがリエーラと初めて出逢い―― 9

2014-07-11 22:14:46
ぴよこ @anokazenikike

リエーラの権能「相似魔法」それは未だ一度も自覚的に発動したことのない力ですが、似た要素を持つ別個の2つをより似た、近づけたものへと変えることができます。それにより、魔王候補全員はリエーラへ様々な好感、親近感を抱き、更に候補たちの記憶経験まである程度共有されました。 10

2014-07-11 22:17:03
ぴよこ @anokazenikike

アリエーラに対して初めて願った「”あ”たしのともだちになってよ♪」のお陰で、それ以後二人はずっと一緒に居ます。ちなみに候補たちは権能を叶える一度きりしか目の前に現れることができず、例外は願いが継続的である場合のみ。アリエーラは仲間内から相当妬まれていました。 11

2014-07-11 22:19:43
ぴよこ @anokazenikike

そしてまた、新しい月曜。2人は新しい世界へと冒険へ旅立つのです。一年前から始めた、リエーラとアリエーラの新習慣。今度はどんな驚くべき世界が彼女達を待ち受けているのでしょうか……? 12

2014-07-11 22:23:32
ぴよこ @anokazenikike

つづく。書き溜め無し、今朝見た夢日記より。

2014-07-11 22:23:49
ぴよこ @anokazenikike

【補足】候補たちがなんにでも通用する願いとしてリエーラに応えられるのは一度きりであり、それを終えると全能の力はもう発動できず、改変以前に魔族として持っていた力しか残りません。そして願いを叶え終えた候補が再びリエーラの前に現れることは出来ず、例外は願いによってそれを叶える場合のみ。

2014-07-11 22:26:47