バイト君とJKちゃん

勢いで書いてる。
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雨介@レインメイカー @amesuke_1121

バイト(暇だなー……) \ガー/ バイト(あ、客。) バイト「いらっしゃいませ、ご注文をどうぞ」 JK「えっと、シェイク1つと、す…すす、」 JK「スマイル1つ、テイクアウトでお願いします!!」 バイト「……はい?」 #創作

2014-05-10 07:52:57
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

バイト(これはアレか、罰ゲームか。 うわ、マジで? つーか俺、罰ゲームの道具にされてんの? へこむわぁ……。 えー、笑える気しねえんだけど。 接客業辛ぇー……) バイト「シェイクのテイクアウト1つとスマイルですね、ご注文は以上でよろしいでしょうか?(ニコッ」 #創作

2014-05-10 08:02:45
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

JK「あの、スマイルも、テイクアウトです……」 バイト「 」 バイト「申し訳ございません、スマイルのテイクアウトは当店受け付ておりません」 JK「そこを何とか」 バイト「 」 #創作

2014-05-10 08:08:06
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

JK「わたし1人だけですから」 バイト「え、1人で来たの? 観てる人いなきゃ罰ゲームにならなくない?」 JK「罰ゲームじゃありません」 バイト「えっ」 #創作

2014-05-10 08:10:46
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

バイト「嘘こけ、店外に1人くらい…」 JK「いませんって」 バイト(馬鹿な……、本当にいない…!!!) JK「本気なんです、ああもう、分かりました、茶化さず真面目に言います、バイト上がるの何時ですか、ってかあと30分で上がりますよね、お話があります!!」 #創作

2014-05-10 08:43:03
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

バイト「待って何で俺のシフト知って」 JK「じゃあ、そこの席で待ってますから! シェイクやっぱりイートインでお願いします!!」 バイト「はい、ご注文ありがとうございます!(混乱)」 #創作

2014-05-10 12:51:33
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

バイト(勤務終了時間が来てしまった……。 あの子はまだシェイク飲んでるし、っつーか2杯目だし。 俺、JKに心当たりないし、話って何なんだ まさか本当に告白!!?) バイト「上がりまーす……」 店長「……(グッ」 バイト「何すか、その親指」 #創作

2014-05-10 13:14:56
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

バイト「終わったけど……」 JK「待ってました。 とりあえずポテチどうぞ。(パリバリ」 バイト「申し訳ございません、当店、持ち込みの飲食はご遠慮戴いております」 JK「まだ頭はバイト中みたいですね。(パリパリ」 バイト「あれ、注意したよね?」 #創作

2014-05-10 13:52:18
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

JK「さて。 お話が、あるんですが。」 バイト「ハイ。」 JK「付き合ってください」 バイト「それは、交際的な意味で?」 JK「いえ、一緒に来いと言う意味です。」 バイト「だよね、もっとお互いを知り合ってから――って、え?」 #創作

2014-05-10 18:20:12
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

JK「一緒に来いと言う意味です(二回目)」 バイト「うん…知ってた……。」 JK「じゃ、今すぐ来てください。 時間ありますよね? これからは帰ってゲームするだけですもんね。」 バイト「どこへ、ってか何で俺の予定知ってんの怖い」 #創作

2014-05-10 18:38:01
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

JK「あなたは、この世界にまだいたいですか? 別の世界、行ってみたいと思いませんか?」 バイト「 」 バイト(やばい このひと でんぱ) バイト「……あっ、俺これから異世界にでも連れて行かれる系? スペクタクルストーリーが遂に始まるんですねわあ楽しみ」 #創作

2014-05-10 18:54:09
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

JK「………。」 バイト「………。」 バイト「……えーっと、お兄さんもう帰っていいだろうか」 JK「いいですよ。」   「帰ったところで無駄ですが」 バイト「えっ」 JK「忘れちゃいました?(スッ」 バイト「これ、俺の…行動パターン……?」 #創作

2014-05-10 19:08:29
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

JK「ついでに言えば、これから一週間くらいの予定も把握済みです。 ほら、これ。 合ってるでしょう? どうやって、って顔ですね。 この写真を見れば察する事が出来ますか?」 バイト(俺の…部屋だ……しかもこのアングル、玄関から撮ってる……!!?) #創作

2014-05-10 21:40:15
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

JK「お分かりいただけただろうか……もう一度ご覧いただこう……」 バイト「いや……もういいよ……」 JK「言い方を間違えましたね。 もう一枚ご覧いただこう。(スッ」 バイト「ちょっと何で俺の部屋でポテチパーティしてんの? 誰としたの?」 #創作

2014-07-17 21:40:15
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

JK「1人です。」 バイト「何のためにコップ2つ、ってこれ2つとも俺のだしさぁ。」 JK「片方はあなた分でした。 バレる訳にはいかなかったので自分で飲みましたが。(スッ」 バイト「 」 JK「寝顔、なかなか可愛いですね。(ニコッ」 バイト(おれ ちびりそう) #創作

2014-07-17 21:47:02
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

バイト「あの、本当に、何なんスか……」 JK「ついて来てくれればわかりますよ。 こんな世界飽き飽きでしょう? いいとこ連れてってあげますから。」 バイト「いやその文句絶対危ないやつだs」 JK「いいから来いっつってんの。」 バイト「はい。」 #創作

2014-07-17 21:54:23
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

バイト(つ、ついて行く事になってしまった) JK「マジどうしようって顔ですね。」 バイト「本当マジどうしよう。」 JK「覚悟決めてくださいよ、男でしょ。」 バイト「何されるかまるで分からないのに覚悟なんて決められるか。 はぐらかしてないでサッサと言え!」 #創作

2014-07-17 21:58:41
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

JK「知りたいですか?」 バイト「……も、勿論」 JK「―――……、」 バイト(何だ、この間は) JK「心霊スポットに」 バイト「は」 JK「心霊スポットに一緒に来てほしいんですよ。」 #創作

2014-07-17 22:03:29
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

バイト「心霊、スポット?」 JK「はい。」 バイト「KIMOーDAMESHI?」 JK「………、まあ、はい。」 バイト「なんで、俺と?」 JK「………。」 バイト「なんで、俺と?」 JK「………。」 #創作

2014-07-17 22:32:28
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

JK「…………」 バイト「お前、肝心なところで黙るんだな」 JK「……、私」 バイト「あ?」 JK「あの子、を。 置いて来ちゃったの。 助けに行かないとなのに、私1人じゃ助けられないの。 だから」      「助けて、ください」 バイト「………は?」 #創作

2014-11-17 23:07:33
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

バイト「待て、何なんだ。 何で俺なんだ。 わざわざ生活パターン調べ上げて、ヒトん家に不法侵入までして、脅すようなことまでして、どうして見ず知らずの俺なんだ! 心霊スポットに誰かを置いて来ちまったんだよな!? 助けに行きてぇなら、何でそんな悠長なことしてられたんだ!」 #創作

2014-11-17 23:12:10
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

JK「私1人じゃ無理なんです」 バイト「だから何で俺なんだ! 警察でも何でも連れていけばいいじゃねえか!」 JK「あなたじゃないとダメなんです。 お願いだから、あの子を、助けてください」 バイト「………。」 #創作

2014-11-20 07:30:21
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

それ以上、俺は何も言わなかった。 心霊スポットに置いて来てしまった友人の存在が嘘の可能性もある。 何を企んでいるのか分からないが、家に出入り自由なことを考えると少なくとも今日はつき合ってやる必要があった。 そうして、俺達は無言のまま、町外れの森に着いた。 #創作

2014-11-20 07:37:36
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

JK「ここです」 バイト「ここって」 JK「私があの子と別れたのは、もう少し先です。 行きましょう。」 バイト(心霊スポットって言うからそこら辺の墓地かと思ったら、ガチじゃねえか……) #創作

2014-11-20 08:01:13
雨介@レインメイカー @amesuke_1121

そこは、かつて男子中学生3人組が一時行方不明になった森だった。 翌朝になって、3人共帰って来たのだが、3人はけしてその一夜の話をしなかったと言う。 それだけならいいのだが、その中学生達の所属するクラスで不思議な事が起きた。 #創作

2014-11-20 08:09:25