【coiffeur発声練習講座】番外編:コーラスのフレーズ作り
- barber_coiffeur
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もはや発声関係ないですが、唐突にコーラスのフレージングについて語りたくなったので呟いていきます
2014-07-10 23:11:12・フレーズに係る力学 基本的に高音へ向かう時は小さく、低音に向かう時は大きく。丁度自転車で坂を上り下りするイメージ。 全体の音量のバランスが取れて聴きやすくなり、音の高さに振り回されているような印象が薄れる
2014-07-10 23:18:49・フレーズの中心を探す 候補としては →主旋律が消える所 →最高(低)音 →フレーズの末尾の手前 →リズムが細かくなる場所 →跳躍の直前 etc... 「その音に向かって歌おう」と意識するだけでもかなり違う
2014-07-10 23:23:53(続き) 1ノート、1フレーズ、1コーラス、1曲それぞれに中心となる部分がある。大きな視点から順に「そこを引き立てるには」という観点で曲作りをすると、曲に一貫性が出やすい。
2014-07-10 23:28:06・母音の変化に起因するフレーズ作り (クレッシェンドの場合) 閉口母音から開口母音へ移ると声が通りやすくなる →自分の中で開口の直前までクレッシェンド、開口直後は一段階音量を下げるよう意識すると、音色のみが変化したスムーズなクレッシェンドに聴こえる
2014-07-10 23:34:50・ユニゾンからの展開 ユニゾンの間は引く。展開時は特に低音が大袈裟に大きくなるとよい。 展開後はコーラスの各成分の音量が1/(人数)になることをしっかり意識しておく
2014-07-10 23:38:00・和音構成によるフレージング1 全ての和音構成を分析してパート間の強弱を付けるのは困難 →フレーズごとに出ていいか、出てはいけないかを試し、徐々に精度を上げていく
2014-07-10 23:49:15・和音構成によるフレージング2 所謂クラッシュの扱い 引く:微かな違和感、オシャレ 出す:大きな違和感、力強さ どちらかには寄せた方が良い。解決の処理も忘れずに
2014-07-10 23:54:03・ダイナミクス 音量だけでなく口の開き方や響かせ方(厚みや音色)なども変化させれると表現の幅が広がる
2014-07-10 23:56:53・フレーズの終わりとブレス 曲の終わりでない限りは、フレーズの終わりは次のフレーズを予感させるものにしたい →次のフレーズへの感情の持って行き方(繋げるor一新する)によって収め方が変化する →ブレスもフレーズの終わり、及び始まりだと捉える
2014-07-11 00:03:29・主旋律を聴く(最重要) 主旋律の盛り上がりに寄り添うのか、引き立てるのか、主旋律がいない隙間を埋めるのか、残すのかなど、主旋律を前提としたコーラスでないと意味は無い。
2014-07-11 00:03:45纏めると ・主旋律を聴こう ・曲にモチベーションを持たせよう ・聴きやすいコーラスを目指そう …て感じでしょうか。勿論例外は沢山あります
2014-07-11 00:05:34きっと我らがバリトンにはまだまだこだわりがあるのでしょうが、僕からはこのくらいで 今回はLemon Squeezyのナンバーをお届けします。実は僕らと同期なんですよねぇ…本当にスゴイです m.youtube.com/watch?v=4-rnb8…
2014-07-11 00:18:32