ネクロニカｚｋまとめ

塩田ミケ @40tan_

@tan40zk 親玉の異常を目にしたレギオンどもが標的を彼に変え、一斉に襲い来るも彼はなお、衝動に狂気を委ねたままだ。指にべっとりと着いた血をねぶり、品定めするように巡らせた真っ赤な目を細めて、然も愉しげに呟く。「嗚呼、どれから喰ってやろうか。」

塩田ミケ @40tan_

@tan40zk あのレギオン程度に言葉を理解する知能は無い。それでも、その凍るような鬼気は――捕食者と対峙した際に弱者が抱く本能的な恐怖は、猛進する有象無象を竦ませ足止めするのに、十分な効力を発揮した。くすくすと、緊迫に似合わぬ笑声が響く。

塩田ミケ @40tan_

@tan40zk 本来なら、彼が衝動のまま動き狂気に身を染めてゆくさまを見るのは、とても堪え難い。その筈なのだが。小柄な全身を沸くえも言われぬ高揚に、フードの下、口元を歪めずにはいられなかった。唇を彩る鮮烈な赤のなんと艶やかなことか！舞い踊るように肉を断つ姿のなんと美しいことか！

塩田ミケ @40tan_

@tan40zk 切断したばかりの異形の腕に喰らい付き、浅ましく貪る彼の姿さえ、狂った興奮を煽る。全てを彼のために、解体し切り刻み肉片ひとつ残さず尽くを、彼に――！圧倒的なまでの殺劇は哀れなサヴァントが動かなくなってもなお続き、死神の死神たる所以をありありと見せ付けるのだった。

塩田ミケ @40tan_

@tan40zk 「……お前達を造ったネクロマンサーとは絶対に理解しあえないと思うな、おれ」 「今遠回しに俺達のこと貶しただろ」

塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet いつもは気にも留めなかったけれど、その日はたまたま獲物の頭が割れていた。そういえばまだ喰べた事がなかったと思い出し、脳みそをひとくち千切り口へ運ぶ。咀嚼、嚥下。そしてまたひとくち、その次はもっと多く。気付けばぐちぐち音を立て貪って、あっという間に平らげる。

塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet 指についた残りかすさえ舐め取っても、まだ足りない。ふと視線を感じて部屋の隅へ視線をやれば、怯えに目を見開きこちらを見るだるま。聞き流した死神の言葉をぼんやり辿る。そういえば今日は二匹捕まえたとか言っていたような気もする。動けないように手足を切り落としたのか。

塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet 「ねえ、それはいつ解体するんだい」「ん？お前が食事する直前のつもりだけど。どうせもう逃げられねえし、活きの良い方が美味いかと思ってさ」「なら、その時に頭蓋も割っておいておくれよ。勿論中身を傷付けないようにね」「……仰せのままに、愛しの君」(ネクロニカ)

塩田ミケ @40tan_

@tan40zk ｚがいつものようにｋにじゃれて口付けしようと頬に手のひらを添えたら、何の気紛れかその日に限って逆にその手を取られ、指先にキス。関節、手の甲と順に唇を触れられて、どうしたと訊く間もなく今度は指を咥えられる。指の根本から指先まで丁寧に舌が絡み、時折吸われたりもし、

塩田ミケ @40tan_

@tan40zk 伏し目がちの表情からは何も読み取れなくて完全にｋのペースに乗せられていたのだけど、瞬間、嫌な予感がして手を引っ込めたら、がち、と歯が噛み合う音。危うく指を喰われるところだった。睨む目はちょっと不機嫌そうだったけど、慌てるｚの反応が愉しかったらしく、お咎め無し。

塩田ミケ @40tan_

@tan40zk けどそれ以後ちょくちょく味見と称して指……だけじゃなく首筋、腹、背中と、舐り弄ばれる行為はエスカレート。油断してると噛み付かれることはあっても、肉は持ってかれないからたぶん反応を見て遊んでる。ｋの気が済んだら解放されるけど、散々弄ばれたｚはもう色々と昂ってアレ。

塩田ミケ @40tan_

@tan40zk でも遊びへの興味が消えた状態で続き……本番も……なんて言った日には機嫌急降氷点下だから往々にして虚しい思いをするｚ。(ネクロニカ)

塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet 散らかし放題の骨の上で、魔法で人の形を保たせた骨と円舞曲を踊る人喰い。上機嫌にはなうた。ブーツのかかとで脆い骨を踏み潰し、しゃれこうべを蹴飛ばし、くるりターンすればほとけかずらの花びらがそっと舞う。動くしびとのメメント・モリ。

塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet 小柄な死神が俺とも一曲いかが、と紳士のお辞儀をすれども、人喰いは一瞥しただけで取り合わない。その代わりはなうたを止めて、お相手の骸骨と密に抱き合い見せ付け、恋人同士がそうするように唇を寄せて――。

塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet 嫉妬した死神が舌打ちして骸骨のあしをを蹴り飛ばせば、玩具の愛人は糸が切れたみたいにばらばら、その場に崩れて動かなくなる。すべて思惑通りだったのだろう、人喰いはくつくつ、愉しそうに嘲った。

塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet ●●●○→●●●● privatter.net/p/352127

塩田ミケ @40tan_

@tan40zk 薄々思っていたが、私はどうやらドールクジャのこと少しおバカちゃんだと思ってるらしい。白痴美人というか……。通常のクジャが頭の中で常に色んな事考えているのに対して、ドールクジャはその思考の半分以上が「空腹」で占められている。明後日見ながらごはんの事考えてる。

塩田ミケ @40tan_

@tan40zk ただし、ドールジタンの前では普通に感情をあらわす。居ないところでは白痴美人。だから「お前の連れ、いつもボーッとしてるけど大丈夫か？」とジタンに訊いても「どこをどう見たらそう見えるワケ？」とか返されちゃう。

塩田ミケ @40tan_

@tan40zk ｋの『生前の記憶がほぼすっぱり無いせい弊害』は、ｚを好ましいと想う感情が親愛に因るものだと気付けないこと。というか全ての好ましい感情は『美味しそう』で『食べたい』からそう感じるのだと、ごちゃごちゃになって、勘違いしてる。

塩田ミケ @40tan_

@tan40zk だから食べることで満たされるし、食べることは自分にできる最高の愛情の形だと思ってる。んだけど、食欲の赴くまま食べるときと、ｚの身体を食べるときとでは、満たされるには満たされるんだけどなんか違うな……とは感じてる。漠然と。

塩田ミケ @40tan_

@tan40zk その漠然とした違和感が、抱擁や接吻といった気紛れの優しさ（？）を生む。その気紛れを、ｚはほんとうに嬉しそうに笑って受け入れるから、こういうのも悪くはないと感じてる。二人ぼっち寄り添うことの幸福を。思い出せない大事な記憶を「どうでもいい」と霞める程に。

塩田ミケ @40tan_

@tan40zk 一方ｚはと言うと、初期所持の記憶のカケラが死去（他人の死の記憶）。実はｚの目の前でｋが死んでる。しかもｚのせい。けど、誰か大切な存在が目の前で死んだと言う記憶しかなくて、誰が死んだかは覚えてない。喪失の恐怖と自分への怒りが死後強い後悔として行動の根底に残る。

塩田ミケ @40tan_

@tan40zk だから、目覚めてすぐ恋心未練を抱いてしまったｋに、病的なまでの献身をする。ジャンクのｚはｋ以外の全てを棄てても構わない極端思考。彼が望むならぜんぶバラす。彼に害意を持つもの全てバラす。生前の記憶そんなん知ったこっちゃねえ邪魔するならみんなバラす。

塩田ミケ @40tan_

@tan40zk ｋが自分を食べたがってるのは解ってるし、受け入れるつもり。でも今は駄目。彼を守るために、自分がバラされては駄目。だから彼がどんなに望んでも、まだ食われるわけにはいかない（ただし恋心発狂状態では対外へ目が向かなくなるからとにかく自分を食ってもらいたがる）。

塩田ミケ @40tan_

@tan40zk あっ、あと後々寵愛点つかって【スパイク】を頭に取得しよう。説明には角やトゲとかいてあった。頭のスパイク＝角。羊角ジタン。ぜったいに可愛い。【けもみみ】や【けもあし】だけが獣っぽさではないのだ。