ネクロニカzkまとめ

個人用備忘録。随時追加。
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塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet (ネクロニカ)zの腹にキスをするk。その頭を抱いて指を髪に通すと、kは猫みたいに目を細めて手櫛を受け入れる。稚拙なキスは徐々に『味見ごっこ』へ変わって、zはくすぐったさに笑い声を零す。たぶんこのあと噛まれるって解ってるけど、それでも制止しないんだ。

2014-07-31 10:51:16
塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet 案の定牙を立てられ、肉を食い千切られ、肉食獣がそうするみたいに腸を引きずり出されても(今日はよくじゃれてくるなあ)ぐらいにしか思わなくなってる。他のドールがその光景を見たら即狂気判定モノなんだけど、感覚の麻痺した二人にとっては平穏なじゃれあいなんだ。

2014-07-31 11:10:21
塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet 独りさ迷い続けてどれだけの時が過ぎただろう。既に死んでいる身体には時の流れなんて些末な事象に過ぎないのかもしれない。それでも、この悪意に満ちた世界を孤独に逝き続けるのはもう限界だった。なんでもいい、誰でもいい、『はなし』の出来る相手が欲しかった。

2014-08-01 21:52:16
塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet だから、彼に出逢った時は本当に嬉しかった。涙を忘れたはずの、おおあなの空いた瞳から、ぼろぼろ涙が零れていくような錯覚。虚脱感を伴う強い歓喜。彼は私に、見知らぬ死人の私に、人懐こい笑顔を向けてくれた。言葉を投げれば、返ってくるのは確りとした意味のある言葉。

2014-08-01 21:52:27
塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet 彼とは会話ができる!彼もまた、私と同じく自我のある死人なのだ!――彼はこの先にある小屋で、誰にも関わらずひっそりと暮らしているのだと言う。そうね、こんな壊れきった世界。彼でなくても隔絶したくなる……同情に似た共感を覚えて、私もまた、彼に笑いかけた。

2014-08-01 21:52:39
塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet 彼が暮らしているという小屋に着くと、彼は快く私を迎え入れてくれた。と言っても、在りし日そうであっただろう習慣のように、お茶やお菓子でもてなすようなことは出来ない。でも疲れただろうからゆっくりしていってくれ、と奥の部屋へ通してくれた。休むのに使う部屋かしら。

2014-08-01 21:52:55
塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet ふわり、鼻腔を擽る花の香り――その違和感を疑問に思う暇もなく、次の瞬間、私はその場に崩れ落ちた。同時に転がる私の脚。咄嗟のことに理解が追い付かず目を瞬かせるばかりの頭に、今度は強い衝撃。意識を失う間際、僅か見えたのは、彼の、あの、人懐こい笑顔――――

2014-08-01 21:53:05
塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet (――ほら、見てみろよ)(……へえ、珍しい、心臓があるじゃないか)(だから言っただろ?今日のは大物だって)(頭に大穴が空いてしまっているのが些か残念ではあるけれどね)(贅沢言うなあ)(食事には妥協したくないんだ)(そう言うもんかねえ)(そう言うものだよ)

2014-08-01 21:53:15
塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet 「…………なんだ、まだ意識が有るようだね」「え?……あちゃあ、ちょっと加減しすぎたか」「ふうん、こういうのがキミのタイプなんだ」「はあ!?ばっ、違っ」「僕と違って小柄でか弱そうでいかにも可愛らしいからねえ」「違うって!聞けよ!おい拗ねるな!……ああくそ!」

2014-08-01 21:53:25
塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet 手足を切り落としてなお喚き抵抗する獲物の喉を裂き、抜いた血を台の下の桶へ溜め、腹を開き、臓物を取り分け、皮を剥いで、骨と肉を分かつ。単なる『手慣れ』た『作業』、扱うのは彼の食事、それ以上もそれ以下もない。ただ話が通じる相手だと、騙しやすいから楽ではある。

2014-08-01 23:39:09
塩田ミケ @40tan_

@tan40zk (ネクロニカ)飽くまで愛情表現としての口付けをするz様に「キミも僕を食べたいのかい?」ってkちゃんに言って欲しい

2014-08-03 12:46:02
塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet kよりは対外へ目が向く心的余裕がある……とは言え死神zなので、その人懐こい笑顔に騙されてると痛い目見るし、すぐ認識を改めることになる

2014-08-03 20:50:28
塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet 全身凶器みたいな身体の構成してるのでどこが吹き飛んでも問題なく切りまくる。もう良いって言っても切り刻む。バラせばバラすほどkが満足してくれるから、バラすことは愉快なんだ、歓喜なんだ。相手の粘菌にまみれながら唇は弧を描いている。「次はどれを壊せばいい?」

2014-08-03 20:56:21
塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet 損傷箇所が多くちょっとヤバいなってレベルでも、次へ次へと敵を追って行こうとする。愉しそうなzを眺めるのは嫌いじゃないけどそれで彼が壊れてしまうのは何だか嫌なので「もういいよ」と一言だけ言葉をかけるんだ。kの言葉だけがzを止められる唯一。

2014-08-03 21:23:46
塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet まるで首輪のついた犬みたいに動きをぴたりと止めて、ちょっと寂しそうにkのもとへ帰ってくる。彼のためにやっていることをその当人に制止されて、自分の想いを否定されたみたいに感じてしまって。それでもkは慰めたりなんかしないし、労いを言葉にしたりしない。

2014-08-03 21:33:28
塩田ミケ @40tan_

@R18_tweet 慰めない?違う、本人にその気がないだけで、zだけはそれを慰めと認識する。脚が吹き飛んでいたなら抱き抱えて、折れた角へ唇を落とし、無数についた傷をひとつひとつ丁寧に舐めて、繊細な手付きで修復をはじめる。その間zを誰にも触らせない。近付こうものなら引っ掻かれる。

2014-08-03 21:48:45
塩田ミケ @40tan_

@tan40zk 前も言ったけどドールkは原作kがアレだから血塗れの部屋とか悲鳴や死体云々による狂気判定にすごい強いイメージあって、でも身体に蛆が寄生したとか産卵されたとかしたら補正-3レベルの狂気判定だろうな。って思った。

2014-08-17 20:52:27
塩田ミケ @40tan_

@tan40zk 自分用どどんとふさんでちょっとzk対slbのバトルパートをひとりでシミュレーションして遊んでたんだけどなんかやばいね 実際動かしてみるといろいろわかってやばいね

2014-08-19 20:57:28
塩田ミケ @40tan_

@tan40zk 対戦車ライフルを頭に受けのうみそめだまあご他2つを損傷しつつも肉の宴で黙々とレギオンの残骸を食い漁り修復していくドールkの鬼気たるや

2014-08-19 20:59:37
塩田ミケ @40tan_

@tan40zk 後半リミッターと腕全損したバッツがずっとあごでkに噛み付いてたんだけど、バーサーカーっぽくてよかった エンバーミングを序盤でつぶされたのがちょっと痛かった

2014-08-19 21:07:09
塩田ミケ @40tan_

@tan40zk たとえば劇場だった場所に来たとき、zは舞台に上がり、kは客席に座り、それぞれ浮かぶ記憶に想いを馳せるかもしれない。ボロボロになったお芝居の台本や、奇跡的に微か読み取れるパンフレットを手にし、宝物として持ち帰るかもしれない。彼らが取り戻すのは互いの記憶だけ。

2014-09-30 00:18:11
塩田ミケ @40tan_

@tan40zk 彼らのネクロマンサーは彼らに記憶を取り戻して欲しいと切に願っているのに、彼らの世界は常に閉鎖的。手駒はみな彼らの記憶を甦らせるためだけに造られ壊されていく。ネクロマンサーが愛するのはドールだけ、サヴァントに何の愛着も持たない。けれどサヴァントは認められたい。

2014-09-30 00:25:51
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