深夜のジョジョ三部談義まとめ
- hosidukuyo
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この辺りも、やっぱりDIOはジョースター一族が怖かったんだろうなとか、実際思いますよね……!三部のDIOは「恐怖を克服する」ことが生きることだと言ってるんですよ。
2014-07-24 03:12:14DIOの語ってた「恐怖を克服する」ってモットーが、自分の臆病さの裏返しなのかもって思うと面白いですよね。自分の能力とかも戦う前にめっちゃ研究してるんですよねアイツ。ストレィツォとかのほうが遥かに無茶やってる。
2014-07-24 03:15:15最高にハイであるかどうかの境界は、「ジョースターの血を吸った」ということそのもより、DIO自身が「ジョースターを乗り越えた」と認識できたかどうかにあったのかもなあ。
2014-07-24 03:17:12肉体的は首の傷の痛みなんてとっくに癒えてるけど、初めてジョースターの一族であるジョセフを殺したとDIOが「実感した」ことで、幻痛が癒えたと初めて思えたみたいなヤツ
2014-07-24 03:18:23振り返って考えると、ディオが一番最初の貧民街にいた時期に親父を暗殺する事に成功してたのがあの性格の始まりというような気がする。あそこで用意周到にやる事の効率良さと確かな結果を実感してしまった事で、残りの人生なんど失敗してもその価値観でしか事を運べなかったというか。
2014-07-24 03:19:35晩年のダリオさんはあんなに弱ってたんだから、あの当時のDIOなら普通に殴りかかれば殺せたし、貧民街なら悪評すら気にする必要なかったのになあ
2014-07-24 03:20:41人間やめた時はちょっと「ゴリ押しいけるやん!!」となったけど、結局それもダメだった事で、より用意周到に準備する事に執着する性格が出来上がってしまったというか。
2014-07-24 03:21:07勝つためには手段や方法なんてどうでもいい奴が、嫌いな言葉の一番が「努力」で2番目が「ガンバル」な奴と特に理由もなく最初から最強な奴らに負けるのが第三部という話であるよ #ホントかよ
2014-07-24 03:27:55長い時間を掛けて身につけた技術とか知性とか能力とかが「テメーは俺を怒らせた」という感情の爆発で一発でチャラにされる。それはやっぱり怖いことだと思うよ。
2014-07-24 03:33:20DIOの感じるジョースター一族への恐怖を一部言葉にするならこういうことなんでしょうね……。「俺の努力が無駄になるかもしれない」。
2014-07-24 03:36:03ディアボロなんかはDIOより露骨にそれだし、カーズも太陽という不安を乗り越えたいと思ったのが動機だし、大統領は個人は超覚悟決まってたけど国家がそうであってほしいと思って動いてた人だし、プッチ神父は人類全員そうだと考えて時間加速までしちゃう迷惑な人
2014-07-24 03:40:33で、その『無駄』を拒絶するっていう性質が正の方向で現れたのが息子のジョルノで、「真実から出た真の行動は決して滅びはしない」って言葉こそまさしくそれ。みたいなね!
2014-07-24 03:44:36さっきのラスボス動機、「安心」ってワードが一番当てはまりそうなのは吉良なんですけど、こう並べるとやっぱり吉良だけはちょっと毛色違うような感じはしますね。
2014-07-24 03:47:04吉良が恐れてるのは「盤石の体制が堤防の穴から崩れるかも」みたいな不安じゃなくて、「絶対こんな暮らしは長続きしない」っていう絶対的な破局の予感だったから。だから小さな不確定を積むどころか、もっと大きな「殺人鬼は許されない」仕組み自体が敵だったし、それと戦う事も難しかった人って感じ
2014-07-24 03:48:11だから吉良はちょっと運命に抗ってる感あるし、そんな中で絶対の安全を確保できるバイツァ・ダストを手に入れたらあんなに調子に乗る気持ちは凄く分かるなあ
2014-07-24 03:49:22結局ディオはミームの存在を信じられなかった男、っていう事になるのかな。自分が滅びたら自分の存在まで無駄になるんじゃないかという恐怖に打ち勝てなかった。ジョジョの世界では自分のミームを信じる事=覚悟が勝利に直結するので、何をどうしても勝てなかった。
2014-07-24 03:49:31バイツァダスト、確実に吉良自身「こんな能力があったら」と思ったことすらなかったであろうレベルで吉良自身に都合の良い、妄想じみたデウスエクスマキナで、それだけに、こんな妄想めいた能力でもなければ救われない運命にあった吉良が悲しいですね
2014-07-24 03:54:51