《「自衛隊のドネツク派遣」を実現させたくない》

基本的に悲観的な予測が多い私が、 また悲観的な予測をした、自己ツイートをまとめました。 ありえない、とか、馬鹿馬鹿しい、で収まってくれたら、良いのですが。
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

0 以下、あたらないほうが良い推測を書く。 ドネツクには、おそらく自衛隊が派遣される。名目は、航空機事件の調査、または調査隊警護、ということになるだろう。 安倍首相は既に、ある程度の準備を命じているはずだ。欲しいのは、海外で武装した自衛隊が、国連決議とは無関係に活動する実績作り。

2014-07-25 00:09:52
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

1 今回のマレーシア航空機「撃墜」事件に関しては、ウクライナ軍もロシア軍も、ウクライナ共和国内で自立を宣言している「ドネツク人民共和国」も、当事者性が強すぎて、「中立の調査」はできない。 中立で、なおかつ調査に入る必然性があるのは、マレーシアと、被害者の国籍がある国々だ。

2014-07-25 00:12:40
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

2 航空会社が所属するマレーシアには、申し訳ないが、強力な後ろ盾もないし、自前の強力な軍隊もない。 となると、本来ならば国連の出番であり、安保理事会や常任理事国の合同調査隊が編成できれば良いが、 当事者の中に安保理常任理事国のロシアが含まれているので、合同調査隊は難しい。

2014-07-25 00:15:13
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

3 そうすると、現在のところ、調査隊編成の動機と必然性があるのは、被害者の多数が国籍を有しているオランダとオーストラリアという事になる。 この2国は、それなりの組織と装備と調査能力を有しているだろうし、何もしなければ、国民が黙っていないだろう。

2014-07-25 00:17:41
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

4 しかしここに、人員派遣の必然性は無いのに、 調査に人員を派遣したい動機を山ほど持っている首脳がいる。 他ならぬ、日本国の安倍晋三首相だ。 今回、現場に人員を出す必然性は、日本には全くない。しかし、安倍首相には、今回のことが、自衛隊を海外に派遣する好機に見えているだろう。

2014-07-25 00:20:29
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

5 安保理常任理事国の状況から考えて、今回は国連決議や安保理決議に基づく組織の編成は難しい。 同時に、軍事衝突が継続している場所であるから、民間人を調査に出すことは、さらに困難だ。 しかし、表立って調査団を武力で排除することは、そこで軍事衝突を行っているどの勢力にもできない。

2014-07-25 00:23:04
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

6 つまり、調査活動を行う現場は、戦闘現場ではない。また目的は調査活動なので、武力行使は想定しなくて良い。自衛権の行使にはならない。そして、国際社会に於いて、調査活動は高い意義を持つものになる。 安倍首相にとって、こんな都合が良い条件が揃うのは、彼の脳内では「運命」に見えるだろう

2014-07-25 00:25:36
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

7 何も、自衛隊は主役でなくても良い。調査の脇役であっても、武装して現地に派遣して、調査団に参加できれば良い。 もし難しいなら、丸腰で参加させても良い、と安倍首相は考えるかもしれない。 とにかく、参加させたくて仕方がないはすの「チャンス」なのだ。

2014-07-25 00:27:42
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

8 かなりの確立で、ここ数日のうちに、安倍首相は、自衛隊のドネツクへの派遣を言い出すだろうと、私は推測している。 まさか、ガザ地区に出すのはさすがに困難だし、このまま訪朝カードが使えないなら、安倍氏の人気低下は確実だ。 起死回生の為の軍事的冒険、というステロタイプな案が出る。

2014-07-25 00:30:40
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

9 もし、自衛隊のドネツク派遣について、異論が出て世論が沸騰したなら、それはそれで、安倍首相には良いのだ。 派遣を先に済ませて、その成果を持って、解散総選挙に持っていける。自衛隊に死者が出なければ、総選挙で勝てるかもしれない。その程度の予想でいるだろう。

2014-07-25 00:32:44
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

10 準備と覚悟が必要だろう。 自衛隊の海外派遣を無原則に広げない、という論陣を張る準備と、 自衛隊の海外派遣を阻止する準備と、 総選挙が行われる覚悟と。

2014-07-25 00:34:27