編集可能
2014年7月27日

基町アパートに関するアレコレ #danchi

広島市内にある巨大な団地群「基町アパート」に関するアレコレ
0
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

「都市ソラリス」展の総括会議は刺激的だった。資本が都市間を次々と移動し、バブルそして荒廃というパターンを繰り返す状況の中で、どのように持続可能な都市をつくるのか。印象に残ったのは、合意形成のシステムをつくるということと、合意形成の舞台として、演劇的な物語を導入するということ。

2014-03-02 20:06:30
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

基町アパートという「都市」のことを考えてみると、物語の構築に苦心している印象。市は「ふるさと基町」を掲げるが、そもそも、多様なネーションの人々が集まる住宅でふるさとを謳うのは無理がある。多様性を前提とした物語が必要なのだが、日本ではこれまでそういった物語が必要とされてこなかった。

2014-03-02 20:19:04
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

ネーションの混交が繰り返された結果、多様性そのものがアイデンティティとなった重慶大厦に対し、広島の基町アパートは異文化の「混入」に戸惑っている段階。ここに整備しなければならない物語は、近い将来、日本が直面する移民問題とシンクロすることになるのだろうと思う。

2014-03-04 02:27:21
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

夜になると、基町高層アパートの中央には光の舞台が現れる。これは商店街から漏れる明かりだが、アパートに灯る多彩な光が、ここに収束しているようにも見える。課題と解答を同時に象徴するような光景。 pic.twitter.com/Tag9KsqQXz

2014-03-04 21:43:28
拡大
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

基町高層アパートの「光の舞台」は、夜が明けると緑色に輝く。この人工地盤はコミュニティの核となるべく設計されたが、約40年を経て、商店街を含むこの場所をいかに再生するかが都市のシステムを更新する鍵になっている。 pic.twitter.com/bdwPKmjzST

2014-03-06 03:55:04
拡大
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

過去のツイートと重複しますが、広島・基町アパートと物語についてのまとめ。リンク先はFacebookですが、どなたでもご覧いただけます。 on.fb.me/NzRSVa

2014-03-07 18:13:25
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

基町高層アパートも当初はさまざまなオプションが検討されたようだが、市は改善して使うことを決めた。その大きな理由のひとつは費用だ。改善事業の予算は183億円だが、3000戸の集合住宅を新築するとその何倍もかかる。また、改善事業にかかる費用の半分近くは国の負担で、市の財政に優しい。

2014-03-20 20:31:24
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

1997年の「基町住宅団地総合再生基本計画」では、大高正人氏設計の高層棟の西側に超高層棟が聳え、福祉施設が建設され、対岸に向かって橋が架かるという拡張型のプランが描かれたようだ。石垣文氏らによる論文にそのイメージが掲載されている。 bit.ly/1d1X2Vp

2014-03-20 20:37:02
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

基町高層アパートの商店街には、基町高校創造表現コースの生徒らによって描かれたシャッターアートがある。今後も同様のプロジェクトが展開されるらしいが、高齢化率が40パーセントを超えた基町にとっては最新かつ希望のレイヤーなのかもしれない。 pic.twitter.com/M9TF3TCAoy

2014-03-26 12:20:21
拡大
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

原広司氏設計による基町高校の内部はショッピングモールのような特異な空間だが、創造表現コースの教室群はそこから独立し、美術大学のアトリエのような雰囲気になっている。見学したとき、ご案内いただいた先生がここを誇っているのを感じた。 pic.twitter.com/gDN2NBTQIA

2014-03-26 22:49:01
拡大
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

基町高校の南棟。ここには普通教室や職員室など、美術系以外の部屋が集積している。中央に巨大な吹き抜けがあるので開放的だが、その分、死角はほとんどない。他方、静謐な中庭のある創造表現コースのアトリエは、まさに創造のためにつくられている。 pic.twitter.com/z9P28SZvB5

2014-03-27 02:23:24
拡大
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

基町アパートが超高層棟の追加といった拡張を計画・断念し、現実的な更新へと舵を切っているころ、基町高校は「ひろしま2045」という市の新しい枠組みを利用してハイエンドな新校舎を獲得し、創造表現コースを新設した。まさに希望のレイヤー。 bit.ly/1iATeK0

2014-03-27 13:15:55
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

広島市は昨年の7月に「基町住宅地区活性化計画」を策定したが、どうやら真っ先に取り組まれるのは商店街の「アートロード化」のようなので、この制作過程はぜひ目撃したい。住戸の改善は一般の人の目には触れないが、中央の商店街の更新はプロジェクト全体の顔になるだろう。

2014-03-27 22:14:28
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

「希望のレイヤー」基町高校創造表現コースの方にネット経由で少しお話を伺ったが、シャッターアートプロジェクトが基町アパートの住民との接触の機会となり、新たな回路がつくられていることがわかった。若く才能のある人が高齢化・国際化した孤島の未来を想像するところに価値があるのかもしれない。

2014-03-29 12:55:04
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

「広島の復興経験を生かすために」と題された報告書が広島市と広島県から出た。広島という都市の破壊と再生が、各方面の専門家によってさまざまなレイヤーで記述されている。 bit.ly/1sDlwJj

2014-04-10 12:52:46
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

高野和彦氏・永井均氏によるコラム「基町、激変の都市空間を探訪する」では、幻の広島駅移転計画が紹介されている。復興計画には市の中心部にターミナル駅を移転するという案があったが、実現しなかった。だが、基町の北側に建設される新駅がそれを別の形で実現しつつあるという。興味深い。

2014-04-10 12:59:07
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

建築家会館ホールでシンポジウム「建築家・大高正人の仕事」。都市計画家の蓑原敬氏や、大高事務所で基町高層アパートを担当された建築家の藤本昌也氏をはじめとする濃密なメンバーで、あっという間の2時間だった。

2014-04-25 17:27:00
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

シンポジウム「建築家・大高正人の仕事」、後半は懇親会で、槇文彦氏も参加されてかなり豪華な会になっていた。わたしは初めて藤本昌也先生にご挨拶。100年という長いスパンで基町アパートについてお話になる姿が印象的だった。

2014-04-25 21:09:46
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

藤本昌也さんといえば、個人的には原風景そのもの。広島市の中心部にある基町アパートはもちろん、鈴が峰住宅や庚午南住宅のある風景の中で育ち、藤本さんがマスターアーキテクトを担当した宇品の高層複合住宅が建ち上がっていく只中で青春時代を過ごした。

2014-04-26 02:37:59
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

広島に来た。これから3週間ほどかけて、基町高層アパートとその周辺をじっくり取材する予定です。もし基町高層アパートに関する疑問やご意見などありましたら、@かDMで教えていただけると助かります。

2014-05-19 13:03:38
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

基町高層アパートは、戦後に形成されたいわゆる「原爆スラム」の跡地に建てられた高密度集合住宅で、設計は大高正人氏。1978年に竣工し、2000年からは改善事業が始まっていて、まだまだ使われる予定。住民はおもに高齢化・国際化し、コミュニティの再編に向けた取り組みも進行している。

2014-05-19 13:07:45
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

基町高層アパートを俯瞰したところ。屏風のようなジグザグした形が特徴的。中心には小学校や商店街などが配置されている。 pic.twitter.com/bWy46aUa7L

2014-05-19 13:16:31
拡大
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

被爆樹木のクスノキと、1968年に完成した中層アパート、そして1978年に完成した高層アパート。被爆から復興までを物語る象徴的な光景。 pic.twitter.com/9RC1OkolhS

2014-05-19 13:29:38
拡大
Shunsuke Sasaki @shunsukessk

基町高校創造表現コースの上川英紀先生にお話を伺った。基町ショッピングセンターのシャッター壁画プロジェクトを中心にお話を伺いつつ、アートと街の関係について掘り下げる展開に。プロジェクトの担い手「希望の軸」のみなさんにもお目にかかった。 pic.twitter.com/jFC0zRHzb0

2014-05-21 01:08:21
拡大
残りを読む(64)

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?