トヨタコレオグラフィーアワード2014
トヨタコレオグラフィーアワード、 川村美紀子さんがオーディエンス賞、次代を担う振付家賞とりました。 スズキ拓郎の作品が一番面白かったけど、ダンス界では、川村さんなのだろう、悔しい。
2014-08-03 21:03:16なるほど。トヨタコレオグラフィーアワードは、川村美紀子さんが審査員賞・オーディエンス賞をダブル受賞されたようだ。納得ではありますな (´ー`)ノ
2014-08-03 21:10:27トヨタコレオグラフィーアワード、川村美紀子、ダブル受賞おめでとう。今回の「インナーマザー」は批評家協会賞授賞式で歌い、ダンスがみたいにも引き継いだ歌が入るかと思いきや、見事に裏切り、ダンスをしっかり若手たちと踊りつつ、川村イズム、テイストをしっかり出して見事だった。若手も頑張った
2014-08-03 21:14:57こないだ神村恵の『訪問者』を見て、見せることの意味を質問したときに、観客も含めて稽古場みたいになるといいって言ってたのは至極納得したのだった。インストラクションの一つのリアライズを見ることによって観客もまたインストラクションをなぞることになる。そのときの身体の感覚。
2014-08-03 21:16:30そしてもちろん、インストラクションを実行していると思って見ると見る側の解像度も上がる。インストラクションがどのように実行されているのかを問いながら見ること。インストラクションとダンサーの身体との、そして自らの思考との差異をなぞること。
2014-08-03 21:18:45川村美紀子「蝶と花」すごかった。すぐには、書けなかったけど、相方の亀頭可奈恵にも注目。まだ二年らしいけど、最初のダンスで、オッ!ときた。トヨタ「インナーマザー」でも動きが定型破りのエネルギーがある。たぶん川村と相性、というか感性が合ってるのかもしれない
2014-08-03 21:20:06ダンサー/観客の身体と思考への一つの契機として作品があるとき、個々の作品に対してどのような批評が可能か(そもそもそれは必要か)。もちろんインストラクションとダンサーとが十分に「刺激的」である必要はあるのだけれど。
2014-08-03 21:23:24去年KEX使えるプログラムでけのびの上演を見たときにまずは「やってみたい」と思ったのも結局はそういうことなんだろうし。たとえばそのときの「感じ」を記述し得たとしてそれはまず作品ではなくて作品による体験であって、それを読むことにはどんな意味があるのか?とか考えてしまう。
2014-08-03 21:32:30トヨタコレオグラフィーアワード最終審査会。ファイナリスト6組の内、実に残念ながら所用があり4組しか観れなかった。しかも下馬評通り二冠を手にした(ことを先程知った)川村美紀子を観れなかったというね。。だが私は基本、捩子ぴじんと塚原悠也を観に行ったのだ。
2014-08-03 21:47:10トヨタコレオグラフィーアワードについて。川村美紀子の大ファンなので、今回のW受賞は嬉しい…が、振付家に与える賞という意味では「素人でも踊れる」というコンセプトのコンタクトゴンゾ塚原さんに獲ってほしかったのが本音。ゴンゾ的なダンス解釈を新奇なものとは思わないけど、拡張性を考えると。
2014-08-03 21:50:10捩子君のはダンサブルでファンキーだった(アイロニカルな表現です)。トップバッターだったのだが、続くスズキ拓朗とのコントラストがアレ過ぎて思わず笑った。実質contactGonzoであるところの塚原さんのはサイコーだった。如何にも彼ららしいカラダ張りまくった、すこぶる知的な作品。
2014-08-03 21:50:16…とはいえ実際には素人というか「コンタクトゴンゾのプロ」(プロのコンタクトゴンゾ、ではない)でなければ危険でしょうがない内容なので、決して開かれてるわけではないけれど。
2014-08-03 21:51:46トヨタ コレオグラフィーアワード 2014閉幕──予想していたとおり、審査を通じて見つめていたのは自分自身でした。改めて、僕が大切にしていることを彼らが知らせてくれた…そんな機会だったように思います。
2014-08-03 21:52:01いわゆるタスク型のコンセプチュアルなパフォーマンスに、とにかく肉体を酷使する、体力的に無理させる、怪我必至でないと遂行不可能な条件を付与する、というのがゴンゾがやってきたことだと思うのだが、このシリーズ(第一作らしい)はその新展開と言える。超痛そうなのにSMぽくないのがいいよね。
2014-08-03 21:57:09川村美紀子について。毎度の破天荒ぶりを示すと思いきや、徹頭徹尾小悪魔的なチャーミングさ、ぶれない構成力で魅せる盤石な作品だった。でも退屈なわけではなく。川村以外のダンサー3名を選ぶ目の確かさ&フラットさはかつてなかったもの。その意味でたしかに「振付家」としての才能を示したと思う。
2014-08-03 21:57:17トヨタは川村美紀子ちゃんがダブル受賞のようだ。コンペ嵐ですなあ。見てみたいわ、あちこちで賞を総なめするダンス。これまでここまで取りまくる人居なかったもんね。
2014-08-03 22:11:37数々のアワードを総ナメにしてる川村美紀子を今さら評価する必要もないのかもだけど、ダンスを組み立てる上での構造、同時代性、変態性、快楽…のバランスをかなりキワドいマトリクスを描いて成立させる彼女のセンスと手腕を、男性批評家陣はもうちょっと認めてもよいのではなかろうか。
2014-08-03 22:14:55【トヨタ】アワードの基準とかはオレには関係ないので、あくまでもオレ基準でダントツに良かったのは川村美紀子。ダブル受賞はさもありなん。d倉庫などで盛り込む情欲的な要素を排し、社会にあふれる様々なアラーム音のサンプリングだけで見せていく(続
2014-08-03 22:20:382→余裕の作り。「絞り出して作ってる感じ」がなく、ダンサーもいい。川村美紀子の振り付け自体の威力は圧倒的で、モノクロの絵の中に不意に色彩を感じるときのような驚きの瞬間が何度もあった。 (続
2014-08-03 22:21:323→次によかったのは捩子ぴじん。冒頭、二人で顔の筋肉までも使った微細な動きを見せ、その後、二人で同じ振付を踊り出した途端に立ち上がってくる「振付という行為の胡散臭さ」。その後、互いにかけ声が一緒でも違う振りになっていくなど、実に批評的だった。(続
2014-08-03 22:22:124→従来のダンスへの問題提起に、すぐに踊らないとかの定型にはまって得々としている奴も多いが、これはクレバーな作品だった
2014-08-03 22:22:37トヨタコレオグラフィーアワード2014 次代を担う振付家賞、オーディエンス賞は川村美紀子さん。 作品「インナーマミー」は演出も音楽もカッコよかったし、演技の完成度が高かった。 納得の結果です。 ファナリスト 川村美紀子 木村玲奈 スズキ拓朗 塚原悠也 捩子ぴじん 乗松薫
2014-08-03 22:24:56「これは新しい!すごい才能だ!」というとき、実はそいつが新しいのではなく、そいつ以外の大半の連中が「流行や時代の澱」にとらわれ払拭できないだけだったりする。「新しさ」に意味はない。本当にいいものが、ときに「新しさ」をまとって見えることがあるだけだからな。
2014-08-03 22:30:09