トヨタコレオグラフィーアワード2014
トヨタコレオグラフィーアワードを観てきました。ずっと気になっていたので行けてよかった。客席の空気もすごい。関係者(私の中の有名人の方々w)が多いし、純粋に観客です、って方も「いったいどれだけ数を観ているんだ!?」っていう雰囲気満載だった。そしてプラスされるコンペという緊張感。
2014-08-03 23:02:32トヨタコレオグラフィアワード2014はオーディエンス賞・次代を担う振付家賞ともに川村美紀子さんに決まりました。受賞式後にロビーで開かれた審査員さんたちとの懇談会の折り、つい語気が荒くなって「あの振付家[ちなみに川村さんではないで... fb.me/3gVRIRQR5
2014-08-03 23:14:14【トヨタ コレオグラフィーアワード 2014】 観てきました。 ファイナリスト:スズキ拓郎(振付) 完成された演出演技!観客は引き込まれリズちゃんの動きも切れがあってチーム全体がスピーディー!ポストの使い方が何とも言えない良さ☆大胆な動きでユーモラス!お世辞抜きで俺は好きだった!
2014-08-03 23:19:36トヨタコレオグラフィーアワード、グランプリ&オーディエンス賞ともに川村美紀子。審査は紛糾し授賞式は40分押し。他の審査員の意見を面白く聞いた。がやっぱり自分は作り手側の人間なのか、そこにいることに少しストレスも感じた。演劇の審査員とかは絶対にやめとこうと思う。川村さんおめでとう。
2014-08-03 23:27:13トヨタコレオグラフィーアワード、前から名古屋で観ていた太めさんはじめ、捩子ぴじん、ゴンゾも面白かった。私的には捩子さんが取るかなと予想。ゴンゾは振付でこうなるとは、と驚く。でも踊っている人を観るのが好きだから、ゴンゾが取るとまずいかな、とも思った笑
2014-08-03 23:59:04川村美紀子『インナーマミー』で最も面白かったのは、社会的に意味を持つ=振付けされた音を踊ってしまうことでダンスミュージック化=振付けし直していたところ。
2014-08-04 00:04:49トヨタコレオグラフィアワード、第9回目受賞は川村美紀子さん。私は5回目の審査員でしたが、中でも最も意見のわかれた回となりました。そこには次世代の振付を考える時に重視する視点の相違、ダンス歴などが影響しているかと感じていると共に、その違いこそが現在のダンス界を象徴しているのかもと。
2014-08-04 00:06:31つまりダンスの歴史的コンテクストについての基本的な共通理解の不足。そこが日本的コンテンポラリーダンスのユニークな部分でもあるのだろうだけれども。すごい疲れたけど、自分のなかでも明確になったことが多い、有意義な会でした。
2014-08-04 00:33:54トヨタコレオグラフィーアワード2014。5年間審査を勤めている横浜ダンスコレクションから4名が選考。次代を担う振付家賞、オーディエンス賞は川村美紀子。大もめで延長された審査会の結果らしい、挑戦的だけど順当な結果だ。同じくダンコレ出身、スズキ拓朗や捩子ぴじんにもより注目してほしい。
2014-08-04 00:47:04今日のトヨタコレオグラフィーアワードで思ったのことなんですが、ある表現ジャンル的なコンペで、ジャンル外を取り入れた作品、もしくは、これがそのジャンルなのか、と疑義を呈するものは、はっきりとノーとなる問題。これは、写真でも全く同じ。政治的でなければならない。舞台芸術は特にそうやも。
2014-08-04 00:51:10ちなみに歴史的な認識としては、フォーキン以降、振付家の定義は、動きをつけることから、舞台美術や音楽などの演出的要素や構成など総合的な役割にまでに拡張しているのです。
2014-08-04 00:52:48トヨタでは前回大賞の関かおりがプレゼンターで、今回大賞の川村美紀子へ渡した。この二人は、オレが一人で審査しているエル・スール財団新人賞の第二回・第一回の受賞者二人なので、勝手に感慨無量に。elsurfoundation.com/index2.html
2014-08-04 00:55:02私の特に重視したポイントは、次のこと。同時代の社会的な視点をもっているか。それが説得力のある動きに昇華されているか。作品を構成するすべての要素が必然性があり、観ている自分の身体に呼応するか。
2014-08-04 00:58:49トヨタコレオグラフィーアワード。審査員をしている各劇場のプロデューサー連が自分たちの劇場で回せるアーティストを拾い上げ、箔をつけるのがトヨタだとすると、すでに山ほど賞をもらっている川村美紀子にあげても意味がないから川村はないだろうと予想していた。
2014-08-04 00:59:04そういう意味では横浜で賞をもらっている捩子ぴじんや美術界の賞をもらっているContact Gonzoもなさそうなものだけど、どちらも川村ほどポップじゃないから、そこを補う意味で、そのへんに賞が行くのではないかと予想していた。
2014-08-04 00:59:38だけど作品を見てみたら捩子もGonzoも意外性がなさすぎで、ファミマのジングルや山手線の発車メロディとかでカマしてきた川村にはとうてい太刀打ちできなかった。
2014-08-04 00:59:58川村も語彙がモダンだとかこぢんまりまとめすぎという意見を耳にして、それも一部頷けるが、自分以外のダンサーはわりとまともに踊る「真人間」のキャラで、それを見て川村が途方に暮れるというのは過去にもあった。川村は振付に責任を持つという意味での「振付家」ではないと思う。
2014-08-04 01:00:42なお、最終的には川村美紀子と木村玲奈の争いになったそうです。それぞれを支持した勢力の違いは関東と関西の違いなんじゃないかという見方も。
2014-08-04 01:05:15でもそれはこのコンペティションの目的、時代を担う振付家を選出するための視点でしかないとも。つまり表現したいと思っているアーティストにはコンペティションのためにやりたいことを変える必要なんてない。私は最終選考にも残らなかった舞踊家に作品委嘱をしたこともある。文脈が違えば光る石もある
2014-08-04 01:05:45今日ちょっと残念に感じたのは、出品したアーティストから「敗因はなんですか?」と聞かれたこと。コンペティションの審査をしながら矛盾したことをいっているかもしれないけど、アートに勝ち負けはないと思っているから、表現しなければどうにもならない作家の思いをとことん突き詰めて欲しいです。
2014-08-04 01:10:41