「妖怪ウォッチ転売問題」についての考察

生産が需要に追いつかず各店舗で品切れが相次ぐ「妖怪ウォッチ」の関連商品。そんな状況でこれらの商品を購入し高値で売る「転売」の存在が問題になっています。 ここでは、そんな「妖怪ウォッチ転売問題」について私や何人かのフォロワーさんの見解をまとめています。
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マーケティングさん @MarketingTan
【ゆるぼ】最近メディアでも話題になっている「妖怪ウォッチの転売問題」ですが…みなさんはどのようにお考えですか? 個人的にじっくり考え、意見を請いたい話題だなと思ったので、「こういう意見がある」and「リツイートしてもいいよ」という方は是非コメントをいただきたいです…。
マーケティングさん @MarketingTan
いくつか貴重なご意見を頂けたので、すこし整理してご紹介したいと思います!
1「資本主義に従えば転売は当然?」やっぱり納得できない...それはなぜ?

始めに:まず、経済学ではおなじみの需要供給曲線を見てみると、転売の存在は商品の価格を事実上吊り上げ、需要と供給が均衡するという点で、経済原理として自然な現象と考えることができます。
これがいわゆる「資本主義的に考えれば転売はあって当然」という考えに通じるわけですが・・・
http://twitpic.com/e9quph

マーケティングさん @MarketingTan
市場原理に従えば正当化されうる転売ですが、私たちはそれを越えた価値判断をしていると考えられます。次は、そのことに関するケイさんのツイートです。
白獅子のケイ @kei_white_lion
@MarketingTan 転売そのものに関してよりも、「『こどものおもちゃ』だから本来の消費者の元に手が入らないから許せない」という市場の失敗に対して、スティグマでどうにかしようとしている意見が面白いと思ったかな。 日本人って大和魂根にあるんでしょうね。
白獅子のケイ @kei_white_lion
@kei_white_lion @MarketingTan 転売に関しては、資本主義だし、人が間に入るから価値が増えるという基本原則もあるし(不当なつり上げはどうかと思うが)買い手もいるし、深刻な問題なら売り手か、法が解決するだろうなので、肯定はしませんが、否定しません。
白獅子のケイ @kei_white_lion
@kei_white_lion @MarketingTan 多くの人が、『許せない』で止まってて、少数がやっと、「売り手は年齢制限を設けるべき」や、「生産量を上げろ」っていう意見が見えるのですよね。 日本の消費者は無意識に意識の高いスティグマ持ってる気がするのですよね。
マーケティングさん @MarketingTan
@kei_white_lion なるほど。やはり市場原理を越えた価値観のようなものを私たちは持ち合わせていますよね。そして実質上の転売をどうするかについては、メーカーや販売側の販売システムや法の整備次第ということですね!貴重なご意見ありがとうございます!!
白獅子のケイ @kei_white_lion
@MarketingTan あと、ちゃんと言語化・論理化できてないので、すごく抽象的な意見なのですが、『「こどものおもちゃ」だから』は、スティグマだと思うのですよ。需要と供給だけ考えてたら、転売も一種の合理的な経済活動なのに、俺自身も言いようもない「なにかおかしい」を感じるので。
マーケティングさん @MarketingTan
@kei_white_lion そのスティグマを言語化したり、実質的に法や制度に落とし込むことが私としても重要になってくると思います。これはあくまで個人的な意見なのですが...経済原理で転売を正当化するのも一種の思考の停止なのではとおもってしまいます(><)

補足:考え得る転売容認・否認側の根拠

転売容認側の考えられる意見
・時間や場所の制約で店舗で買えない人の効用を上げる。
・資本主義、市場原理の観点では自然なこと。
・安く仕入れ高く売る。これは正当な商売だ。

転売否認側の考えられる意見
・転売屋の存在で、店舗で購入できなかった人の効用が下がる。
・転売屋が利益を目的に商品を購入しているという点。

2 メーカー側はどう考えていると想像できるか!
マーケティングさん @MarketingTan
次に嗚呼…無常さんと私のやり取りです。 製品メーカーつまり生産側のリアルな意見を聞かせていただきました。
嗚呼…無常 @ahmujyo
@MarketingTan 根本的に日本は市場経済主義だから供給不足なら価格が上がるということに何も問題は無いと思います。むしろそうじゃなかったら歪んだ市場になってしまうのでは?子供が定価で買えるようにする責任は供給側のメーカーにあるのでは?(あえて供給を絞る自由もありますが)
マーケティングさん @MarketingTan
マケテ「市場原理に従えば全く持って非の打ちどころのない意見だと思います!妖怪ウォッチのメーカー側も増産を早速計画しましたよ(今まで需要の低下などで在庫が出来る可能性があるという点で、で少々生産が及び腰だったという見解もあります)。」
嗚呼…無常 @ahmujyo
@MarketingTan 確かにここまでうけるとは思っていなかったという話もありますね。自分もメーカーで働いてるので在庫を持ちたくない気持ちもわかります。一方せっかくバカ売れするのに売るものが無い!という悔しさもあるので…この事例の場合は機会損失して悔しいの方が大きそうですね。
マーケティングさん @MarketingTan
マケテ「なるほど!メーカー側も在庫が無いことに悔しさを感じていらっしゃるのですね?メーカーが増産を行う際、やはり時間がかかり柔軟に需要の変動に対応できない...という状況もあるのですか?」
嗚呼…無常 @ahmujyo
@MarketingTan ありますね~。実際製品を作ろうとすると「材料の調達」「工場のラインの準備」「製品の輸送」といったことが必要になるので思っているより時間がかかり準備できた頃には需要が無くなってた、なんてことも…
嗚呼…無常 @ahmujyo
@MarketingTan なのでメーカーでは普通製品を企画する段階でどれくらい売れるかを予測して、それに基づいて準備をしますので思いの外売れるとそれはそれで大変なことになってしまいます
嗚呼…無常 @ahmujyo
@MarketingTan まあ妖怪ウォッチの場合はソフトなので追加生産にそこまで手間はかからないかもですけど、あらかじめ決まってる工場の生産計画を変えるとなると他の製品に影響したりして調整が大変です。
マーケティングさん @MarketingTan
@ahmujyo やはりそうなんですね...今回のケースでも妖怪ウォッチのメーカーも最善を尽くしていたが、それでも予想外の需要に対応しきれなかった、と考えてもいいのかもしれませんね...。
嗚呼…無常 @ahmujyo
@MarketingTan おそらくそうでしょうね。売れる数を読み間違えたのでしょう。あるいは発売日を死守するために数が揃わないうちに売り始めて足りない!になったのかもしれませんが…
嗚呼…無常 @ahmujyo
@MarketingTan 但し話題づくりの為にわざと供給不足にするケースもあるみたいですけどね。
マーケティングさん @MarketingTan
@ahmujyo そこはなかなか判断しづらい所ですよね...。安易に「品薄商法だ!」と非難するのもまた然りですが。
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コメント

straysheep@スマートローラーポチった @sheepfactry 2014年8月9日
「転売けしからん」って言うのは「嫌儲」で言ってるのか、「本来のターゲットである消費者に正当な価格で届かない」を問題にしているのかを分けないとダメだと思う。妖怪ウォッチのそれは後者で論じるベキことだと思う。
straysheep@スマートローラーポチった @sheepfactry 2014年8月9日
この問題は、過去にも「ガンプラ」で起きたことがある。最初のガンダムブームの時、とにかくガンプラは品薄で販売店は「予約制」で売ったほどだった。この予約制も、販売店の子供や親類が優先されたケースも有った。
straysheep@スマートローラーポチった @sheepfactry 2014年8月9日
当時に転売が有ったかは未確認だけど、実態としては「多く買える子供と全く買えない子供」と言うのは確かに存在した。
straysheep@スマートローラーポチった @sheepfactry 2014年8月9日
子供向けの商品に関しては、まとめられている中にあるように「年齢制限」と言うのも一つの方法とは思う。しかし、「X'masプレゼントとして祖父母や親が買う」際の障害になるのが問題だろう。
straysheep@スマートローラーポチった @sheepfactry 2014年8月9日
一回に買える個数の制限と言うのも一つの方法。先に書いたガンプラの時は予約制と合わせて個数限定した販売店も有った。 これも親や祖父母が子や孫にと言う際に困るかもしれないけれど、手分けして買う方法も有るよね。
straysheep@スマートローラーポチった @sheepfactry 2014年8月9日
妖怪ウォッチに限らず、供給が続いているのに「大量買いで品薄になって、転売屋が大儲け」と言う状況を避けるには「不当に高額な値段では買わない」と言う行動を取るしかない。
マーケティングさん @MarketingTan 2014年8月10日
sheepfactry コメントしていただきありがとうございます! 確かに転売否定もしくは容認の根拠をまとめてなかったなと気付き、少々後悔です(><)
マーケティングさん @MarketingTan 2014年8月10日
sheepfactry おそらくはこういう考え方があるのだと思います。 転売容認側の考えられる意見 ・時間や場所の制約で店舗で買えない人の効用を上げる。 ・資本主義、市場原理の観点では自然なこと。 ・安く仕入れ高く売る。これは正当な商売だ。 転売否認側の考えられる意見 ・転売屋の存在で、店舗で購入できなかった人の効用が下がる。 ・転売屋が利益を目的に商品を購入しているという点。
マーケティングさん @MarketingTan 2014年8月10日
sheepfactry また、こうした転売問題の解決策ですが、おっしゃるとおり当座は「高価な値段では買わない」という消費者一人一人の意識付けにあると思います。高くても手に入れたいという消費者欲求はなかなか抑えられないものではありますが...。後は、長い目で見て生産者・法的な立場からどのような対策が出来るか、少なくとも論じる意義はあるかとおもいます。こうした問題になるべく多くの人が関心を抱いてくれることを期待したいですね。
cinefuk 🌀 @cinefuk 2014年8月10日
いま問題になっている商品はビデオゲーム本体ではなく、単価180円の妖怪メダル http://yw.b-boys.jp/member/products/ 中国工場なので流通タイムラグもあり、たまごっちの反省もあって俄には増産出来ない事情があるのです。
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