深津篤史演出2013「象」感想まとめ

深津篤史演出、「象」(2013年上演)に関する感想をまとめました。哀悼の意をこめて。 ※ネタバレ注意
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いしはらっち@あひる女王 @ishiharak

新国立劇場「象」終了。哀しいのは生き方を変えられないからか、すでに忘れ去られているからなのか、考え方がすれ違っているからか。面白いんだけど、あまり好みには合わない作品だった。舞台一面を覆うモノや役者の出入りの仕方など、随所に工夫もあるんだけど。

2013-07-07 15:25:55
シン・ニャジャラ @nyajara2010

新国立の演劇「象」見ました。忘れてしまいたいと皆から思われている悲劇(原爆)。原爆病で死が迫った主人公自身も同様の扱い。みなから忘れ去られたままの死を受け入れることができるか?男はある計画をする。大杉蓮が熱演。古着が敷き詰められた舞台も印象的。

2013-07-07 15:29:16
ふじわら もとふみ @jigglypuff_f

新国立劇場小劇場にて『象』。ステージの異様さに面食らい、そこで繰り広げられる芝居に圧倒される。シンプルながらも解りづらい内容だったが、その武骨なまでの力強さにヤられる。

2013-07-07 15:34:56
BIZZARKELEY @BIZZARKELEY

新国立劇場『象』50年前の難解な別役戯曲だけど、現代にもリンクする部分も多くて、考えれば考えるほど深みにはまってグルグルしてる。大杉漣さんの怪演は迫力ありました。

2013-07-07 19:12:02
えん @Lantanaysn

今日は新国立劇場で「象」観劇。前回稲垣吾郎が男をやったのはいつだっけ?と遡ったら2010年震災前だった。震災後に見る今回は当たり前だが感じる物が違う。他人事と思えない。ゴロちゃんも良かったが年齢的に木村了の方が良かったかな。席は後ろ目の方が全体見やすいかも。

2013-07-07 19:20:39
宮田文久@さすらう編集 @editdisco

新国立劇場、作:別役実、演出:深津篤史『象』。原爆のケロイドを他人に見せることに執着する男の末期。大杉漣、木村了の主演二人の佇まい。大杉さんは自分がもう少し早く生まれてたら転形劇場の頃を生で見てみたかったと思わせられ、木村さんも三島由紀夫『近代能楽集 弱法師』を思い出させる好演。

2013-07-07 23:21:29
宮田文久@さすらう編集 @editdisco

『象』感想続き。主演二人の囲む出演陣もとても魅力的でした。奥菜恵の透明感と神野三鈴の艶の対照的な在り方、そこに挟まる山西惇、羽場裕一の狂気。静謐な世界に微かなユーモアが忍び込み、そして最後は静観していた観客が、自分たちの立ち位置を省察せざるをえないところまでたどり着く。

2013-07-07 23:26:17
浮谷泰史 @AshiTaishi

新国立劇場にて『象』観劇。うーん、大杉漣さんすげぇ。

2013-07-08 16:28:20
ヒーのカール @Goodbye_town

舞台「象」凄い空間だった。書きたいことたくさんあるのに、うまく書けない。被曝者の話。後半への熱量に、笑い、泣きそうになる瞬間がありたまらなくなった。楽しい気持ちで舞台を観る人にはあまりお薦めしない。だけど観てもらいたい、矛盾。とにかく演出が素晴らしいです。大杉漣は本当に凄かった。

2013-07-09 14:18:59
ヒーのカール @Goodbye_town

( 舞台「象」続き ) そして木村了好きになった。かなり。あまり好きじゃない、と言っていたの取り消したいです。舞台での木村了さん、また観たいな。 まとわりつくような、舞台。もう一度観たい。映像化したら買う。

2013-07-09 14:20:03
小林司 @mosatsu_p

別役実「象」を新国立で。今日の集中力の全てを使い果たしたくらい良かった。原爆で背中にケロイド火傷を負った大杉漣の不条理妄想老人ぶりが暴走モンスターみたいで圧巻。木村了も良かったのですが、この役を稲垣吾郎がやり満員のジャニオタを別の意味で凍りつかせたという二年前版…観たいな!

2013-07-10 17:06:51
小林司 @mosatsu_p

女優は大杉漣の奥さん役の神野三鈴も壊れっぷりがなんかエロいわ可愛いわで気になりました。そして奥菜恵。いやほんと舞台の奥菜恵はいまほんと神々しさすらある。主役やらせない日本演劇界ってなんなの?ねえなんなの?

2013-07-10 17:12:37
石川昌宏 @massy1959

帰宅なう。新国立で「象」を観劇。別役作品らしい平明ながらカオスであった。色々と思うところがあり帰りの電車では読み物が進まなかった。晩飯の準備も気が乗らず久しぶりのコンビニ弁当にした。ある意味疲弊している。

2013-07-10 17:49:34
大塚ヒロタ @hirotaotsuka

新国立劇場にて「象」観劇。 三年前とはまた違う魅力と迫力。役者と演出家の表現の幅が限りなく広い世界の中で熱々のエネルギーがぶつかり合うような舞台。呼吸を忘れた。 私ももっと貪欲に表現していかなければ。

2013-07-10 18:11:50
山西惇 @8024atc

昨日、劇場でウォーミングアップも兼ねて、「象」の、あの装置の上で歩くエチュードを久々に皆でやった。初演の時から稽古場や劇場で、あの装置の上をゆっくりと歩くエチュードを大杉さんの指導の元、深津さんの了承を得て何度かやってきた。感覚を研ぎ澄まし、自分の内面と対峙しながら、→

2013-07-11 11:58:28
山西惇 @8024atc

→それはホント感覚なので、言葉にするのは難しいのだけれど、自分がここに居て良いのだという圧倒的な肯定感に一瞬包まれた、気がした。これからの俳優人生、いろんな迷いが生じるだろうが、昨日得た感覚を事ある毎に思い出して、乗り越えていきたいものだ、とその時は思ったのだ。おしまい。

2013-07-11 11:59:16
わたぬき @ak_soya

途中でぴくりとも動けなくなって固まったまま見てた pic.twitter.com/uUYkc3ZS5u

2013-07-12 21:12:15
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わたぬき @ak_soya

三鈴さんのふわっとやわらかくて芯はつよそうなところとか、あなた、って呼びかけてほしい奥さんランク上位なとことかあらゆる意味で理想なのだけど『それを言ったらおしまいよ』@よしながふみ、の旦那さんの煙草の灰を掌で受け止める奥さん役が凄く似合いそうなあのかんじはなんなのだろう

2013-07-12 21:19:22
sharkrak0 @sharkrak0

象atしんこく。病人(大杉漣)を見てると原爆の被害を見せ物とか"悲劇"としてしまって現実や本物を見ない、見られないっていうことを感じてもあるけど、外側の人がそれを取り上げてしまってよいのだろうかとも思う。かわいそうとか見てられないって理由で。それで生きていけてるかもしれないのに。

2013-07-12 22:09:21
sharkrak0 @sharkrak0

受け入れるってのと、本質を見続けるってのを両立させなきゃいけない。自分のフィルターを通した記憶だけを残しちゃいけない。思考を止めちゃいけない。自分の希望を正しいこととか正義とかって言葉にすり替えて逃げるのは嫌いだ。

2013-07-12 22:13:08
sharkrak0 @sharkrak0

抽象性を残しつつもわかりやすい美術と演出よかった。木村了が予想以上にいい役者でびっくりした。こんな風にいろいろ考えられる舞台はいいね。劇場だけで完結する芸術とかエンターテインメントもすきだけど。

2013-07-12 22:16:47
寺内淳志 @atsushi_terau

『象』観劇。新国立劇場小劇場にて。 不条理でありながら、だからこそかもしれないが、想像が働きまくった。 人と人が争う事、人が人に愛されたいと思う事。今自分が引っかかっている事柄に新しい発想や発見を与えてくれた。 熱い。熱かった。

2013-07-15 22:43:38
寺内淳志 @atsushi_terau

『象』② 木村了さんが魅力的だ。 容姿端麗でいてミステリアス。変な癖もないが個性がある。熱量もある。 そして今回観察して感じたのは、あの人の吐く台詞は全て美しく聞こえる。何故だ。すごい。

2013-07-15 22:47:01
くまちん(弁護士中村元弥) @1961kumachin

1)昨日見た新国立劇場の「象」。まず舞台一面の4トンもの衣類に圧倒される。登場人物は常に不安定な足元に立つことを強いられ、それが別役さんの世界観にも通じている。2010年の上演からの舞台設定で、特に震災を意識したものではないようだ

2013-07-15 23:12:15
くまちん(弁護士中村元弥) @1961kumachin

2)登場人物は、パタリと倒れると、この衣類の山の中に同化して、一瞬にして舞台装置の一部になってしまう。そこが斬新。暗いのでうっかり潜伏している役者の足を踏んでしまうことも。役者が舞台で怪我をしないように、新国立劇場の研修生が全ての衣類のファスナーやボタンを外している。凄い作業量だ

2013-07-15 23:14:50