140808 岩上安身によるアメリカン大学ピーター・カズニック教授＆乗松聡子氏インタビュー 実況ツイート

岩上安身 @iwakamiyasumi

以下、連投します。RT @IWJ_ch1: 1.8月8日（金）「岩上安身によるアメリカン大学教授ピーター・カズニック氏・乗松聡子氏インタビュー」の模様を実況します。

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投2 RT @IWJ_ch1: 2.岩上「一年前にお話をうかがった際に印象深かったのが、米国は、核兵器よりも、サイバー・スペース・ドローンという通常兵器を使用して戦争を始めようとしている、ということ。東ウクライナの問題がこれに当てはまるように思われます」

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連投3 RT @IWJ_ch1: 3.カズニック氏「この一年は、坂道を転げ落ちるような年でした。大変問題なのは、核兵器以外の兵器の拡散です。ロシアは核軍縮ができない状態。なぜなら、核以外の兵器で米国が大変な優越性を持っているからです」

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連投4 RT @IWJ_ch1: 4.カズニック氏「アイゼンハワーの"atoms for peace"は、核兵器と通常兵器の垣根をなくすためのものです」。乗松氏「岩波ブックレットでカズニックが紹介しているのですが、CIAや正力松太郎が、日本での核導入に関わりました」

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連投5 RT @IWJ_ch1: 5.カズニック氏「ブッシュは、大規模な核兵器は使えないので、"使える核兵器"を推進しようとしました。しかしこれは、ニューヨーク・タイムズでも批判されました。核兵器の脅威は減った訳ではないのに、恐怖感は消えつつあります」

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連投6 RT @IWJ_ch1: 6.カズニック氏「バグダッドにおいては、核兵器ではなく通常兵器で、広島と同じような効果を生み出しました。代表的なのはドローン（無人機）です。標的をしぼった暗殺行為を行っています。オバマ大統領は"Kill List"を作っています」

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連投7 RT @IWJ_ch1: 7.カズニック氏「米国はパキスタンに対してドローンをたくさん用いているため、米国は非常に強い反発買っています。米国はドローンによって、女性や市民をも無差別に攻撃しています。米国の兵士は巻き添えになった市民をバグ扱いしています」

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連投8 RT @IWJ_ch1: 8.カズニック氏「ドローンは、ロシアや中国も持っています。中国はウイグルの動乱を鎮めるため、ロシアはチェチェンの動乱を鎮めるためにドローンを使っています。米国がドローンを使い出すと、他の国も追随していくので、非常に危険な状態にあります」

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連投9 RT @IWJ_ch1: 9.岩上「世界は冷戦が終わった時、平和の配当を期待しました。しかしそうとはならず、軍産複合体が肥大し、米国は新たな敵を見出し続け、攻撃を続けています。なぜ、このようになってしまうのでしょうか」

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連投10 RT 10.カズニック氏「米国はそこら中で戦争をしていますが、これは勝てる戦争ではあります。朝鮮戦争でもベトナム戦争でも米国は勝てなかった。タリバンと戦っても平和をもたらすことはできず、混沌だけが残りました。スティグリッツによれば、4兆ドルの予算を使った」

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連投11 RT @IWJ_ch1: 11.カズニック氏「米国は効率的に殺戮を行っているように見えますが、現地の支持を得られるわけでもなく、復興を成し遂げられるわけでもありません。アフガニスタンが必要としているのは爆弾ではなく、教育やインフラなのです」

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連投12 RT @IWJ_ch1 12.カズニック氏「戦争は、イデオロギー上の戦いのように見えて、実はそうではありません。実際は、第3世界を痛めつける戦争でした。民主主義を広めると言っておきながら、本当は格差を維持するための戦争でした。貧しい国から収奪するのが冷戦の本質でした」

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連投13 RT 13.カズニック氏「格差はさらに広がっていて、現在、上位85人の富を合わせたのが、底辺の35億人を合わせたものより多くなっています。冷戦終結後、米国はパナマに侵攻しました。国務長官だったパウエルは『超大国、ここにあり』という言葉を残しています」

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連投14 RT @IWJ_ch1: 14.カズニック氏「冷戦が終わったと言われますが、冷戦は終わっていません。米国の動機は変わっていません。冷戦は第3世界への戦争だったのですから。アルカイダが米国を恨んでいるのは、イスラエルによるパレスチナ攻撃を支持しているからです」

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連投15 RT @IWJ_ch1: 15.カズニック氏「もう一点は、米軍がサウジアラビアに駐留していることです。それらがブローバックとして返ってきて、9.11の悲劇を生んだのだと思います」

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連投16 RT @IWJ_ch1: 16.岩上「PNACという組織の存在について。PNACが2000年、単独で世界を支配するようなドクトリンを作ります。PNACのメンバーはネオコンの代表者ばかり。ブッシュ政権後、オバマ政権でもPNACのドクトリンは継承されているように思えます」

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連投17 RT @IWJ_ch1: 17.岩上「現在、東ウクライナでは、ヌーランドがキエフ政権に誰をつけるか口出しをしている。ヌーランドはロバート・ケーガンの奥さんです。マケインもウクライナ入りして煽っています。キエフ政権は、米国のネオコンに勇気づけられています」

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連投18 RT @IWJ_ch1: 18.岩上「東ウクライナに米国がミサイルディフェンス網が作られれば、ロシアとの核による相互確証破壊戦略が崩れてしまいます。PNACの連中は、ロシアをどうしようとしているのでしょうか」

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連投19 RT @IWJ_ch1: 19.カズニック氏「PNACの考え方は1941年にさかのぼります。『20世紀は米国の世紀になる』と。1970年代にネオコンが生まれました。リチャード・パール、ポール・ウォルフォウィッツなど、後のブッシュ政権に参加する人々です」

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連投20 RT @IWJ_ch1: 20.カズニック氏「ブッシュによりイラク侵攻が始まったわけではなく、70年代からネオコンのグループによって共有されていました。彼らは抗いようのない米国の覇権を作ろうとし、そのターゲットがイラクでした。それは9.11以前からそうだったのです」

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連投21 RT @IWJ_ch1: 21.カズニック氏「ブッシュとチェイニーが、政権の要職のPNACのメンバーを据えました。PNACの創設者はロバート・ケーガン。米国防衛の再構築に関する声明に署名しました。彼らはクリントンを弱腰だと批判しました。防衛費を増やすべきだ、と」

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連投22 RT @IWJ_ch1: 22.カズニック氏「声明には『新しい真珠湾攻撃でも起きるしかない』と書かれていました。それが実際、9.11というかたちで起きることになった。それでただちにブッシュとチェイニーは防衛費を増やすことにしました」

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連投23 RT @IWJ_ch1: 23.カズニック氏「米国はどんどん軍備を拡大して、ロシアはそれについていけなくなりました。リーバーとプレスが『フォーリン・アフェアーズ』2006年号に、先制攻撃すればロシアは勝てない、という趣旨のことを書いた」

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連投24 RT @IWJ_ch1: 24.カズニック氏「ゴルバチョフは、NATOが東方拡大をしないという理由で、父ブッシュに対してドイツ統合を認めました。しかし米国はその約束を破り続けています。グルジアやウクライナもNATOのメンバーになれ、ということを言っています」

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連投25 RT 25.カズニック氏「プーチンは、ウクライナはロシアか米国か選ぶ必要はない、両方と仲良くすればいいんだ、という立場を取っています。しかし米国はずっと、ロシアからウクライナを盗もうとしています。フィナンシャル・タイムズも、長年西側がやりたかったことだと」