「ATBSF短編&SFマガジン700号オールタイムベスト・ベスト50対照表」も用意してあるのだけれど、これはさすがにまずいかなぁ
2014-08-17 20:17:00【総評】少し前に、SFマガジンでオールタイムベストの結果が出たばかりとあって、同じような結果になるのではないかと危惧していたのですが、杞憂に終わりました。終わってみれば、ご覧のとおりSFマガジンとは全く違った結果となりました。
2014-08-17 20:24:15【総評】ベスト50に入った51作品を見てみただけでも、両者で重なる作品は29作品。残り22作品は作品が入れ替わっていました。
2014-08-17 20:26:48【総評】その中でも最大のトピックはやはりマンガ作品の健闘でしょう。マンガ作品は15位に食い込んだ「生物都市」(諸星大二郎)を筆頭に、ベスト100内に7作品がランクインしました。
2014-08-17 20:29:24【総評】また、SFマガジンのATBでは登場しなかった作家がランクインしたことも印象的でした。特に、ベスト50以内に2作品を送り込んだ伴名練、平山夢明の活躍は見事でした。
2014-08-17 20:32:09【総評】こうした新鋭の活躍が目立つ中で、ベスト100に目を広げてみると、眉村・堀・横田といったSFプロパーの作家だけではなく、怪奇探偵小説から海野十三、純文学から安部公房、ライトノベルからうえお久光や谷川流など多彩な顔ぶれがそろいました。これも本企画ならではといえるでしょう。
2014-08-17 20:37:01【総評】そんななかで、やはり星新一の強さは際立っていました。穿った見方をするならば「10本挙げるのは難しいから、とりあえず星作品を入れておこう」そういう投票者が多かったのかもしれませんが。
2014-08-17 20:41:18【総評】そういえば、今回は1里の作家の作品に複数評を入れる投票者が目立ちました。これはこれまでのATBではあまり見られなかった傾向でした。
2014-08-17 20:43:46【総評】この他にも、まだまだ触れたいことはあるのですが、このくらいにしてATBSFはお開きとしたいと思います。投票に参加していただいた皆様、応援や労いの言葉をかけて下さった方、様々な助言・指摘をして下さった方々、そして本企画をご覧になって下さった皆々様に厚く御礼を申し上げます。
2014-08-17 20:48:46【追記】次回ATB企画は時代・歴史小説の短編を対象とした #ATB時代短編 です。来月開催予定ですので、こちらも、どうぞよろしくお願いいたします。
2014-08-17 20:53:23