【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」】
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【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-26】 思ったよりもあっけなく話が進んで拍子抜けする曹操と陣宮。衛弘にとっては知らぬ間に命拾いをしていました。お金の心配がなくなった曹操は早速兵を挙げる準備を始めます。まず最初にしたことは、旗を作ることです。
2014-08-13 13:45:39【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-26】 思ったよりもあっけなく話が進んで拍子抜けする曹操と陣宮。衛弘にとっては知らぬ間に命拾いをしていました。お金の心配がなくなった曹操は早速兵を挙げる準備を始めます。まず最初にしたことは、旗を作ることです。
2014-08-13 13:45:39【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-27】 曹操は陣宮に二通りの旗を作るように命じます。ひとつは「忠」、そしてもうひとつは「義」。忠義の旗を作り、帝の密命を受けてこの地に下ったと言いふらすようにします。はったりをかますということです。
2014-08-13 13:47:20【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-27】 曹操は陣宮に二通りの旗を作るように命じます。ひとつは「忠」、そしてもうひとつは「義」。忠義の旗を作り、帝の密命を受けてこの地に下ったと言いふらすようにします。はったりをかますということです。
2014-08-13 13:47:20【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-28】 さらに曹操は、各地の将に檄を飛ばします。この檄ですが、今では「檄を飛ばす」と言うと、試合とかで監督が選手を強く励ますとかみたいな意味で使うことがありますが、本来は「自分の信念を書き記して、広く人々に知らせて同意を求めること」です。
2014-08-13 13:50:08【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-28】 さらに曹操は、各地の将に檄を飛ばします。この檄ですが、今では「檄を飛ばす」と言うと、試合とかで監督が選手を強く励ますとかみたいな意味で使うことがありますが、本来は「自分の信念を書き記して、広く人々に知らせて同意を求めること」です。
2014-08-13 13:50:08【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-29】 曹操は、「董卓のせいで国が乱れているが、帝の命を受けて義兵を集め、王室を助け民を救うと。この檄文を見たら直ちに参加せよ」、という内容の檄文を各地に飛ばします。
2014-08-13 13:52:13【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-29】 曹操は、「董卓のせいで国が乱れているが、帝の命を受けて義兵を集め、王室を助け民を救うと。この檄文を見たら直ちに参加せよ」、という内容の檄文を各地に飛ばします。
2014-08-13 13:52:13【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-30】 英雄もただ英雄であるばかりでは何もできない。何かをやり遂げた者は、常に三つのものに恵まれていたという。すなわち、「天の時」と「地の利」と「人の和」であります。曹操の檄はこの「時」を得ていました。
2014-08-13 13:54:10【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-30】 英雄もただ英雄であるばかりでは何もできない。何かをやり遂げた者は、常に三つのものに恵まれていたという。すなわち、「天の時」と「地の利」と「人の和」であります。曹操の檄はこの「時」を得ていました。
2014-08-13 13:54:10【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-31】 各地の国を憂えていた将たちは、この檄を見て、続々と河南に詰めかけました。曹操のはったりは見事に成功したのです。 こうして、反董卓連合軍が結成する運びとなります。
2014-08-13 13:55:51【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-31】 各地の国を憂えていた将たちは、この檄を見て、続々と河南に詰めかけました。曹操のはったりは見事に成功したのです。 こうして、反董卓連合軍が結成する運びとなります。
2014-08-13 13:55:51【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-32】 曹操という人物を評価する際、曹操の大局観に立った行動を好むか、目的・野心のためならいくらでも非情になることを嫌うか、という相反する価値観があります。それらを全部含めて魅力的だとする見方もあります。
2014-08-13 14:00:28【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-32】 曹操という人物を評価する際、曹操の大局観に立った行動を好むか、目的・野心のためならいくらでも非情になることを嫌うか、という相反する価値観があります。それらを全部含めて魅力的だとする見方もあります。
2014-08-13 14:00:28【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-33】 横山光輝「三国志」では、どうしても蜀びいきの三国志演義をベースにしているので、その対抗する勢力としての魏ないし、曹操は悪役という立ち位置になります。しかし、単なる悪役ではないところが曹操の魅力と言えましょうか。
2014-08-13 14:02:29【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-33】 横山光輝「三国志」では、どうしても蜀びいきの三国志演義をベースにしているので、その対抗する勢力としての魏ないし、曹操は悪役という立ち位置になります。しかし、単なる悪役ではないところが曹操の魅力と言えましょうか。
2014-08-13 14:02:29【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-34】 曹操も非道なことはしますが、自らも様々な命の危機を迎えます。もしかすると、曹操の非道に対する報いなのかもしれません。 そして、ピンチを乗り越えるたびに成長していっていくのです。
2014-08-13 14:04:55【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-34】 曹操も非道なことはしますが、自らも様々な命の危機を迎えます。もしかすると、曹操の非道に対する報いなのかもしれません。 そして、ピンチを乗り越えるたびに成長していっていくのです。
2014-08-13 14:04:55【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-35】 こうして、曹操が作ろうとしている反董卓連合が、どのようにして結成されていくのかについては次の回となります。そして、久々にあの男たちが登場します…
2014-08-13 14:06:43【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-35】 こうして、曹操が作ろうとしている反董卓連合が、どのようにして結成されていくのかについては次の回となります。そして、久々にあの男たちが登場します…
2014-08-13 14:06:43【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-36】 蛇足ながら、奸雄とは、「悪知恵を働かせて英雄となる男」のこと。 曹操が若き頃、「乱世の奸雄」と言われ、いたく気に入ったというエピソードがありましたが、奸雄たる曹操の悪知恵を発揮したのが、帝から密命を受けたという「はったり」です。
2014-08-13 14:12:11【横山光輝「三国志」講座21「奸雄立つ」-36】 蛇足ながら、奸雄とは、「悪知恵を働かせて英雄となる男」のこと。 曹操が若き頃、「乱世の奸雄」と言われ、いたく気に入ったというエピソードがありましたが、奸雄たる曹操の悪知恵を発揮したのが、帝から密命を受けたという「はったり」です。
2014-08-13 14:12:11