レビュー、インスペクションの効果的実践と阻害要因 QI法の実践事例の紹介

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

何か観察できるものは何ですか？　このような視点をもつと、効率が上がります。

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

Fault-Prone モジュール予測。 @smorisaki さんや @MakotoNonakaJP さんが研究されています。

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

Fault-Prone。これから流行る。ＱＩはこれがベース。

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

金曜日と月曜日、欠陥がどちらが入る？　月曜日、頭がぼうとなっている？。そうじゃない。金曜日。早く帰宅しようと思って作業が雑になるから。

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

コードの読み方。コードはおしりから読む。名前の付け方。改行の付け方。ハイフンが入っているかどうか。変数にハイフンが入っているか、アンダースコアが入っているか。この付け方で言語の癖を知っているかどうかを想像する。すると、COBOL技術者がJava言語を使っているから、ここが怪しい。

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

ソースコードを絵画的に見る。コードをソートする。ソートする意味は、脳の補正を使わせないため。ソートするとコピペコードが揃う。

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

予測を立てて読む。

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

触診と観察だけでは、診察できない。やはり、計測機器が必要。

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

レビューの初動を失敗して、失敗しているプロジェクトがある。

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

保守している複雑な呼び出し関係を持っているプログラムを修正していいんですか？　と指摘することもレビューアの仕事。

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

Rational Software Analyzer。「Architectural Discovery」機能によるクラス間依存関係（Affect/Effect）の可視化ができるよ。

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

LOC、コメント率、ifの数。

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

レビューの手法。インスペクションやってください。でも、端折る技術を覚えてください。最後に更新されたものを見るとか、そういう技術。１秒短縮の技術を覚える。見る目を養う。効果を高める。起きたらイヤなバグは何？避けたい事象を引き起こすバグは何？

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

レビューは重み付けをしないといけない。レビュー計画を立てる。目的設定とレビュー計画が効果を決める。レビューをやれば効果があると思っているからレビュー計画を立てていない。レビューはただやっても効果が無い。

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

サンプリング。部分を抜かない。均質に抜く。苦しいプロジェクトほどレビューはやったことがいい。全体から等しく薄く抜く。バグの傾向が見えてきたら、それに応じて、対応する。重いレビューを１回よりは、軽いレビューを２回のほうがよい。

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

レビューアの育成。多大な投資は必要ないけど、強い人材を持っておく会社は強くなる。

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

品質の専門家＝技法の専門家じゃ使い物にならない。バグを見つけられる人を育てる。

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

チェックリストを見ると、バグの種類御殿になってしまう。チェックリストは備忘録。

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

質問：レビューイーがネガティブにならない環境づくり。答え：お菓子を用意すること。レビューイーに敬意をもつこと。「それいいね。」ということ。バグを取って人を殺さないこと。今日、楽しかったですか？　今日、良いバグでたよね。

鈴木三紀夫 @mkoszk_live

以上で実況中継は終わりです。本日の講義は　IBM細川さんによる「プロセス改善ベストプラクティス」～レビュー、インスペクションの効果的実践と阻害要因 QI法の実践事例の紹介～でした。