甘さ控えめ夫婦パロ 曽芭

夫婦パロのくせに甘くありません。むしろ殺伐としています。 そんなお蕎麦でよろしければ・・
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はんぺん @hannpenn_29

たまたま見た、オリジナルの百合夫婦がとても可愛らしかったので、曽芭で妄想してみたら、自分でも驚く程かわいくなくなった・・・orz  というか、曽芭ですらなくなった。 ただ、乙女な師匠も好きだが、それ以上に(性格が)かわいくない師匠も好きなので、ちょっと垂れ流してみます。

2014-08-08 23:14:48
はんぺん @hannpenn_29

ただ、結構長くなりそうなのと、完全ご都合主義+かなりのアイタタた設定+師弟が殺伐としてるので、それでもいいよという方だけお付き合い頂ければ・・ 

2014-08-08 23:17:19
はんぺん @hannpenn_29

※大正浪曼的なのをご自身の妄想力で補っていただけたら嬉しいです(しょっぱなから他人任せ) ご都合主義な設定→ 1.人口の急激な増加で政府から出産数の制限+同性婚も認可がおりました 2.完全に階級社会。家柄がモノをいいます 3.その割に別階級との婚姻はOK

2014-08-08 23:27:23
はんぺん @hannpenn_29

まだ続くご都合主義な設定→ 4.上流から下級層へ婚姻を申し込んだ場合、下級層は拒否不可(申し込み自体少なくて、上流階級に行けるから拒むことも希だけど) 下級層から上流への申し込みもOKだが、こちらは上がうんと言わないと婚姻不可 5.階級は家柄で決まるが功績によっては稀に位上げも有

2014-08-08 23:33:11
はんぺん @hannpenn_29

曽良くん→上流階級/河合家の跡取り。 全てにおいてそつなくこなすが、常に物事に無関心・無感動。後継ぎをつくれと親に縁談を持ち込まれるが、面倒だと尽く蹴った結果、3ヶ月以内に縁談をまとめなかったら、こちらで相手を決めると言い渡される。 容姿は端麗なため縁談は絶えないようです。

2014-08-08 23:38:43
はんぺん @hannpenn_29

芭蕉さん→下級層/売り出し中の小説家。 若くて可愛い頃に結婚しとけば幸せになれたはずだが、プライドと自己評価が異常に高く、選り好みした結果、40代半ばになっても今だ独り身。ただ、現在は自身の小説に人気がで出して、自由に独身人生を謳歌中。下級層から中流に上がった妹子を応援している。

2014-08-08 23:46:01
はんぺん @hannpenn_29

妹子→元下級層/現中流階級。 下級層居住区にお忍びで遊びに来ていた太子と知り合って、人柄と考え方に惹かれ、負けん気と根性で稀に見る速度で位上げに成功した青年。 表には出さないが、上流階級まで上り詰めた暁には太子に婚姻を申込もうと画策中。可愛い顔ながら漢気溢れる、芭蕉さんの若い友人

2014-08-08 23:52:19
はんぺん @hannpenn_29

太子→上流階級というか、恐らく皇族の隠し子あたり。 青ジャージで下級層地区にふらっと遊びに行くようなあたりから周囲からは放蕩息子のレッテルを貼られているが、頭は切れる。下級層の位上げシステムをより緩和しようと裏で努力中。家柄にとらわれず自身を見てくれた妹子に好感を持っている。

2014-08-08 23:58:52
はんぺん @hannpenn_29

昨夜、設定だけ垂れ流していた夫婦パロ(?)の続きを・・・ 次々に持ち込まれる縁談を蹴りに蹴りまくった結果、親から3ヶ月以内に婚約相手を見つけないならこちらで勝手に決めると言われ焦ってイライラする曽良くん。

2014-08-09 21:05:26
はんぺん @hannpenn_29

残り半月をきっていよいよていよいよ鉄仮面が般若に変わってきたため、知人に気晴らしにと最近巷で話題になっている小説を勧められる。暇つぶしに思っていたのが頁をめくるたびに、その鮮やかな世界観と繊細な文章に惹かれて徹夜で熟読した曽良くん。

2014-08-09 21:10:43
はんぺん @hannpenn_29

徹夜明けのフラフラした頭で余韻に浸りながら、この作者を妻にすれば、いつでも好きな時にこの感動と高揚感を得られると変な方向に思考が飛躍する曽良くん。 コネとお金を使って、作者が未婚で自分より下級の相手だと知り、もうノンストップで小説家を妻にする気になってる曽良くん。

2014-08-09 21:16:59
はんぺん @hannpenn_29

曽良くんはお金持ちな家柄なので、家事は使用人がやることという概念。どうせ伴侶にするのなら、興味のない上流階級の女性よりも、無感動な自分を魅せたオッサンの方がよいという思考。 ただし親は後継者を期待しているため、同性婚には否定的。

2014-08-09 21:22:24
はんぺん @hannpenn_29

それを知ってる曽良くんは親から待ったが入る前に、小説家である芭蕉さんに縁談という名の婚姻を申込みます。 結婚さえしてしまえば、メンツを気にする親は口を挟みづらいという曽良くんの目論見(離婚はかなり体面を失うよう) ただ、縁談を申し込まれた小説家は狭い6畳で90度首を傾げていました

2014-08-09 21:29:32
はんぺん @hannpenn_29

自分だけが楽しい夫婦パロの続き→ 貧しいながらも自由な独身生活を謳歌していたのに、見ず知らずの相手から縁談を申し込まれ不貞腐れる芭蕉さん。 相手が上流階級だから断りもできないと妹子に愚痴っては、「河合家程の家柄なら一生安泰、好きなことをして暮らせる」と年下からなだめすかされる。

2014-08-10 22:48:34
はんぺん @hannpenn_29

婚約前提の顔合わせで、相手が眉目秀麗な青年とわかり、内心驚きながらも自分に縁談を申し込んできたことに疑念が膨らむ芭蕉さん。 さらには初対面で淡々と披露宴の段取りや引越しの日程を説明してくる曽良くんにイライラが募る芭蕉さん。

2014-08-10 22:56:32
はんぺん @hannpenn_29

なんとなく芭蕉さんの機嫌が悪くなってきたことを感じ取った仲人(風流さん)が「曽良さんは家柄も人柄もよく、それは引く手数多だったんですよ」ととりなしてみるが、内心(そんなにモテ男なら他のお嬢さんと婚約しやがれ!私の自由を潰すな、このムッツリ野郎!)と罵倒する芭蕉さん。

2014-08-10 23:01:36
はんぺん @hannpenn_29

心の中で思ってたはずが、全部声に出てた芭蕉さん。焦る風流さん。脚を組み直し、ため息をつきながら「貴方に妻としての役目は期待していないので、小説を書いて、それを読ませてくれればそれでいいです。あとはご自由に」とそっけなく言い切る曽良くん。

2014-08-10 23:05:22
はんぺん @hannpenn_29

あんまりな言い草に、立ち上がって「せいぜい踏ん反り返ってろ!この鉄仮面亭主関白野郎が!!」と目の前にあったティースプーンをブン投げる芭蕉さん。軽くかわして立ち上がりざまに、芭蕉さんの脳天にすごいチョップ食らわす曽良くん。(これが現実空間だ!)と白目をむく風流さん。

2014-08-10 23:12:53
はんぺん @hannpenn_29

そんなこんなで二人の新婚生活が始まります☆ 芭蕉さんの口が悪くてスミマセン・・・ (個人的に好きなんですw) かわいい松尾は便所に忘れてきてしまったので、それでも良い方はまたの機会に^^;

2014-08-10 23:16:23
はんぺん @hannpenn_29

糖分控えめ夫婦パロ続き→ 両親から止められる前に超特急で披露宴までして芭蕉さんと晴れて夫婦になった曽良くん。 しかし、いざひとつ屋根のしたで暮らしてみたら想像以上に厄介なおっさんで、1ヶ月過ぎる前に眉間のシワがくせになる曽良くん。

2014-08-11 23:13:51
はんぺん @hannpenn_29

厄介な妻(おっさん)の言動 1.朝食の時間に起きてこない。使用人に起こさせに行くがかなり手こずらせたため、自ら赴き蹴り上げて起こす羽目に 2.知らぬ間に訳のわからないものを買ってくる。家に囲うのも悪かろうと小遣いを握らせたら、夕方には気味の悪い大きなクマ人形を誇らしげに抱えてきた

2014-08-11 23:22:02
はんぺん @hannpenn_29

3.近所の奥方の井戸端会議に参加している。仕事の商談で喫茶店に入ったら、やけに盛り上がっている席があった。何の気なしに見やると、妻が近所のご婦人相手に自分の話(愚痴のようだ)をしている。 夜に椅子に括りつけてキツく叱ったが、最近、近所の奥方からの視線が痛い気がする。

2014-08-11 23:28:31
はんぺん @hannpenn_29

4.舌が肥えてきた。結婚する前は三食お茶漬けだったくせに、こちらでの食事に慣れてきたようで、肉が固いだの、帝國ホテルで夕食したいだの喚くようになってきた。そんなことは皿の端によけた添え物の人参を食べてからにしろ。

2014-08-11 23:38:13
はんぺん @hannpenn_29

5.言動が四十路のそれではない。 薄汚れた服を持参してきたので、新調させるために仕立て屋に連れて行った、はずが道中のフルーツパーラーの窓ガラスに貼り付いて引き剥がすのに四半刻かかる。 ちなみに、帰路にも同じことをやらかす。あの道には二度と妻を連れて行かないと固く決めた。

2014-08-11 23:51:57
はんぺん @hannpenn_29

糖分カット夫婦パロ続き→ 相手に不満はあるものの、前の家が入りそうなデカさの玄関のある屋敷で暮らせて幸せだ・・・と思い込もうと自分に暗示をかけようとしたが、自分の全財産をいれた鞄を一瞥して「ゴミを持ち込まないでください」と言い切った夫に、早くも夜中に足がつる呪いをかけそうになった

2014-08-12 23:09:04
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