召喚[雨生龍之介＆Archer編]

雨生龍之介 @cool_toys

@f_bfp(玩具を得た子供のように周囲をはしゃぎ回り、馴れ馴れしく赤コートを触って) …へぇ、実体あるんだね。俺さぁイマイチ状況が分かってなくて。キミ誰なの？あァ名前は知ってるよ、アーチャーだよね。キミの正体にスゴク興味あるな。ねぇ教えて@Arc_emiya #SSY_sumn

雨生龍之介 @cool_toys

@f_bfp―あ、俺の名前だったね。雨生龍之介、今は戦争のお陰で死体は幾らでも手に入るんで、弄ってるよ(名前を問う前から察していた。赤コートの男、その後ろ姿、存在感はまるで、幼少時代チープなTVアニメで観て憧れた正義の味方にそっくりだと) @Arc_emiya #SSY_sumn

Archer @Arc_Archer

@f_bfp 『死体を弄る』 矢継ぎ早に浴びせかけられる問いに混ざり込む、物騒な台詞とは対照的な、雨生龍之介と名乗る青年の無邪気な風情に、毒気を抜かれそうになり眉根を寄せる @cool_toys #SSY_sumn

Archer @Arc_Archer

@f_bfp その様を振り払うように周囲を見渡すと、暗闇であっても遠方を見渡せる“目”に飛び込んで来たのは、あらゆるスプラッタ映画をかき集めてもお目にかかれないであろう趣向が凝らされた凄惨な光景。@cool_toys #SSY_sumn

Archer @Arc_Archer

@f_bfp 「あれらは、君が？」 嘗ては人であったと思われる“ソレ”に、視線を向けたまま問い返す。噎せ返る死臭の中、自らに向けられた質問に答える前に、この眼前に広がる不快極まりない光景の説明をされねば、応じてやる気も起きなかった。@cool_toys #SSY_sumn

雨生龍之介 @cool_toys

@f_bfpンー？(眉上げ人差し指を口元に暫し逡巡した後、まるでサーカスで猛獣達を披露するような高らかで愉しげな口ぶりで部屋を駆け回り)そうだよ、全部俺が"作った"んだ。材料は死体もあったけど、ほぼ攫って来た子供かナンパしてきた女の子だね @Arc_emiya #SSY_sumn

雨生龍之介 @cool_toys

@f_bfpコレは骨だけで作った椅子、美しいけれど耐久性がないのが弱いトコロかな。もっと精進しなくっちゃ。コレは大ぶりの額縁に女の子の大腸小腸を飾りつけたモノだよ、腐敗する瞬間も美しいからね、目が離せないよ。そしてコレはお気に入りの @Arc_emiya #SSY_sumn

雨生龍之介 @cool_toys

@f_bfpコのミイラ。周りに真っ赤な花びらをばら撒いて、まるで鮮度の高い死体みたいに神々しく見えない？そしてコレはヒトの皮で作ったランプシェード。皮を作る工程に苦労したんだよねコレが。コレは昨日たまたま捕まえた警官の生首♪ @Arc_emiya #SSY_sumn

雨生龍之介 @cool_toys

@f_bfp腹が立ったから首を斬って髪を削いで落ち武者風にしちゃったよ。笑えない？――…あっは、笑えないよねぇ(声色のトーンを落し、先ほどとは打って変わって召喚した男への興味が失せたように、ひたひたとコンクリートの床を素足で進み) @Arc_emiya #SSY_sumn

雨生龍之介 @cool_toys

@f_bfp(何も感じず何も考えず自身の作品を受け入れないであろう怒りもヒトを殺すであろう愉悦もなく、ただ真顔で異形の者の死を捉え)(距離にして2m、おもむろに懐から拳銃を取り出しながら撃鉄を起こし、口元から脳へ向かう軌道で引き金を引き) @Arc_emiya #SSY_sumn

Archer @Arc_Archer

@f_bfp 愉しげに作品を語る態度から一変、向けられた銃口を一瞥すると霊体化し消える。 「やれやれ、随分と気の早い」 その様な事は無駄とばかりに背後に姿を表すと溜息を一つ。撃たれる筈の対象を失った銃弾は、何も無い空間に吸い込まれていった。@cool_toys #SSY_sumn

雨生龍之介 @cool_toys

@f_bfp―およ(真正面、確かに存在した筈の男が消えると本能的にビクリと震え呆けた声を出し辺り見回して)へぇ、タダじゃ殺らせてくれないんだ、ウレシイなぁ(無表情から先ほどの歓喜の表情に、口角上げ)(万一に備え構え直し心臓と首に腕を巻き) @Arc_emiya #SSY_sumn

Archer @Arc_Archer

@f_bfp 「殺されるもなにも、我々は既に死した存在だ。」 腕を組み、警戒を解かぬ様子の主を見やる。 「さて、私にはまだ、君に対して危害を加える決定的な理由はまだ存在していないのだが、ひとまず、その物騒な獲物をしまうつもりはないかね？」 @cool_toys #SSY_sumn

Archer @Arc_Archer

@xxx @f_bfp 「殺されるも何も、我々は既に死した存在だ。」 腕を組み、警戒を解かぬ様子の主を見やる。 「さて、私にはまだ、君に対して危害を加える決定的な理由は存在していないのだが、一先ず、その物騒な獲物をしまうつもりはないかね？」@cool_toys #SSY_sumn

雨生龍之介 @cool_toys

@f_bfp――…死した？だけど幽霊ってワケでもなさそうなんだよね。 だって、ホラ(褐色の顎元に消失する瞬間銃弾が僅か当たったのか薄らと一筋の血が溢れていて、ふふっと声を漏らし)この銃さっきの落ち武者公僕の唯一の遺品なんだよ。　→@Arc_emiya #SSY_sumn

雨生龍之介 @cool_toys

@f_bfp壊されちゃあの――…えーっと誰だっけ(打ち首落ち武者に視線向けずに胡乱な口調で)…も、可哀想だし俺もまだ一応命が惜しかったりするんで殺さないでよ(ばんざーいと両手上げて銃をくるりと回転させると相手に手の内に手渡し)　→@Arc_emiya #SSY_sumn

雨生龍之介 @cool_toys

@f_bfp(ふと思いついたように横目に視線合わせ)…さっき俺のコトをマスターかと問うたね。キミの長が俺、ってコト？あっは、どう考えても釣り合ってないけど。 俺としてはキミとは色んな意味で合いそうにないしココで別れてくれないかなと思ってるよ@Arc_emiya #SSY_sumn

Archer @Arc_Archer

@f_bfp 「ふむ、君は、考えていたよりは随分と物分かりの良いマスターのようだな。」 忠告をあっさりと聞き入れ銃を収める様に、心底意外そうな表情を浮かべると、首に与えられた傷など意にも介さぬ様子で言葉を続ける。 @cool_toys #SSY_sumn

Archer @Arc_Archer

@f_bfp 「そもそも英霊の召喚にはそれぞれに縁のある触媒が必要だが、それを所持していない場合、召喚した主に性質の近しい英霊が聖杯により選定される。此処まで性質の合わんマスターに呼び出される事自体、イレギュラーと言えるだろう」@cool_toys #SSY_sumn

Archer @Arc_Archer

@f_bfp 「君がマスターの権利を放棄する事に関しては、私も大いに歓迎する所だ。今すぐにでもその令呪を破棄してくれて構わんよ。そうすれば、君は晴れて自由の身だ。」 @cool_toys #SSY_sumn

雨生龍之介 @cool_toys

@f_bfp令呪―…放棄……？(手記の言の葉をふと思い出す、このタトゥーのようなモノがアーチャーを…そこまで考えた後、ふと顎に手を当てて考える。この状況を一番愉しむ方法を。やがてどろりとした真っ黒な思考が頭を支配する) @Arc_emiya #SSY_sumn

雨生龍之介 @cool_toys

@f_bfpその前に。折角出会ったのも何かの縁だし、世間話に付き合ってよ。 ――…つまりやっぱりキミは悪魔じゃないんだね。だけどスゴイよさっきの動き！尊敬しちゃうな。いや正直キミを解剖したり拷問したりしたい気持ちでいっぱいなんだけどね？@Arc_emiya #SSY_sumn

雨生龍之介 @cool_toys

@f_bfpだってどう考えても勝ち目ないもん。ゴリラ対蟻だよ―…いや怪物対人間？どっちでもいっか。(肩竦め瞳の奥を真っ直ぐと見やり)俺、お祭り事が好きなんだよね(ぼそり呟くと英霊から踵返し何処かへ向かって歩き出し邪気の篭った笑みを隠し) @Arc_emiya #SSY_sumn

雨生龍之介 @cool_toys

@f_bfp第三次世界大戦、なんていい迷惑だよね。ヒトが死ぬのは好きなんだ、でも望むモノは全然違う。こんな勿体ない死に様じゃない。第一COOLじゃない。俺はただ、誰にも気付かれず誰にも制されず、ただ静かに ("アートしていたいだけなのに")@Arc_emiya #SSY_sumn

Archer @Arc_Archer

@f_bfp 芝居の様な身振りで饒舌に語る青年を黙って見守る。この手のタイプは計算高さを道化の顔で隠し目的を達しようとするが、契約を破棄されるにせよ継続されるにせよ、彼が一般人を装っているのか否かを見極める必要があった。 @cool_toys #SSY_sumn