4.『モニョモニョさんまぁ~ず2』街を歩くコンビ芸人+アナウンサーでブラブラ街歩きする番組を作るTRPG。モヤさま。このゲームは思い切っていて、GM1人PL3人と決まっている。ゲーム中に公式のモヤさまで配信しているアプリを使わせる辺りは実にニクい。
2014-08-20 23:28:24ゲームとしては「ロケ地の街づくり」「ロケ」の流れになる。ロケ地作成はPLとGMが協力して街のモニョモニョスポット(たぶん凄く変なものが良い)を36個決める。モヤさまを見ている人にはここがめちゃくちゃ楽しいかもしれない。ロケがゲーム部分となり、ランダムでスポットを決めて行動を行う。
2014-08-20 23:32:46行動は「レポート」「ボケ」「ツッコミ」のいずれかを行い、「とれ高」を稼ぐ。これが100分たまらないとお蔵入りになってしまう。「レポート」等は能力値があるのだけど、判定が独特。特に『ボケ』の後は必ず『ツッコミ』を入れなければならないので各能力値の偏りが激しいとすぐに「ドイヒー」に。
2014-08-20 23:37:17能力値が高くても沢山サイコロを振ると確率的には結構失敗するので簡単にドイヒーになる。というか「ドイヒーを楽しんでくれ!」というシステム側からの意志を感じた。「ボケ」と「ツッコミ」がコンビになっていて「とれ高」が稼ぎやすくなっているのも面白い。小道具とか欲しくなりそう。
2014-08-20 23:41:52改善点というわけではないが、こういう記述をしてくれるとわかりやすかった点を2点。1つ目はキャラクターシートは全員で1枚を使うんだ、という事。2つ目はツッコミのとれ高の例をボケ(222)ツッコミ(223)なら4分、とかペア以外の同じ出目はカウントしないとわかる例だと◎。
2014-08-20 23:46:13@namekuji_tabezo ありがとうございます!嬉しく読ませていただいております!キャラシーは、最初用意するの忘れてたぐらいなので、もう全員で共有する形になりましたw ボケとツッコミの例示は、どちらかにもう一つ2を入れておけば、分かりやすかったですな;勉強になります!
2014-08-20 23:55:59@inuzuki あ、なるほど。キャラシーが後からなんですねw 例示に関しては気にする人の方が圧倒的に少ないとは思いますのであんまり重く受け止めないでくださいw
2014-08-21 00:00:26全体的には元ネタの番組の雰囲気を上手く出せるように色々考えられていて楽しい。しかし、ロケ地作成で盛り上がってしまうと、全部の場所を回るわけではないので「あー、あそこ行きたかったのに!」とか言ってそうでそれも含めて面白い。確率的な事を考えずにさま~ず的行動をすると楽しめるだろう。
2014-08-20 23:49:245. Twilight Fugitive
5.『Twilight Fugitive』闇の真実に巻き込まれちゃったから、とにかく逃げるゲーム。『Note Down』と同じデザイナーの方の作品で判定方式が似ている。PC達は「黄昏の逃亡者」という怪異に巻き込まれる体質の人々。五感を使って上手く怪異から逃げ切るのが目的となる。
2014-08-20 23:58:15このゲームも診断メーカーを使ってどんな怪異や因縁が関わるか決定できます。読んだ印象としては他に収録されているゲームに比べてGMがその場その場で考える事が多いですが、恐らくワザとそういうデザインにした思う。ホラーは雰囲気に影響されるのでランダムの非連続性を嫌ったのかと。
2014-08-21 00:08:34GMの演出をサポートする「危険度」や「シーン表」がちゃんと用意されているのでいい感じにマスタリングできると思う。このゲームにも友達・知人が出るのだがこれまたいい味を出す。人物に危険度が設定されていて、PCの判定時の危険度と同じ場合、その人物が消えてしまう。これは良いです。実に。
2014-08-21 00:13:36『幸運値』を1D10振った目を置いておくことで表現されている。システム厨の自分としてはこれが実に惜しい!と思ってしまう。例えば追加ルールで「判定後、出目ダイスと幸運値のダイスとシナリオ中1回だけ数字を入れ替えられる。その後幸運値は無くなる」とかどうすかね?折角サイコロ置くなら。
2014-08-21 00:20:07話が逸れた。全体として雰囲気を出すためのシステムを充実させて、セッション全体のマインドセットを上手く誘導しよう、というコンセプトだと思われる。夏に(今だ!)お手軽ホラーをやるには適しているだろう。事前に全員でホラー映画みたり、深夜にプレイするとより良いと思います。
2014-08-21 00:26:00総評
以上。すごい長くなってしまった。つまり、この見開き5ページにはこれだけ色々詰まっているって事なんですよ!ルールってコンパクトにまとめるほうが大変なので素直に感動しますね。俳句とか短歌に物語や情景を入れるのって大変でしょ?みたいな。実に面白い本でした。次があれば楽しみに待ちます。
2014-08-21 00:31:10@namekuji_tabezo 沢山のツイートありがとうございます! ググッとモチベーションが上がりました。次も企んで創り手様方を阿鼻叫喚の渦へ送り込もうと思います!!(自分も含め)
2014-08-21 00:37:42