シンポジウム 「SAY NO TO RACISM-人種差別にレッドカード-」
せっかくのこのタイミングなのに、鞠のバナナ話を聞けばよい。浦和への制裁や対応はさんざんメディアにも出ていて既知のことばかり。聴衆も関係者多数=川上の人脈ばかりなんだから、最初の情報とメッセージを発することが求められているだろうに。取材も入ってるのにさぁ。
2014-08-30 16:25:05木村「UEFAがゼロトレランスを宣言した。それを踏まえても無観客試合は妥当だった。FIFAは他にも厳しい処分をしていた。ところがJリーグはいまひとつだった。仙台のリャンへのヘイトクライムも対応は甘かった。」
2014-08-30 16:26:02木村「JPN ONLYのダンマクを出した人間とのインダビューは木村さんならということでギリギリまでやることになっていた。直前で取りやめになったが、いつか必ずやる。」
2014-08-30 16:26:50木村さんがせっかく無観客試合を情緒的に捉えたメディアを批判しているのに、それをまた「選手の気持ちはどうなのか?」と曖昧な情緒的方向に引き戻す司会…(´・_・`)
2014-08-30 16:31:23宮本「欧州などではサッカーのステイタスは高い。そういう人が反差別のメッセージの出すのは効果が高い。日本もやってほしい。高校から海外の遠征に出ていた。様々な国の選手とやってきた。その後に海外に移籍したりしたが、自分は少数民族。石を投げられたりした。日本人はこういう経験が少ない」
2014-08-30 16:32:10村井「選手が差別反対のメッセージを発するのは大賛成。将来なりたい職業ナンバー1の人たちが出すメッセージは重要。自分なんかが言うよりよい」
2014-08-30 16:34:09村井「リクルートという会社にいたときは、就職における男女や年齢差別にぶつかってきた。同質性を求めるとき、排他意識が出る。多様性を求めるようにしないといけない。選手たちと共有したい。」
2014-08-30 16:34:57木村「生まれながらのレイシストはいない。教育や大人からの偏見から出てくる。ボスニアでも民族同士が凝り固まっている。そのため現状はスタジアムはおろか、町でも学校でも一緒にいることができない。こうなると文化とはいえない。」
2014-08-30 16:36:21村井チェアマン、報道で知る限りはなんだかヌルい気がしてたけど、「ビジネスマン」なだけだな。大企業のサラリーマン社長によくおられるタイプ。
2014-08-30 16:36:22木村「サッカーはいろんな肌や民族の違いを乗り越えて絆をつくる。ボスニアはブラジルWCで多民族でやっていた。これもサッカーのチカラである」
2014-08-30 16:38:16宮本「FIFAマスターのなかで、経営学のコースの中で差別問題があった。ACミランの選手が差別チャントを歌っていたサポーターにボールをなげて、ピッチを去った。そういう問題をディスカッションした。ボスニアの民族紛争もどうしたら抑えられるか研究発表した。そのためにボスニアも行った」
2014-08-30 16:41:51木村「サッカーは求心力の強い。注意が必要ではある。しかし有効な手段になりうる。日本社会も在特会がマイノリティをあげつらうような社会になりつある。」
2014-08-30 16:44:49村井「マリノスと浦和レッズの処分の違いは、仙台のリャンの時の譴責との比較。その時は差別行為は200万円、ペットボトルで300万円。つまり、マリノスはそれより重い。FIFAの規定も300万フランにあがっている。そのためマリノスは500万円とした」
2014-08-30 16:47:17村井「私が制裁する。そうするとサポーターは監視される立場になってしまう。息苦しい関係性はまた悪いことを生む。関係性の質があがれば、思考の質がよくなる、行動の質もよくなる。リーグとクラブ、クラブとサポーターの関係をよくするのは重要」
2014-08-30 16:50:20村井「川崎が教科書をつくっているように、クラブが道徳の教科書をつくって、それをサポーターと一緒にホームタウンに教えにいく。そういうこともあっていいのでは。私も先頭に立ちたい」
2014-08-30 16:51:24