トークイベント「ちょんの間から大岡川を見つづけて」 Bar The Outsiders 店主・佐藤シンジ & 小説家・阿川大樹のまとめ

毎年開催されている現代アートイベント「黄金町バザール」の公式プログラムとして行われたトークショーの感想まとめです。 開催日時は2014年8月30日(土) 午後4時〜5時30分。会場は高架下のスタジオ、Site-D。 話者は黄金町に5年間仕事場を借りている小説家・阿川大樹氏と風俗街浄化後の黄金町で最初にバーを開店した佐藤シンジ氏。 続きを読む
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τακα @villasanssouci

画家の妻のヒモになるために密かに世界中の芸術家村を調査している。日本にも横浜黄金町にそれらしきもの。文献調査数週間の上、今日トークイベントに参加するも、行政にも住民にも、さらには当のアーティストたちにもここを恒久的なサンクチュアリに発展させる気はないことを直感した。移住候補脱落!

2014-08-30 23:13:40
MOGTEC™ ★☆★☆★ @MOGTEC

昨日は、戦後色街として栄えてしまい、現在はアートの町として再生を試みている横浜・黄金町についての小説を書いた阿川大樹氏によるミニ講演を聞きに行く。ちまたでは『色街でよかったじゃないか、アートで町づくり?ふざけるな』という意見が圧倒的だという・・・。

2014-08-31 06:32:56
MOGTEC™ ★☆★☆★ @MOGTEC

今回、アートによる町の再生と言っても賛否や異論などさまざまな思惑が存在している中で行われている難しい状況を改めて認識させられたが、マンションが立ち並ぶだけの一角になってしまうより、この特別な場所をなんとか維持して欲しいというのがボクの願い。

2014-08-31 06:33:01
沖田和海(OKITA Kazumi) @nemukin

1) 30日に横浜「黄金町バザール」の中で行われた企画「ちょんの間から大岡川を見つづけて」に行きました。地元の に事務所をかまえる小説家の阿川大樹 @agawataiju さんが、近くでバーを経営するかまえる店主とのトークイベント。以下そこで出た問題について私見を述べます。

2014-08-31 19:16:00

 ↑
×地元のに
○地元に

×経営するかまえる
○経営する

沖田和海(OKITA Kazumi) @nemukin

2)ひきずっている負のイメージ・・・これは逆転の発想で「風俗」を売りにしたらどうか?たとえば過去の黄金町その他の地域の風俗関係の写真などを展示した「横浜風俗資料館」(仮称)をオープンさせる。

2014-08-31 19:16:33
沖田和海(OKITA Kazumi) @nemukin

3)人通りが少ない、目玉がない・・・前記の「横浜風俗資料館」を午前中から深夜までオープンさせる。不規則な生活に慣れている近くのアーチストが交代で常駐し、地元のイベント、店などの案内もする。常駐するのは見栄えのよい若い男女がよい。

2014-08-31 19:17:15
沖田和海(OKITA Kazumi) @nemukin

4)ちょんの間の活用・・・飲食店等の営業は無理なので机一つで出来る商売といえば、占いがよい。タロット占いなど各種占いを網羅し、黄金町を「占いの街」にする。占い館は、神戸に前例があり、黄金町高架下にも占い店がある。 目玉で、ビザ等で問題のない、民族の違う外国人占い師を集めたい(終)

2014-08-31 19:19:39
阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

純粋にまちづくりの観点からは、黄金町がアートの町で在り続ける必要はない。ふつうの下町として、マンションに家族連れが住み、新住民が増えて皆が昔からの下町らしさを謳歌するようになることが理想。それを実現する手段として、アートの町という看板を立てるのでよい。

2014-09-01 01:09:04
阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

アーティストはいい意味で旅芸人なので、その時々、自分の居場所を求めて漂流するのが自然なかたち。

2014-09-01 01:10:20
阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

残存するちょんの間専用建築が、形状の特殊性からアーティスト以外が利用するのが事実上困難であることと、売春を続けたい勢力が見かけで飲食店は偽装できてもアーティストを偽装することはできない、という入居制限の手段として優れているから、黄金町のまちづくりの道具としてちょうどよい。

2014-09-01 01:15:55
阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

実際、アーティストが集まることのできる場所は、日本中にたくさんあり、現代アートの担い手たちは、実際、数ヶ月単位で、さまざまな場所に居を移しながら活動している。

2014-09-01 01:20:36
阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

「黄金町でなくてはならない」ものをもっているのは、黄金町に生まれたり、嫁いできたり、黄金町に新たに居を定めた人たちであり、その人たちのためにまちづくりはあるのが、もっとも自然なこと。

2014-09-01 01:22:54
阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

アーティストの側から黄金町を見ると、まちづくりが進み、安く使える施設が減れば、アーティストのように経済力のないものが町に居ることは難しくなるであろうと予想される。予想が覆されるのは、多くのお金が外から投入され場合だけ。

2014-09-01 01:41:36
阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

現在はアーティストしか使えない建物にアーティストが呼び込まれていて、実際に数十人のアーティストが常時活動し、周辺の居住者が増え、夕方になると、子どもたちが遊べる町になっているので、「アートによるまちづくり」は成功していると思う。

2014-09-01 01:44:55
阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

僕は、黄金町の「まちづくり」は「商業化」ではないと理解しているので、店や来訪者が増えることではなくて、居住者(夜間人口)が増えることを目指していると考えている。居住者が増えてもそれほど昼間人口は増えないので、見た目に人通りが多いかどうかはあまり重要ではないと考えている。

2014-09-01 01:49:31
阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

(どこでも居住地域の人通りは多いものではない。人通りが多いのは商業地域である)

2014-09-01 01:51:39
阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

地理的に近隣に十分な商業地域がある黄金町では、商業化はそもそも目指すべきものではなくて、戦前にそうであったように、問屋と住宅の町であることがもっとも自然。戦後、売春街が肥大したことで「住宅の町」が壊されたから、それを排除して「住宅の町」に戻そうというのが黄金町のまちづくり。

2014-09-01 01:59:14
阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

以上、昨日、まちあるきツアーとトークイベントをやって、改めて黄金町のまちづくりについて、自分の考えを整理してみた。(もいろん、これは阿川の考えであって、町内の住民、アーティストたち、行政、などの考えを代表するものではない)

2014-09-01 02:09:32
恰幅の良い彼 @taputapu

そうか、ついに黄金町界隈から”普通の住宅地がゴール”って本音が出始めたのか。アートで街おこしとか大きくフカして、毎度、誰も観に来ないイベントに税金垂れ流した挙句、子供らをダシに”一定の成果”をあげちゃうってオチね。まぁ、そうなるよな。

2014-09-03 00:10:32
恰幅の良い彼 @taputapu

Twitterなので細部まで伝わらないけど、阿川さんも間違った話をしていないと思う。でもね、当初から我々に語られていた黄金町再生のビジョンとは違うんだよね。そこら辺の気持ち悪さだよね。

2014-09-03 00:40:32
((-u-)) @poqoppoqopop

黄金町は「普通の町」にしたいから、人集まらなくてもいい、てハッキリ山野さんと都市整備局のお偉いさんに言われたの思いだした。黄金町バザールが盛り上がっちゃったら将来アトリエ取り壊してマンション建てたりできなくなるし、注目浴びたくないから広報もちゃんとやらないんだろな〜

2014-09-03 00:46:13
恰幅の良い彼 @taputapu

アートの街という明らかにいんちき臭く輝く看板だったけど、それを見て、黄金町に自分の未来を描いた人だっているんだし、そういう人々の真剣さを無為にしたって罪はある。

2014-09-03 00:50:04
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