ライターゆきのFree!プラス

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

橘真琴生誕祭2014「1117」 #Freeプラス 真琴３年生、モブ子後輩設定 約10000文字 モブ子視点小説に嫌悪感の無い方のみよろしければどうぞ！まこちゃんHappy Birthday！ ----------------… twishort.com/WSTgc

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

「っ、まこ、と」「どうしたの、言って？」そう耳元で囁いた、１拍後に真琴くんの舌が私の耳を這った。普段と違う彼の声、わざとらしい質問、唾液が立てる音、触れられる指。もうどうにかなってしまいそうだ。「ほら、どうしたいの？ねえ声、聞かせて、ほら」 #Freeプラス #夜だから許して

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

「わっ、どうしたの」「まこちゃん充電」まこちゃんの広い胸板にダイブして、頬をすり寄せればまこちゃんの匂いがする。一瞬驚いたまこちゃんだけど直ぐに、その腕で包み込んでくれて。背中をぽんぽんしたり、頭を撫でたり、髪に唇を落としたり。ああ、すごく幸せ。 #Freeプラス 橘真琴/充電

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

「お待たせ」「おう、…っ、部屋、早く戻るぞ」「凛？」温泉から戻ったあいつの手を強く引き、急いで部屋へと引返す。あいつはキョトンとしたまま、わたわたと俺の後ろをついてくる。浴衣姿、可愛すぎんだよ、反則だろ。他の奴に、見せたくないから早く戻りてえ…なんて。 #Freeプラス 松岡凛

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

温泉から上がって凛との待ち合わせ。突然、手を引かれ急ぎ足で部屋に戻った。温泉宿らしい和室、部屋の戸を閉めた瞬間、凛にギュッと抱きしめられて。突然の事にドキドキしながら混乱していると耳元でぼそりと一言。「浴衣、似合ってる…それに、いい匂いがする…」 #Freeプラス 松岡凛

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

「い、い、匂いって」突然落とされた爆弾にかっと顔が熱くなる。そう言えば、凛だって、石鹸の匂い…それに体温もいつもより高い。ぎゅ、一際強く抱き締められた後、ぱっと解放されチュッと唇にキス。「…喉、乾いたな。何か、飲むか」後ろ髪をクシャリとする仕草は凛の照れ隠しで。 #Freeプラス

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

息が白く濁る。小さく身震いをすれば隣を歩く怜くんと腕が触れ合って、心臓が小さく跳ねる。「これ、使ってください」怜くんが使っていたマフラーをそっと巻いてくれて。「温かくなりましたか？…良かったら…その…手も…繋ぎましょう」そっと重ねられた手が温かくて。 #Freeプラス 竜ヶ崎怜

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

｢目、背けんな、こっち見ろ…そうだ｣｢そう、すけくん…？｣｢いい加減気付けよ、鈍感｣何の事、なんて言えなかった。こんな壁際まで追い詰められてそんな目で、見つめられたら。宗介くんの視線で殺されてしまいそうだ。｢…３秒間、待ってやる。逃げたいなら、逃げろ｣ #Freeプラス 山崎宗介

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

｢…逃げねえのかよ｣｢…うん｣｢何されるか分かってんのか？｣｢それでも、いい…宗介くんなら…｣｢…お前、なあ…｣宗介くんが覆い被さる様に私を抱きしめた。その腕は言葉に反してとても優しくて。｢そんな風に言われたら…何も…出来なくなるだろ｣ #Freeプラス 山崎宗介

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

｢雨、止んだかな｣大きな傘の中真琴くんと並んで歩く帰り道。強かった雨足が弱まり、やがて空から晴れ間が覗きはじめた。でも何だか真琴くんとの距離が近くて傘を折りたたまずに、このままいたいな…なんて思っていたら｢…もう少しこのままでいよっか？｣真琴くんが優しく笑うから #Freeプラス

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

冬の張り詰めた空気、海を挟んで見える夜景がとても美しくて。白く濁った感嘆詞、絶景に何故か誇らしげに笑う凛がスッと瞳を細めた。｢この景色をお前に見せたかった、綺麗だろ？｣凛があまりに嬉しそうに言うもんだから、私まで笑顔になって、繋がれた手をぎゅっと握った。 #Freeプラス 松岡凛

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

｢おはよう｣微睡みの中、聞こえる真琴くんの甘い声。カーテンから差し込む光が眩しくて温かい。｢まだ、眠い？｣｢…ん、ちょっとだけ｣｢そっか、今日すごく良い天気だよ…今日は何しよっか？｣ゆっくりと瞳を開けば真琴くんのふんわり優しい笑顔に胸がきゅん、と鳴った。 #Freeプラス 橘真琴

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

｢こんなに良い天気だから散歩もいいだろうし、買い物に行くのもいいよね。モーニング食べに出掛けてもいいし…したい事いっぱいで迷っちゃうよ｣真琴くんが困った様に笑ってみせるから｢お休みだし、全部しちゃう？｣と、笑い返せばぎゅっと抱きしめられて。｢もう、可愛すぎるよ｣ #Freeプラス

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

｢ま、真琴くん｣可愛すぎる、なんて言われて嬉しくない訳がなくてドキドキして顔がカッと熱くなる。｢…早く準備して今日はたくさん遊んじゃおっか？｣頷けば真琴くんが私の事をその腕から開放して｢でも、その前に｣ちゅ、リップ音を立ててキスをひとつ。｢おはよう｣ #Freeプラス 橘真琴

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

「こっち見ろ」キス、出来そうな距離まで私を追い詰めた宗介がそう言った。思わず顔を背けてしまいそうになればそっと頬に触れられ逃げ場を無くされる。「目、見ろ…余計な事考えんな。俺だけ見てろ」痛いくらいの鋭い視線、緑の瞳、その奥深くに落ちてしまいそうになる。 #Freeプラス 山崎宗介

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

「おはよう、真琴くん」うんと唸る声が聞こえてそれからおはよう、と真琴くんが柔らかく微笑んだ。声が少し掠れていて何だか色っぽい。起きるのかな？と思ったらぎゅっと腕が回されて。「寒いから、もうちょっとこうしてたい…ダメ？」なんて。 #Freeプラス 橘真琴

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

ひとっこ１人いない海に来てびゅんびゅん風が吹く中、凛と並んで寄せては返す波を見つめた。海は好きだ。この先に凛が泳ぐ世界があるんだなって感じる事が出来るから。身を寄せあって手を繋いで、１度だけキスをした。そうしたら凛が笑ってみせるのだ。「冬の海も、悪くねぇだろ？」 #Freeプラス

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

悪戯心で怜くんの眼鏡を奪って、かけてみれば視界がぐにゃりと歪んで。返してください、と慌ててる怜くんの顔もぼやけて見える。ぱっと眼鏡を外せば視界も良好、怜くんとばっちり目があって。「…はやく返して下さい…でないと…キス…したく…なるじゃないですか」 #Freeプラス 竜ヶ崎怜

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

｢寒くねえか｣凛の体温と心臓から発せられる熱で、寒いどころじゃない。必死で頷けばよかったと凛が笑ってキスをする。息が乱れる。はだけた洋服、唇の次は首元、そして胸元に。余裕の無い声で｢痕、つけたい｣なんて。そんなの聞かなくたって良いに決まってる。 #Freeプラス #夜だから許して

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

｢真琴くんの目、綺麗な色だね｣｢そう、かな？何だか照れるよ｣柔らかく細められた瞳、深い深い緑色がとても綺麗で思わず魅入ってしまう。｢そんなに見られると恥ずかしいよ｣｢ごめん｣｢…いいよ、その代わりキスしたいな。いい？｣頷けば、真琴くんとの距離はゼロ #Freeプラス 橘真琴

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

手首を強く掴まれ、ああ宗介くんも男の子なんだって唐突にそう実感した。宗介くんの顔がぐっと近付いてああキスするんだ、宗介くんならいいか…と瞳を閉じて数秒後。ぎゅっと抱き締められて。｢逃がすかよ…｣溢すような囁きに胸がきゅっと締め付けられた #Freeプラス 山崎宗介

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

オーストラリアに行くんだ、そう告げた凛の前から条件反射的に逃げ出そうとした私がいた。どこかで世界を見つめる凛に私は相応しくないってずっとそう感じていたから。なのに、こんな弱い私の腕を掴んで凛は言うのだ。｢馬鹿、逃がすかよ…お前が…いいんだ｣ #Freeプラス 松岡凛

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

｢もしもし、｣｢どうしたの？何か、あった？｣｢真琴くんの声、聞きたくなっちゃって｣｢…俺も、君の声が聞きたかったんだ…すごく嬉しい、…今すぐ君を抱き締めたいよ…ってごめん！俺、何言って…｣真琴くんの声が張り詰めていた私を溶かしていく、冬の夜。 #Freeプラス 橘真琴

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

｢凛！おめでとう！！｣誰よりも先に凛にその言葉を伝えたかった。国際電話。凛の努力が実って本当に嬉しい、私、試合見て泣いちゃったんだよって。｢ありがとな、お前の声、聞きたかった…それに、｣｢何？｣｢今すぐお前を抱き締めたい…なんて、な｣ #Freeプラス 松岡凛/かささぎ

ゆき＠ASSで会いましょう @0310yuki_k

首筋を唇が這う感触に吐息が漏れる。声、聞かせろ。宗介がそんな風に煽るから意地を張りたくなってしまって。唇を鎖せば、指でそっと開かされる。｢俺になら、何されてもいいって言えよ｣冷たい声に背筋が凍る。されてもいい、されたい、言えなくて震えた唇に宗介が食らいついた #Freeプラス